ウユクリーム(ホワイト ミルククリーム)は3CEの商品で、塗ると肌の色が白く見えると大人気ですね。
そんなウユクリームですが、実際の効果はどうなのでしょうか?また、ニキビ跡には効果があるのでしょうか?
ウユクリームにはいくつか種類があり、青(水色)のパッケージのものやピンク色のものもあって、何が違うのかわかりずらいところがあります。
そこで、ウユクリームの種類の違いやどれがいいのか、こちらも検証してまとめてみました。
ウユクリームの効果について
ウユクリームとは
ウユクリームとは、韓国語で「牛乳クリーム」の意味で、牛乳タンパク質が含まれている白いクリームです。
フタを開けるとほんのりとミルクバニラのような良い香りが漂うクリームで、肌に塗るとスーッと伸びてしっとりします。
こちらはウユクリームの生みの親、3CEの公式サイトの情報で、ウユクリームにはこういった効果があるとされています。
[出典:STYLENANDA]
牛乳タンパク質エキスが50%含まれており、その他にもビタミンEやカカオシードバターが入っています。
そのため、このウユクリームを塗ることによって、肌が白く見え、スルスルな均一な肌に見える効果があるとされています。
そこで、実際にそういった効果があるのか、試してみました。
ウユクリームの実際の効果
瞬時にワントーンアップ
ウユクリームを少量手に取って塗ってみると・・・
肌にスーッとクリームが馴染んで、しっとりします。
左手だけにウユクリームを塗ってみました。少量でかなり伸びます。
塗った瞬間に肌色がワントーンアップしているのが感じられます。また、クリームを塗ったことによって表面も細かい肌のしわが目立たず、なめらかに見えます。
ですが、持ちはどのくらいなのか、そこも気になりますよね。
ウユクリームの持続性 - 持ちはどのくらい?
実際にウユクリームを塗ったまま試してみたところ、私の場合はその日はずっと、塗った個所がスルスルの、白くきめ細かく見える状態が続いていました。
それほど不自然な白さではなく、ウユクリームを塗っていない他の場所と比べるとキレイだな、というくらいの自然な感じです。
ですが、なぜウユクリームはこのように肌の色がワントーンアップするのか、ちょっと不思議ですよね。
その理由は、ウユクリームに含まれている成分「酸化チタン」にあるようです。
この酸化チタンというのは白色の顔料で、紫外線散乱剤として多くの日焼け止めに使われている成分です。
日焼け止めを塗ると肌が白くなったりますが、この酸化チタンの白色の顔料によるものなんですね。
また、この酸化チタンによって肌の表面が覆われ、紫外線が反射させられるため、肌の表面がなめらかにキレイに見えるという効果もあります。
この酸化チタンの安全性については、賛否両論あるようです。
酸化チタンが危険なのかどうかについてはこちらの記事で触れていますので、あわせて参考にしてみてください。
ウユクリームで言われている美白効果についてまとめてみると、酸化チタンの成分により、ウユクリームを塗っている間は肌の色が白くワントーンアップして見え、キレイに見える、ということだと言えます。
私の場合、つけてその日はずっと白いままだったので、持ちは結構いいかなと思います。
ただ、クリームは落とせば当然消えてしまいますので、そういう意味での持続性はないようです。
ですが、外出時などに肌を白くキレイに見せたいという場合は、効果的だと感じます。
ウユクリームでニキビ跡が隠せるかどうか
ウユクリームの効果ですが、ニキビ跡も隠せるのでしょうか?
上で見て来たように、ウユクリームは塗った瞬間に肌色が白くなったように見え、肌の赤味が抑えられます。
また、シワや若干のデコボコもなめらかに見えるため、ニキビ跡も完全ではないですが、かなりカバーされるという印象です。
口コミなどを見ても、それほどひどいニキビ跡でなければ、ウユクリームだけでもキレイにカバーできるという意見が多いですし、かなりの跡の場合、ウユクリームにプラスしてファンデーションなどでカバーすれば、かなり違って見えるようです。
さて、そんなウユクリームですが、水色やピンクなどパッケージが色々あって、何が違うのかわかりずらいところがあります。
続いて、ウユクリームの種類について見て行きましょう。
ウユクリームの青(水色)とピンクの違い - どっちがいい?
ウユクリームの種類
ウユクリームはいくつかのブランドから出ており、パッケージの色や名称も少しづつ違います。
3CE
ウユクリームは、もともとは3CEが出して大ヒットした商品で、パッケージは青(水色)のものです。
ウユクリームといえば3CEのため、ウユクリームはすべて3CEが出しているものだと思われやすいのですが、実は3CEのウユクリームは1種類、この水色のパッケージのみなのです。
それ以外のウユクリームは、他の会社のものになります。
こちらの3CEのウユクリームは本家本元だけあって、一番人気です。
ベリサム
ベリサムは韓国のコスメブランドで、White In Whipping Cream(ホワイト イン ホイップクリーム)という名前のウユクリームが出ています。
ピンクのパッケージが特徴で、9種類の天然保湿成分入りです。
こちらも、3CEに次いで人気です。
レッツ・スキン
ある時、新大久保に行ってみると、3CEのウユクリームっぽいけれど微妙に違う商品を発見しました。
店員さんに聞いてみると、東京・新大久保のコリアンタウンのブランド、Let's skinから出ているWhite Milk Cream(ホワイト ミルククリーム)という商品とのことでした。
こちらは青(水色)のパッケージで、のウユクリームのパッケージととても似ており、また韓国コスメの「It's Skin」の名前とも似ており、個人的にはちょっと微妙に感じました。
一応通販にもあったため、こちらに載せておきますが、個人的には3CEのが質が良いため、3CEの方がおすすめです。
プレティ
韓国のコスメブランド、Prreti(プレティ)からはPure White Milk Cream(ピュアホワイト ミルククリーム)が出ています。
パッケージに書かれている文字の色はピンクで、他のブランドのウユクリームのパッケージとはちょっと違い、縦長でチューブ型となっています(ポンプ型のものもあり)。
青(水色)とピンクのウユクリーム、どっちがいい?
このように色々なブランドから類似品が出ていますが、どれがいいのでしょうか?
上であげた4つのブランドのウユクリームを整理してみます。
3CE(ホワイト ミルククリーム) Let's skin(ホワイト ミルククリーム) | |
Berrisom(ホワイト イン ホイップクリーム) Prreti(ピュアホワイト ミルククリーム) |
青(水色)のパッケージは3CEと新大久保のブランドLet's skinのもので、ピンクのパッケージはベリサムとPrretiです。
この中で特に人気なのは、3CEとベリサムのようですが、4つの商品の違いについて簡単に特徴をまとめてみました。
ブランド | テキスチャー | 香り | 特徴 | 値段 |
---|---|---|---|---|
3CE | しっとり | ミルクバニラ | 少量で肌色が白く見える 持ちが良い アレルギーテスト済み | 2,500円~4,000円程 |
ベリサム | サラサラ | フローラル系 | ナチュラルな白さ しわ改善・天然保湿成分入り | 1,500円前後 |
Let's skin | スルスル | 柑橘系 | 控えめな白さ 低価格 | 980円~1,500円前後 |
Prreti | しっとり | ピーチ | チューブで使いやすい 自然な白さ 白い花のエキス入り | 730円~1,300円前後 |
口コミなどを総合して見てみると、それぞれの商品はこんなタイプに向いているようです。
3CE
- しっかり肌を白く見せたい
- しっとりした質感が欲しい
- 本家本元の商品を使いたい
ベリサム
- ナチュラルに肌の白さを見せたい
- サラッとした使い心地がいい
- ある程度安くウユクリームを使ってみたい
Let's skin
- とにかく低価格でウユクリームを使ってみたい
Prreti
- 衛生面を考えてチューブ型のものを使いたい
- 低価格でウユクリームを使ってみたい
3CEは値段は一番高いですが、その分やはり肌が白く見える効果は一番で、持続性も他の商品と比べて長めです。
また、成分もしっかり表示されているため、良質なものを求めるのであれば、3CEのものがおすすめです。
ベリサムは、3CEに比べると若干トーンアップの効果は低めのようですが、口コミで見ると満足している人も多いようです。
そのため、比較安い値段でナチュラルに白く見える効果を求める人におすすめです。
ところで、上で紹介したウユクリームの他にも、ウユクリームのように塗るだけで素早く肌のトーンアップが演出できる、シロモチクリーム(ペクソルギクリーム)というものもあります。
ウユクリームのようにサッと一塗りするだけで、瞬時にトーンアップされた透明感ある肌色に見せることができ、韓国の芸能人も愛用していることから、韓国で大人気となっている商品ですが、日本でもアマゾンなどのレビューでも高評価のアイテムです。
顔にも全身にも使え、すっぴん使いだと素肌美人に見えますし、メイクに合わせると、より色白で透明感あるK-POPアイドルのような肌が素早く作れちゃう優れものなのです。
一本持っておくと日常でかなり助かるので、ウユクリームだけでなく、このシロモチクリーム(ペクソルギクリーム)もかなりおすすめですよ!
こちらのペクソルギ(シロモチクリーム)の実際の使用感や写真つきレビュー、おすすめの使い方についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、こちらも参考にして見て下さい。
ちなみに、ウユクリームを一度実際に店舗で試してみたいという方は、3CEの店舗で試すことができますので、お店に行ってみるのもおすすめですよ。店舗情報はコチラです ↓
まとめ
ウユクリームの効果について、まとめてみました。
ウユクリームは塗った瞬間に肌の色が白く見えるようになり、ワントーンアップします。そのため、クリームを塗ったことで肌の赤味が薄くなり、しわやニキビ跡も目立たずキレイな肌に見えます。
肌が白く見える効果の持続時間は、個人個人や環境条件によっても変わってくると思いますが、私の場合は8時間ほどは持続していました。
ただ、クリームを落とすと元の肌の色に戻りますので、そういう意味では効果は一時的なものだと言えます。
ウユクリームは3CEのほか、今ではベリサム、新大久保のブランド・Let's skin、そしてPrretiがあり、その中でも特に3CEとベリサムのものが人気です。
パッケージの色別では
- 青(水色):3CEとLet's skin
- ピンク:ベリサムとPrreti
となっています。
どれが良いかは、
- 質を求める場合 → 3CE
- 比較的安い値段でナチュラルな白さ → ベリサム
- とにかく安く試したい → Let's skin
- 持ち運びでき、安く使いたい → Prreti
といった基準で選んでみると良いでしょう。
[協力:Aerin|編集:運営スタッフ]