タイ・バンコクには2か所国際空港がありますが、その中でもLCCなどが多く離発着するのがドンムアン空港です。
今回は、そんなドンムアン空港の活用法をご紹介します。
空港内での両替や時間・暇つぶしとして、シャワーや仮眠・食事ができるところや、喫煙所、マッサージ、お土産が買える免税店、WifiレンタルやSIMなどおすすめもご紹介しています。
また、深夜に到着した場合などに便利な、ドンムアン空港近くのホテルもご紹介。実際に宿泊した体験談も載せています。
その他、ドンムアン空港からバンコク市内までタクシーやバス、鉄道(電車)での行き方などアクセス方法も解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
タイ・バンコクのドンムアン空港とは
タイ・バンコクにはスワンナプーム国際空港とドンムアン国際空港の2つがあります。
ドンムアン空港は、LCCなど格安航空会社が主に離発着をする空港で、ターミナル1が国際線、ターミナル2がタイの国内線となっています。
まず、日本人旅行者がドンムアン空港を利用するケースは、主に2パターンあり
- 日本からバンコクに行く場合
- バンコクから日本に帰る場合
となります。
それぞれのケースでは、ドンムアン空港で何をしたいかが異なってきますので、それぞれのケースで必要なことやおすすめについて順に解説をしていきます。
必要な個所を早く読めるよう、それぞれご自身が興味のある箇所をクリックして読み進めて下さい。
ではまずは、日本からバンコクに行く場合のドンムアン空港の活用法から解説をしていきます。
日本からバンコクに行く場合のドンムアン空港の活用法
日本からタイ・バンコクに行き、ドンムアン空港に着いた方が必要なことと言えば、
- 入国審査&入国カードを書く
- 両替をする(またはATMでキャッシング)
- WiFiをレンタルするかSIMカードを購入する
- 深夜に着いた場合、ドンムアン空港近くのホテルに宿泊または仮眠する
- ドンムアン空港からバンコク市内まで移動する
などがあげられます。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
1.入国審査&入国カードを書く
どの国でもそうですが、外国の空港に着いたらまず入国審査を通らなければなりません。
タイでももちろん入国審査があり、そのために入国カードに記入しておく必要があります。
タイの入国カードの場合、なぜか年収を書いたりと、ちょっと変わった項目もあります。
タイの入国カードの書き方については、こちらの記事で写真つきで詳しく解説してありますので参考にしてみて下さい。
無事入国審査を通過したら、今度は両替が必要になります。
2.ドンムアン空港で両替をする(またはATMでキャッシング)
日本とタイとどちらで両替するのがお得?
タイでは通貨はタイバーツが使われていますが、日本国内で両替するとかなりレートが悪くおすすめできません。
そこで両替はタイ現地でするのが良いのですが、問題はバンコクの空港のレートも日本に比べればまだ良いものの、バンコク市内で両替するよりもレートが悪くなっています。
ですが、ドンムアン空港からバンコク市内まで移動するのにタイバーツが必要になりますので、とりあえず空港では必要最低限のお金を両替するのがおすすめです。
ドンムアン空港の両替所でおすすめは?
両替の場所
よく、ドンムアン空港では入国審査直後にある両替所はレートが悪く、出口から出たあと空港のロビー内にある両替所の方がレートが良くおすすめ、といった話を聞きます。
ですが、実際に行って調べてみたところ、入国審査直後にある両替所でも、ロビーにある両替所でも、どこもレートは同じでした。
ただ、入国審査直後にある両替所は多くの人が並んでいて混み合う傾向がありますので、落ち着いて両替をするためにも、出口から出て到着ロビーに着いてから両替する方がおすすめです。
到着ロビー内にある両替所は数多くあり、出口を出たすぐ左側をはじめ、あちこちにあります。
2019年2月時点では、どこも基本的にレートは同じでしたので、どこで両替しても良いでしょう。
特に、空港内では必要最低限の金額だけを両替するため、例えレートに若干の差があったとしても、全体として大した差にはなりません。
その分、手短に必要な分を両替し、時間を他に使った方がスムーズですしおすすめです。
両替所の営業時間は?深夜の場合はどうする?
深夜に到着の場合、空港でも両替所は閉まっていることが多く、不安に感じる方もいるかと思います。
ですが、ドンムアン空港の場合、24時間営業の両替所も複数ありますので、心配はいりません。
例えば、到着ロビーを出たところの近くの両替所は24時間開いています。
ドンムアン空港のATMはどこにあるの?
上では原因を両替する方法についてご紹介しましたが、中には両替ではなく現地でATMからキャッシングをする方もいるかと思います。
両替のレートや手数料などを考え、近年、この現地ATMを利用したキャッシングが旅行者の間で密かに人気となっています。
ドンムアン空港内には、到着ロビーにも数多くのATMがあります。
タイの主要な銀行のATMがあちこちにありますので、すぐに見つかりますので心配はいりません。
タイの通貨が手に入ったら、多くの場合、次にWiFiをレンタルするかSIMカードを買いたいかと思いますので、おすすめの方法を解説していきます。
3.WiFiをレンタルするかSIMカードを購入する
海外旅行するには、近年ではWiFiをレンタルするのが一般的ですが、タイを始め東南アジアの場合、WiFiレンタルよりもSIMカードを購入する旅行者の方が多いようです。
そこで今回は、タイでWiFiレンタルとSIMカード購入の両方を試してみました。
その中でおすすめの方法は
ポイント
- 容量を気にせず、普段通りにネットを使いたい(ネット検索やインスタ使用のほか、YouTube動画の視聴なども含む)場合→ WiFiレンタル
- 短期間の旅行で、旅先ではネット検索やGoogle Mapなど簡単な機能しか使わない 場合→ SIMカード
と言えるでしょう。
それぞれ、順に詳しく見てみましょう。
WiFiレンタルがおすすめのケース
日本で普段ネットを使っているように自由にネットを使いたい場合、SIMカードよりも圧倒的にWiFiレンタルがおすすめです。
普段、データ使用量に関してはあまり意識していない方が多いかと思いますが、多くのWiFiやSIMカードの容量制限つきのプランだと、YouTube動画などは実は数分見ただけであっという間に容量を超えてしまいます。
限度を超えてしまうと、その後はスピードが非常に遅くなり、実質は使い物にならなくなってしまいます。
今回、タイには1カ月弱滞在するため、まずドンムアン空港で30日間7GBのパッケージのSIMカードを買ってみました。
ところが、店員の方の不手際(むしろ確信犯・・・?)によるトラブルがあり、夫のSIMカードが早くも3日目から全く使えない状態となってしまいました(そうなった経緯や詳しくは、別の記事で解説をします)。
7GB使えるはずのパッケージなのに、まだ150MBちょっとしか使っていなかったのですが・・・。
↑ 目の前で堂々と詐欺をはたらく店員さん・・・
どうやら、こちらが外国人ということで店員の方がごまかしをしていたようで、後日SIMカードの会社であるAISに直接相談をして原因を確認してもらったところ、お店から返金をしてもらうか、それに応じないようであれば警察に通報した方が良いとのアドバイスをもらいました。
また、警察での事情聴取の際、参考人としてAISのスタッフが証言してくれるとも言ってくれたのですが、市内から再度ドンムアン空港まで行き、店員(あまり英語が得意でない)の方とやり取りするのは骨が折れそうです。
結局、今回は時間と労力を考えると諦めた方が賢明だと感じ、別のSIMに変えたのですが、タイ語ができない外国人の場合、このようなこともあり得ますので注意が必要のようです。
また今回AISのサポートとは、英語の長文メールで15往復ほどやり取りをしてやっと原因が明らかになったため、何かトラブルがあった場合は英語での対応が必要となってしまいます。
そういったことを考えると、英語に自信がある方は現地でSIMを買うのもおすすめ(今回のようなトラブルを避けるためにも、できるだけSIM会社の直営店で購入する方が安全)ですが、そうでない場合やSIMフリーでないスマホをお持ちの場合などは、WiFiレンタルの方がスムーズだと言えます。
特に、サービスがしっかりとしているWiFiを日本からレンタルまたは現地受け取りできるよう、あらかじめ予約していく方法がおすすめです。
タイで使えるWiFiレンタルサービスは色々ありますが、レンタル料が安くサポート体制もしっかりしている会社でおすすめは
- kkdayのWiFiレンタル
- タイデータ
の2社になります。
kkdayのWiFi
kkdayのWiFiの場合、日本で予約をし、当日ドンムアン空港のロビーで受け取ることができます。
場所は、この下で解説をする荷物預り所と同じ場所で、荷物預り所は、ドンムアン空港の2階、ターミナル1とターミナル2の連結部分にあります。
予約は2日前までにする必要がありますので、時間に余裕をもって予約をしておきましょう。
さすがWifiだけあって、ネット検索はもちろんのこと、試しにYouTube動画で4Kのものを長時間見てみたりもしましたが、画質もきれいで途切れることなく、非常に使い勝手が良かったです。
とにかく容量を気にせずガンガン使いたい方に特におすすめです。
タイデータのWiFi
タイデータはレンタル料一日590円、しかも容量無制限です。
タイデータを提供しているグローバルモバイルは、タイだけでなく他の国々でも同じように格安のWiFiレンタルを提供しており、どれも評判が高いです。
実際、以前にカスタマーサポートにお世話になった際、とても親切で丁寧で助かりました。
日本で予約をし、自宅に発送もしてもらえるほか、国内の主要空港でも受け取りが可能で、大変便利です。
では続いて、ドンムアン空港に深夜に着くなどし、空港でシャワーや仮眠、または1泊できる場所を見てみましょう。
昼間到着する方は、この項目は読み飛ばして次の「ドンムアン空港からバンコク市内までの行き方&アクセス方法」をお読み下さい。
4.ドンムアン空港でシャワーや仮眠・ホテルに宿泊する方法
ドンムアン空港で休みたい場合、短時間なのか1泊なのかによっておすすめの施設が異なります。
- 短時間、またはシャワーのみ:Sleep Box(スリープボックス)
- 1泊する場合:Amari Hotel(アマリホテル)
順に見ていきましょう。
Sleep Box(スリープボックス)でシャワーや仮眠・休憩
ドンムアン空港でシャワーを浴びたい場合、または1時間~数時間だけ休憩したり仮眠をとりたい場合、おすすめなのがSleep Box(スリープボックス)です。
料金は
- シャワーのみ:300バーツ(約1,050円)
- 休憩・仮眠(6時~20時):1時間500バーツ(約1,750円)、その後1時間は追加で300バーツ(約1,050円)
- 休憩・仮眠(20時~6時):最初の3時間1,500バーツ(約6,300円)、その後1時間は追加で300バーツ(約1,050円)
- 宿泊(20時~6時):2,500バーツ(約8,750円)、プラス200バーツ(約700円)で食事券
- 2人利用の場合、2人目は追加で300バーツ(約1,050円)
[※こちらの料金は、2019年2月時点のものですが、今後変更になる可能性もありますので、参考程度に見て下さい]
休憩・仮眠の場合、料金は1時間あたりで計算され、シャワー&ベッド付きの小さな部屋を借りる形になります。
シャワーだけの場合、シャワー室があるわけではなく、部屋1室の中のシャワーを使う形になります。
このように、シャワーだけや短時間での休憩・仮眠であればまあまあの値段なのですが、1泊するとなると高くなりますので、そのような場合は次におすすめするAmari Hotel(アマリホテル)がおすすめです。
Amari Hotel(アマリホテル)で1泊する
アマリホテルは、到着ロビーを出てすぐのところにあります。
Amari Hotelは空港直結のホテルで、立地は抜群、部屋も明るくきれいでおすすめのホテルです。
ですが、一番のポイントは朝食のブッフェです。
これまで、バンコク内を含む様々なホテルに宿泊したことがありますが、Amari Hotelの朝食ブッフェは本当に良かったです。
この価格帯のホテルでこの朝食は素晴らしく、とてもおすすめです。
タイ特有のココナッツミルク焼きやバタフライピーのドリンク、スモークサーモンなど、なかなか他の朝食ブッフェにはないものも数多くそろっています。
ホテルのスタッフも皆とても親切です。
次回またドンムアン空港で1泊することがあれば、その時もまたアマリホテルに泊まりたいと感じたほど、おすすめのホテルです。
それでは、いよいよドンムアン空港からバンコク市内まで移動する方法について見ていきましょう。
5.ドンムアン空港からバンコク市内までの行き方&アクセス方法
ドンムアン空港からバンコク市内まで移動するにはいくつかアクセス方法があり、タクシーをはじめ、バス、鉄道(電車)があります。
それぞれメリットとデメリットがあり、どういった方に向いているか、まず簡単にまとめてみます。
タクシーでバンコク市内まで行く場合
メリット
- 深夜でも早朝でも利用可能
- 荷物が多くても楽に移動できる
- 乗り換えなく、宿泊先まで着くので楽
デメリット
- 他の交通手段に比べ、料金が高い
- 一般道路を利用する場合、市内までは200バーツ/約700円前後、約1時間かかる
- 高速道路の利用の場合、市内までは350バーツ/約1200円前後、約30分かかる
- 高速道路を経由していく場合、乗客が負担する必要あり
- 空港使用料として、50バーツ(約175円)を余計に支払う必要がある
私たちは一度、バンコク市内までタクシーで行ったことがあるのですが、その際は高速道路を経由して行ってもらいました。
高速料金というと高そうなイメージですが、実際は数百円ほどで、それほど高くはありませんでした。
そのため、特に朝や昼~14時頃、夕方などの渋滞が酷くなる時間帯であれば、高速で行くのがおすすめです。
バスでバンコク市内まで行く場合
メリット
- 所要時間も比較的短く、料金も安い(30~50バーツ/約105円~175円)
- 宿泊先がMRTやBTSの駅の近くにある場合、バスが停まる最寄り駅まで行ける
デメリット
- 初めてタイを訪れるなど、土地勘がないとどの路線を利用したら良いのかわかりずらい
- 停留所の車内アナウンスがないため、途中の停留所で降りるには注意が必要
- ドンムアン空港のバス乗り場でも英語が通じないことも少なくなく、どのバスに乗れば良いのか係員に訊いても解決しないことがある
ドンムアン空港のバスのシステムは、一見とてもわかりずらいのですが、旅行者にとって比較的利用しやすいのが、エアポートバスです。
エアポートバスは行先やルートによってバスが異なっており
エアポートバスの路線
- A1:BTSのモーチット駅経由、モーチットバスターミナル行き
- A2:BTSのモーチット駅経由、ビクトリーモニュメント(戦勝記念塔)行き
- A3:BTSのラチャダムリ駅経由、ルンピニー公園行き
- A4:カオサン経由、サナームルアン(王宮前広場)行き
となっています。
A1バスのみ5分に1本と、しょっちゅう来ますが、他のルートのバスだと20~30分に1本の間隔で運行しています。
エアポートバスの乗り場は、ドンムアン空港の1階(到着して出た階)の6番出口から出ると見つけやすいです。
上のデメリットのところでも触れたように、バスでは降りる停留所の車内アナウンスがありません。
そのため、途中で降りるのが難しそうであれば、運転手さんに行先を告げておいて教えてもらうか、またはGooge MapでGPSをつけておいて、地図で目的地近くになったら降りるようにするとより確実です。
鉄道(電車)でバンコク市内まで行く場合
メリット
- 料金が非常に安い(市内のフアランポーン駅まで席のクラスにより、5バーツ~21バーツ/約18円~74円)
- タイならではの列車の雰囲気が体験できる
デメリット
- かなり年季の入った列車で、さらに混んでいることが多い
- 3等席などクラスによってはエアコンがなく、蒸し暑い
- 列車がよく遅れたり、途中で長時間ストップしたりすることがある
ドンムアン空港からバンコク市内までは、鉄道でも行くことができます。
この鉄道、なかなかレトロな雰囲気で味があり、一度は乗ってみると面白いですよ。
ただ、「空港から出ている鉄道であれば、成田エクスプレスのようなものかも」などと期待すると驚くことになります。
長距離を走る鉄道ですが、成田エクスプレスや新幹線のようなものではなく、レトロな感じのかなり年季の入った列車です。
そのため、快適さには欠けますが、ある意味では貴重な体験で面白いと思います。
ただ、スーツケースなど大きな荷物を持っている場合、無謀だとも言えます。
というのも、鉄道の車両に乗るのに結構な高さがあり、車両に備え付けの階段を登って上がるのですが、女性だと結構大変です(私はリュックだけを背負って乗ったことがあるのですが、それでも結構大変でした)。
そのため、とてもではないですが、スーツケースも一緒に持って登るなんてことはできません・・・。
列車に何とか乗れたとしても、今度は列車内の通路が非常に狭く、小さめのスーツケースを縦にしてやっと何とか通れるか・・・といったくらいの細さのため、席までスーツケースを持っていくことができません。
かといって、成田エクスプレスなどのように荷物置き場があるわけでもなく、荷物の置き場に困ってしまいます。
ただ、ドンムアン空港からバンコク市内のホテルまで荷物を送ってくれるサービスもあります。
1,000円ほどで送れますので、荷物なしで鉄道に乗ったり、その足で一足早くバンコク観光をしたい方におすすめです。
結論として、荷物が少ない場合は、タイの鉄道も一度は体験してみると面白いと言えます。
ただ、荷物が多い場合、やはり上でご紹介したタクシーまたはエアポートバスで行くのがおすすめです。
では続いて、バンコクでの滞在を終え、これから日本に戻る方向け用に、ドンムアン空港の活用法をご紹介していきます。
バンコクから日本に戻る場合のドンムアン空港の活用法
バンコクでの滞在を終え、日本に戻るのにドンムアン空港に行く場合、場合によっては早く空港に着いてしまうこともあります。
そういった場合、どう時間をつぶしたらいいのか気になる方もいるでしょう。
そこで、ドンムアン空港で暇つぶしをする方法をいくつかご紹介します。
ドンムアン空港で時間つぶし&暇つぶしの方法
早めに空港に着いたとしても、あまりに早いとチェックインカウンターが開いておらず、チェックインできません。
そのため、まずはチェックインできる時間になるまで(目安は、出発の2時間前ほど)空港内のロビーで時間をつぶし、チェックイン後は中に入って出国手続きを済ませ、そこで暇つぶしをすると良いでしょう。
ドンムアン空港で時間をつぶす方法としておすすめなのは、例えば
- 荷物を預ける
- お土産を買う
- 食事をする
- シャワーや仮眠・休憩をとる
- マッサージを受ける
- 展望台でゆっくりする
- 喫煙をする(喫煙者の場合)
- 免税店めぐり
などがあります。
では、それぞれ見ていきましょう。
ドンムアン空港の荷物預り所で荷物を預ける
もしチェックインまでに何時間も時間があまっていて、その間に空港内でお土産を買ったり食事をしたりのんびり過ごすのであれば、一旦荷物を荷物預り所に預けてしまうのも手です。
大きなスーツケースを持ち歩くのは面倒のため、荷物を預けてしまえば身軽に動けます。
荷物預り所は、ドンムアン空港の2階、ターミナル1とターミナル2の連結部分にあります。
ただ、この荷物預り所は結構人気で、時間帯によっては混雑していることがあります。
そのため、チェックイン前に荷物を取りに行く際は、少し時間に余裕を持って行く方が安心です。
次に、ドンムアン空港でお土産を買うのにおすすめのお店をご紹介します。
ドンムアン空港でお土産を買う
お土産は、チェックイン前にドンムアン空港のロビーでも買えますし、チェックイン&出国審査の後でも買うことができます。
ただ、チェックイン&出国審査の後だと免税店になり、ブランドものや比較的高価なお土産が多くなります。
そのため、より「庶民的」なお土産の方がよければ、チェックイン前のロビーでお店を色々と回ってみるのがおすすめです。
個人的に、ドンムアン空港で特におすすめのお店は
- Royal Project(ロイヤルプロジェクト)
- 7 Eleven(セブンイレブン)
です。
Royal Project
Royal Project(ロイヤルプロジェクト)はタイ王室がプロデュースしているお店で、野菜、飲み物、お茶、ドライフルーツ、お菓子、石鹸、コスメ、アロマなど、タイ産100%の様々な商品が売られています。
また、オーガニック商品も豊富で、高品質なのに値段が手ごろですので、自分用にもプレゼント用にもとてもおすすめです。
私はロイヤルプロジェクトのラベンダーシャンプーを愛用しているのですが、日本であればとてもこの値段では買えませんので、ここタイではとても助かります。
ちなみに、空港にあるロイヤルプロジェクトのお店で買うと、買うときに品物によっては「Check-in? Luggage?」などと訊かれることがあります。
それは、例えばシャンプーやアロマオイルなど、液体のもので100mlの容量を超えるものは機内持ち来いができないため、それを懸念して訊いてくれるのです。
せっかくお土産を買っても、機内持ち込みができないのではそのまま捨てることになってしまいますので、液体のものを買う場合、必ずチェックイン前に買い、スーツケースなどの預け荷物の中に入れるようにしましょう。
情報まとめ
- 場所:ドンムアン空港のターミナル1の3階(出国ロビー)
- 営業時間:06:00~19:00
7 Eleven(セブンイレブン)
言わずと知れたコンビニ、セブンイレブンですが、バンコク市内にもあちこちにありますね。
ドンムアン空港でもセブンイレブンはあり、「最後にあのタイのお菓子を買って行きたい」「タイの足裏シートを買っておきたい」などといった場合に、便利に買い物ができます。
情報まとめ
場所:ドンムアン空港のターミナル1の1階(到着ロビー)
営業時間:24時間
続いて、ドンムアン空港で食事をする場合について説明をしていきます。
ドンムアン空港で食事をする
ドンムアン空港で食事をする場合、国際線のあるターミナル1よりも国内線のあるターミナル2の方がおすすめです。
国際線のあるターミナル1は全体的に薄暗い感じで、お店もレストランもあまりありません。
それに比べ、ターミナル1は明るく華やかで、フードコードのほか、レストランやカフェも豊富で、長時間いても楽しむことができます。
そのため、食事をするならターミナル2に行くと良いでしょう。
連結通路を通って、ほんの数分で着きます。
では次に、ドンムアン空港でシャワーや仮眠ができる施設について見てみましょう。
ドンムアン空港でシャワーや仮眠・休憩をとる
ドンムアン空港では、シャワーを浴びたり、仮眠・休憩をとる部屋を借りることができます。
Sleep Box(スリープボックス)という施設では、1時間単位で部屋を借りられますので、ゆっくり休憩したい方におすすめです。
料金体系や営業時間については、上の「Sleep Boxで休憩・仮眠をとる」の項目をご覧下さい。
ドンムアン空港では他にマッサージもできますので、続いて場所や料金などを見てみましょう。
ドンムアン空港でマッサージ
タイではマッサージが安く、旅行中何度もマッサージを受けた方も少なくないでしょう。
そんなタイ旅行の最後に、ドンムアン空港でもマッサージを受けることができますので、時間つぶしにもピッタリです。
ターミナル1とターミナル2の連結部分にマッサージ店があります。
料金は以下の通りです。
- オイルマッサージ(1時間):950バーツ(約3,325円)
- タイマッサージ(1時間):750バーツ(約2,625円)
- 首・肩マッサージ(1時間):750バーツ(約2,625円)
- 足マッサージ(1時間):550バーツ(1,925円)
- 足マッサージ(45分):450バーツ(1,575円)
- 足マッサージ(30分):300バーツ(1,050円)
街中と比べるとやはり割高にはなってしまいますが、タイ最後のマッサージとして空港でも受けられるのは嬉しいですね。
続いて、ドンムアン空港にある展望デッキについてご紹介します。
ドンムアン空港の展望台でゆっくりする
ドンムアン空港のターミナル1の4階には展望台があります。
展望台といっても、屋外に出られるわけではなく、大きなガラス窓のところから飛行場と飛行機を眺めることができるスペースがあるといった感じです。
イスもいくつかあり、座って外を眺めている人や、寝そべっている人などもいます。
あまり大きくはないのですが、しばし飛行場を眺めて見たい・・・と言った方には良いでしょう。
続いて、喫煙者のために空港内の喫煙所をご紹介します。
ドンムアン空港の喫煙所
ドンムアン空港のターミナル1の3階に喫煙所があります。
エスカレーターのすぐそばで、角にあります。
喫煙所といっても、きちんとした喫煙室があるわけではなく、喫煙コーナーといった感じの小さなエリアです。
あまり長時間ここで過ごすのは向いていないかと思いますが、喫煙者にとっては一服できる場所となっています。
また最後に、チェックイン後に時間つぶしとしておすすめの方法(免税店めぐり)をご紹介しておきます。
ドンムアン空港で免税店めぐり
上では、チェックイン前にドンムアン空港のロビーで時間をつぶす方法でしたが、チェックイン&入国審査後に特におすすめなのが、免税店めぐりです。
普段はなかなか買えないブランドものや高価な品物でも、免税店であれば普段よりも安く買うことができます。
化粧品はもちろんのこと、お菓子やお酒、雑貨など様々です。
中でも、タイシルクで有名なジム・トンプソンのほか、ポーチやバッグが女性に人気のナラヤなどもありますので、時間に余裕があればゆっくりと回ってショッピングを楽しむのもおすすめです。
まとめ
タイ・バンコクのドンムアン空港の活用法として、両替事情をはじめ、おすすめのWifiレンタルやSIMをご紹介してみました。
また、時間・暇つぶしとして、シャワーや仮眠・休憩ができるスリープボックス、その他、食事ができるところや、喫煙所、マッサージ、お土産が買えるショップや免税店などおすすめもご紹介しました。
深夜に到着した場合、ドンムアン空港直結のAmari Hotel(アマリホテル)もおすすめです。特に朝食ブッフェが良かったため、朝食つきのプランがおすすめです。
その他、ドンムアン空港からバンコク市内までのアクセス方法として、タクシー、バス、鉄道(電車)をご紹介しましたが、一番楽でおすすめなのはタクシー、そうでなければバスがおすすめです。
皆さんのドンムアン空港の利用に役立てて頂けたら幸いです。