みなさん、こんにちは!
編集部の桃香です。
突然ですが、みなさんはスキーなどウィンタースポーツは、お好きですか?
冬が寒く長いスウェーデンでは、ウィンタースポーツは大人気で、スキー場は12月初めころから、4月初めまで、北部のスキー場によっては5月1日まで、スキーを楽しむことができます。
今回のスウェーデンコラム記事・第2弾は、ダーラナ地方にあるスキー場、Romme Alpin (ロンメ アルピン) の体験談をご紹介します!
ストックホルムから気軽に行ける本格スキー場Romme Alpin
ここ数年、スキーにハマっている我が家の長男10歳。
娘5歳もスキーをやってみたい、と言い出したので、私も便乗して30年ぶりに、始めることにしました。
ストックホルム県内のスキー場は、いくつかありますが、規模が小さく息子は不満そうでした。
そこでストックホルムから車で2時間半で行ける、Romme Alpinにも木曜日~土曜日を使って行くことにしました。
Romme Alpinは、ダーラナ地方のBorlängeにあるスキー場で、コンパクトながら本格的なスキーが楽しめます。
ちなみにスウェーデンで、一番大きい&一番人気のスキー場はÅre (オーレ)で、コースは全部あわせると、なんと89コース!!
ですが、ストックホルムから車で7時間半もかかるため、ちょっと週末に・・・という感じでは行けないですね。
ダーラナにあるスキー場Romme Alpinのホテル
ストックホルムから車を2時間半走らせ、Romme Alpinに到着しました。
スキー場の中にホテルが建っているので、スムーズにスキーを楽しむことができます。
泊りではなく、日帰りで車で来る場合も、リフト&発券所の近くに車を止められますので、車の中で着替えて、すぐにリフトに乗ってスキーを楽しめます。
また、まだスキーを始めたばかり&スキーを始めたい、という人のために、超初心者エリアも設置されているので、安心して始められます。
ホテルのエントランスには、ダーラナ地方なだけあり、ダーラナホースがお出迎えしてくれます。
床にもこんなにたくさん!
今回泊まった部屋は、リフトの真向いの部屋で、屋根裏にはサウナがついている部屋が空いていたので、それをチョイス!
値段はシーズンや曜日によって変わるようですが、今回は一泊日本円で約2万円くらいでした。
サウナがついていない部屋の方が、安いです。
子供たちは、早速探検しています。(笑)
部屋からの眺め
続いて、スキー場を紹介します!
ダーラナにあるスキー場Romme Alpinのスキーコース
Romme Alpinには、トータルで50のコースがあり、
- とても簡単→15コース (緑)
- 簡単→18コース (青)
- 中級→7コース (赤)
- 上級→10コース (黒)
があります。
先ほどのホテルの所でも触れましたが、まだスキー板をつけたばかりという初心者には、さらに超初心者エリアが設けられています。
このエリアは座って移動するチェアリフトではなく、滑走式リフトになっており、私と娘もそこで最初は練習しました。
また、この超初心者エリアには、このように上に乗るだけで、バンドが少し上まで連れてってくれるものがあり、小さい子供に最適です。
このバンドはリフト券がなくても乗ることができます。
息子と夫は、ここはつまらな過ぎるため、チェアリフトで上まで登って行きました。
私と娘も、1時間ほど超初心者エリアで練習していたのですが、なんせコースが短いため、何度も何度も滑走式リフトにのらなければならず、ちょっと疲れてきました。
そこで、夫と息子と共にチェアリフトで、みんなで上まで行くことにしました。
でもこのチェアリフト、私はトラウマだったんです・・・
私が10歳のときに、ガールスカウトで新潟のスキー場に行ったとき、初めてで全く滑れず、さらにリフトから降りようとしたときに転び、後ろから来るリフトにぶつかりそうになった恐怖から、スキーはこれまで避けていたんです。
でももう大人ですし、スウェーデンに住むなら、スキーができた方が断然楽しいので、意を決して私も娘と共にトライすることに。
このスキー場のチェアリフトは、6人乗りで、リフト券をかざす扉が5つあります。
リフトは一日で、日本円にすると、一人約6千円でした。
なんとか汗をかきながら、みんなで搭乗成功!
いやあ、乗っちゃえば気持ち良いんですよね。
おお、さすがリフトの下は上級コースだけあって、みなさん颯爽と滑っていきます。
後ろを見ると、結構上がってきたことがわかります。
スウェーデンは、高い山は少なく、平地や森が多いです。
いよいよリフトを降りる時がやってきました・・・(汗)
いやあ怖かったんですが、息子が丁寧におり方を教えてくれたので、ちゃんと転ばず降りられました!
30年のトラウマが消え去った瞬間でした。
やって良かったです!
リフトで上まで登ったは良いですが、今度は降りなくてはいけません。
みんなで緑の初心者コースを通って、私と娘もなんとか、滑り終えることができました。
コースはこんな風に、色別で表示されています。
ここにある黒い標識は、上級コースですので、間違っても私は踏み入れてはいけない領域です。
緑のコースは娘も楽しかったようで、もっとやりたいと言うので、その後も何度も上まで行き滑りました。
途中で他の3人は、ちょっと難しいコースを滑るなどと言い出したため、私は一人初心者コースを滑りました。
この日は木曜日だったこともあって、普段より人が少ないのもあるんですが、たまに気づくとゲレンデに誰もいなく、本当に独りぼっちの時が、ちょいちょいありました。
なんかね、寂しいんでよ、異国の地ですし。
こうなってくると、急に心ともなくなり、今頃みんな何してるのかな、なんて物思いにふけったりします。
さらに転倒すると、私はストックなしで滑っていたので、起き上がるのも時間がかかり、ちょっと滑るのがまた怖くなってきました・・・
すると、なんだか賑やかな声が聞こえてきました。
そちらを見ると、インストラクターを先頭に、4~5歳くらいの子供たちが7~8人縦に並んで、滑ってくるではありませんか!
なんと可愛いのでしょう~!♪
まるで、親ペンギンの後に続いている子ペンギンたちのよう。
そんなことを考えているうちに、一つのアイデアが浮かんできました。
「どさくさに紛れて、私も最後尾について行けば、怖くないし、バレないのでは?」(いや、バレるって・・・)
ちょっと滑るのが怖くなっていた私ですが、子供たちの後に続いてなんとか、滑りきりました。(笑)
ちなみに、他の家族三人は、Junior Parkという、子供に人気のコースを滑っていたようです。
凸凹していて面白そうですよね。
私も次の日滑ってみましたが、面白かったです!
ダーラナにあるスキー場Romme Alpinの休憩所
スキーをずっと滑っていたら、当然お腹がすいたり、ちょっと一息つきたいですよね。
Romme Alpinには、最初にチェアリフトで登ってきたところに、一か所レストランがあり、ランチのほか夕飯も食べられます。
中にはいると、暖炉があり素敵な雰囲気。
お腹がすいていたので、みんなでランチ。
外の景色を眺めながら、ほっと一息つくのも良いですね!
さらにそこから、チェアリフトでまた上に登っていくと、休憩所があり、ここはワッフル小屋と呼ばれるランチや甘いものが食べられるところがあります。
今回そこでは、おトイレ休憩だけして、ワッフルは食べなかったので、次回ぜひ食べてみたいです♪
ホテルの朝食&夕飯はビュッフェスタイル
スキー場は16時に閉まります。
朝から滑っていると、凄く疲れるので、丁度よい時間に感じました。
ホテルの部屋でちょっと休んだら、そのあとは、ホテルのレストランで夕飯の、ビュッフェを食べに行きました。
屋根がたかくて、スキー場って感じです。
メニューはなく、ビュッフェのみ、ということです。
ビュッフェの写真を撮り忘れてしまいましたが、とても美味しかったです!
子供コーナーも設置されており、子供が好きなミートソーススパゲティなどがありました。
料金は、大人一人日本円で、4000円ちょっとだったと思います。
夕飯後は、みんなでサウナに入ってリラックス。
とっても楽しい小旅行になりました♪
さて、今回のコラム記事・第二弾はこんな感じです。
みなさんも、もしスウェーデンでスキーをする機会があれば、参考にしてみてくださいね!