海外旅行で、「観光地をいっぺんにお得に周りたい!」と思ったことはありませんか?
観光地では普通、それぞれのスポットの入場券や使用料を支払わないとならないので、全部を合わせるとかなりの額になってしまいがちですが、それを解決できるお得な方法があるんです!
それは、最近人気急上昇中のGo cityというパスを利用する方法です。
この記事では、海外旅行で観光地をできるだけたくさんお得に周りたい人向けに、Go cityという、各地観光スポットが割引料金でいっぺんに利用できる周遊パスを使って、お得に観光地を周れる方法を紹介していきます。
周遊パスの種類や値段、どの国や都市で使えるか、含まれているものなど、ぜひチェックして上手く活用してみて下さい!
Go city(ゴーシティー)とは?
出典:Go city公式サイト
Go cityの仕組み
Go city(ゴーシティー)は、1999年から周遊パスのみに特化したサービスと展開しており、ヨーロッパやアメリカ、アジア、オセアニア、中南米、中東諸国の観光地をお得に周ることができるサービスです。
Go cityでは、その都市の周遊パスを買えば、有効期間中、その都市のパスに含まれるアトラクションやサービスがいくつも周れるんです!
有名な観光スポットやアトラクションの多くがパスに含まれていますので、観光スポットをより多く周りたい人にとっては、一つ一つのチケットを買うよりも、このGo cityの周遊パスを買った方が、かなりお得に周れる仕組みとなっています。
Go cityが使える国・都市
出典:Go city公式サイト
Go cityがカバーしている、現在利用できる周遊パスは世界30都市、以下の場所があります。
Go cityの周遊パスが使える国&都市
<ヨーロッパ>
アムステルダム、バルセロナ、ダブリン、イェーテボリ、ロンドン、マドリード、パリ、ローマ、ストックホルム、ウィーン
<アメリカ>
ボストン、シカゴ、ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ニューオーリンズ、ニューヨーク、オアフ、オーランド、フィラデルフィア、サンアントニオ、サンディエゴ、サンフランシスコ
<アジア>
バンコク、香港、ソウル、シンガポール
<オセアニア>
シドニー
<中南米>
カンクン
<中東>
ドバイ
Go cityのパスは、このように世界の人気の観光地をカバーしているので、現地でいろいろな観光スポットを周りたい場合、パスを買って周ることで、かなりお得になるのがポイントです!
Go cityの周遊パスには何か含まれているの?
出典:Go city公式サイト
Go city(ゴーシティー)の周遊パスには、観光スポットの入場券をはじめ、他にも現地で人気のサービスも色々と含まれています。
Go cityの周遊に含まれているもの
- 観光スポットの入場料
- 現地ツアーの利用料
- 市内観光バスの利用料
- 料理教室や民族衣装レンタルなど、観光客に人気のサービス利用料
など
都市によって含まれているものが違っていますが、多くの都市の場合、色々な観光スポットの入場料のほか、市内観光バスや、その他観光客に人気のツアーやサービスも周遊パスに含まれていることが多いです。
では、どんな種類のパスがあるのか、パスの種類とおすすめを見ていきましょう!
Go cityの周遊パスの種類&値段
出典:Go city公式サイト
Go cityのパスの種類は基本2種類!
Go city(ゴーシティー)のパスは基本的に2種類あります。
- エクスプローラパス
- オールインクルーシブパス
それぞれ、特徴はこのようになっています。
エクスプローラパス | オールインクルーシブパス | |
---|---|---|
特徴 | 都市によって、いくつかのアトラクションを選んで周遊 | その都市に含まれているアトラクション全てを利用できる |
使用期限 | 60日以内 (最初のアトラクションを使用した日から起算) | 選択した日数分 (最初のアトラクションを使用した日から起算) |
有効期限 | 購入から2年 | 購入から2年 |
値段 | ・都市により、2~10個前後のアトラクションが選べる ・$55~ | ・都市により、1日~7日前後の日数が選べる ・$65~ |
都市によっては、片方のパスしかない場合もありますが、基本的にはこの2種類あります。
それぞれ、簡単に説明をしていきます。
[※パスの値段は、執筆時点での値段を記載しています。]
Go cityのエクスプローラパス
出典:Go city公式サイト
Go cityのエクスプローラーパス(Explorer Pass)は、それぞれの都市の中で好きなアトラクション(観光スポットやサービス)をいくつか組み合わせて利用するパスです。
都市によって違いはありますが、だいたい2個~10個前後のアトラクションから選べ、アトラクションの個数によって値段が変わってきます。
例えば、特に人気の韓国・ソウルを例に見てみると、エクスプローラーパスの値段はこのようになっています(値段は米ドル表記です)。
韓国エクスプローラーパスの値段
- 3個:55ドル
- 4個:69 ドル
- 5個:88ドル
- 6個:98ドル
- 7個:119ドル
そして、エクスプローラーパスを使って、韓国・ソウルのアトラクションで選べるものは、例えばこのようなものがあります。
出典:Go city公式サイト
ソウルのエクスプローラーパス
- ロッテワールド
- 韓国民俗村
- 非武装地帯(DMZ)ツアー
- 南怡島
- N ソウルタワー
- 63ビルデイングの展望台&水族館
- エバーランドのワンデーパス
- ソウルランドのコンボパス
- シティーツアーバス
- 漢江の遊覧船
- ソウルのダーク サイド・ウォーキングツアー
- 観光スポット送迎のシャトルバス
- 韓服レンタル
- 制服レンタル
- レトロ衣装レンタル
- クッキン ナンタ ミュージカル コメディ ショー
- 仁川空港急行列車
- SIMカード
など
観光客に人気のこれらのスポットは、一つ一つの入場券や利用券を買うと、かなりの値段になってしまいます。
ですが、このGoCityのエクスプローラーパスを使って、好きなアトラクションを選んで購入すると、かなりの割引になります!
例えば、この例を見てみて下さい。
出典:Go city公式サイト
人気のDMZツアーやロッテワールド、民俗村、韓服レンタルなど、5つのアトラクションを選んで、半額以上の127ドルちょっとも節約になります。
そして、エクスプローラーパスの場合、使用期間はかなり長めで、60日以内となっていますので、かなり融通がきいて便利なのがポイントです。
次に、できるだけ多くお得に周りたい人に人気の、オールインクルーシブパスの方も見てみましょう!
Go cityのオールインクルーシブパス
出典:Go city公式サイト
Go cityのオールインクルーシブパスは、その名の通り、その都市に含まれているアトラクションのすべてが利用できるパスで、期間を選んで買う形になっています。
都市によって、選べる日数は違っていますが、だいたい1日~7日前後のパスが選べます。
基本的に、オールインクルーシブパスはすべてのアトラクションが利用できるのですが、日数によって、パースバリューと呼ばれる、その日数内に組み合わせができる最高限度額があります。
ですので、その限度額内であれば、何個でも自由に周れる仕組みになっています。
(※ただし、同じアトラクションは1度しか使えませんので、色々なものを組み合わせる形になります)
オールインクルーシブパスの値段は、こちらも例えば、人気の韓国・ソウルを例にあげてみます。
韓国オールインクルーシブパスの値段
- 1日:$65
- 2日:$94
- 3日:$118
- 4日:$138
- 5日:$153
そして、オールインクルーシブパスを使って、韓国・ソウルのアトラクションで選べるものは、例えばこのようなものがあります。
出典:Go city公式サイト
ソウルのオールインクルーシブパス
- ロッテワールド
- 韓国民俗村
- 非武装地帯(DMZ)ツアー
- 南怡島
- N ソウルタワー
- 63ビルデイングの展望台&水族館
- エバーランドのワンデーパス
- ソウルランドのコンボパス
- シティーツアーバス
- 漢江の遊覧船
- ソウルのダーク サイド・ウォーキングツアー
- 観光スポット送迎のシャトルバス
- 韓服レンタル
- 制服レンタル
- レトロ衣装レンタル
- クッキン ナンタ ミュージカル コメディ ショー
- 仁川空港急行列車
- SIMカード
など
都市や時期によって、エクスプローラーパスとオールインクルーシブパスに含まれる内容が若干異なる場合もあるようですが、韓国・ソウルの場合、現時点ではどちらも同じアトラクションになっているようです。
オールインクルーシブパスの場合、選べる個数に制限はありませんので、できるだけ多くのスポットやアクティビティに参加したい人にとって、とってもお得な人気のパスです!
エクスプローラーパスとオールインクルーシブパス、どっちがおすすめ?
では、Go cityのエクスプローラーパスとオールインクルーシブパスでは、どっちがおすすめでしょうか?
結論から言うと、現地でゆったり周りたいか、それともできるだけ多くのスポットを周りたいかによって違ってきます。
Go Cityのパスおすすめ
- ゆっくり周りたい:エクスプローラーパス
- たくさん周りたい:オールインクルーシブパス
現地であまりスケジュールを詰め込まず、ゆっくりといくつかだけ周りたい場合は、好きなアトラクションをピックアップして選べる、エクスプローラーパスがおすすめです。
ですが、現地でできるだけたくさんのスポットやアクティビティに参加したい場合は、パスの日数内であれば無制限で使える、オールインクルーシブパスがおすすめです。
では、そんなGo cityのパスの使い方を説明していきます。
Go cityの使い方
出典:Go city公式サイト
使い方は簡単!
Go city(ゴーシティー)のパスの使い方は簡単です。
Go cityのパスの使い方
- エクスプローラーパスならアトラクションの個数を、オールインクルーシブパスなら日数を選択
- サイト上で支払い
- スマホにGo cityアプリをダウンロードして、パスをスマホにダウンロード(または、確認メールに記載のリンクからパスを自宅で印刷)
- 予約が必要なアトラクションもあるため、事前にサイトで確認をし、予約が必要なものは予約しておく
- 現地で各スポットで、アプリのパスか紙のパスを提示
このように、Go cityの公式サイトからパスを選んで購入して、あとはスマホにパスをダウンロードするか、自宅でプリントアウトして使うだけなので、かなり簡単です。
Go cityのサイトは日本語表示ができる!
Go cityは元々は欧米を中心としたサービスだったため、こんな風に、時々HPが英語表記に切り替わってしまうことがあります。
出典:Go city公式サイト
ですが、こちらの右上の赤枠で囲ってある箇所をクリックすると、言語を選べます。
出典:Go city公式サイト
すると、中から日本語(Japanese)が選択できるようになります。
出典:Go city公式サイト
ここで日本語を選択すると、日本語表記に変わりますよ。
出典:Go city公式サイト
続いて、支払い方法や注意点を見ていきましょう!
支払い方法
Go cityのサイトで支払いができるのは、
- ペイパル
- グーグルペイ
- Apple Pay
- クレジット / デビットカード
となっています。
現地では、スマホでパスを提示するか、もし自宅でプリントアウトした紙のパスがあれば、そちらを提示しても使えます。
スポットによって、提示するだけで入場できるものもあれば、現地で引き換えチケットをもらう場合もあります。
Go cityのパス利用時の注意点!
事前予約が必要なアトラクションは予約を忘れずに!
パスを利用するにあたって、まず注意する必要があるのが、アトラクションによっては、事前予約が必要なものがあることです。
特にツアーや体験型のアクティビティには、事前予約が必要なものがありますので、先にサイト上で確認をして、そこで予約をしておくようにしましょう!
このように、サイトでそのパスで予約が必要なアトラクションの一覧を確認することができます。↓
出典:Go city公式サイト
ちなみに、このページも、よく英語表記になってしまっていることがあるのですが、いつものように右上の言語切り替えのところをクリックすれば、日本語表記にできるので大丈夫です!
これらの予約が必要なもの以外のアトラクションやサービスは、現地でそのままパスを見せれば、そのまま入場できる(または場所によっては、現地でチケットに引き換え)ようになっています。
パスの有効日数は24時間制ではなく、日にちでカウントされる
もう一つ、Go cityのパスを利用する際に気を付ける必要があるものが、パスの有効日数です。
パスは、最初のアトラクションを使った時点から有効化されます。
ですが、例えば3日パスの場合、最初のアトラクションを使用した時間から起算して3日間有効なのではなく、その日のうちの何時に使用したかに関わらず、最初のアトラクションを使用した日が1日目としてカウントされます。
つまり、もし最初のアトラクションを使用したのが、とある日の朝10時だったとしても、また、夜の8時だったとしても、どちらにしてもその日が最初の日として、そこからカウントされ、その日が終わると、1日目のパスは消費されたことになります。
ですので、もしできるだけ多く周りたいのであれば、初日のできるだけ早い時間からパスを使うようにするのがおすすめです。
まとめ
海外旅行でお得に観光地を周れる、ゴーシティー(Go city)周遊パスが使える都市や種類、アトラクションの内容、値段、使い方などを紹介しました。
Go cityのパスの種類は2種類、エクスプローラーパスとオールインクルーシブパスがあります。
ゆっくり周りたい人にはエクスプローラーパスが、できるだけたくさん周りたい人にはオールインクルーシブパスがお得になります。
観光地で2つ以上観光スポットを周る場合、Go cityのパスを買って利用した方が割引になりますので、とってもおすすめですよ!