タイ・バンコクの寺院といえば3大寺院が有名ですが、特にネットで評判なのがインスタ映えすると話題のワットパクナムです。
話題になるのは当然だと感じるほど、まるで天国のような素晴らしい天井画が特徴の寺院ですが、実は成田に別院もあるお寺で、何かと日本と繋がりがあります。
この記事では、そんなワットパクナムの行き方や地図のほか、拝観時間や入場料、タイ語表記、そして大仏塔を拝観する際に気をつけるべき服装について解説しています。
また、便利な現地オプショナルツアーのほか、周辺の観光スポットとしておすすめの寺院もご紹介します。
また人によっては、ワットパクナムの後にワットアルンに行かれるケースも少なくないかと思いますので、ワットパクナムからワットアルンまでの行き方についても触れておきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ワットパクナムとは?
インスタ映えで話題の寺院!
タイ・バンコクにはワットプラケオ、ワットポー、ワットアルンといった3大寺院が有名ですが、インスタ映えすると近年密かに人気が高まっているのがワットパクナムです。
まずは大仏塔の最上階にある、緑ガラス仏塔の写真をご覧下さい。
まるで天国、または宇宙に吸い込まれる・・・という表現がピッタリの、非常に美しい光景が広がっています。
筆者はこれまでに様々な国の寺院を回って来ましたが、ワットパクナムの美しさは特に印象的で、今でも好きな寺院の1つとなっています。
もしまだ行かれたことのない方には、是非ともおすすめしたい寺院です。
最上階の天井画が一番有名ですが、各階にも仏像が納められており、さらに隣接されている建物は博物館となっており、見ごたえがあります。
ちなみに、私たちが前回行った際、隣の建物内で絵師の方々が壁画を描いている最中でした。
壁画は非常に精巧に画かれており、「壁画とはこのように画くのか・・・」と大変興味深く、しばらく見入ってしまいました。
では次に、ワットパクナムのタイ語表記についても触れておきます。
ワットパクナムをタイ語で表記すると?
ワットパクナムは、タイ語では「วัดปากน้ำภาษีเจริญ」と表記します。
下でご紹介するように、タクシーなのでは普通に「ワットパクナム」と言えば通じるのですが、万が一通じない場合、このタイ語表記を見せればわかってもらえます。
ちなみに、英語表記では「Wat Paknam」となります。
日本の成田に別院も
実はこのワットパクナム、日本の成田(千葉県)に別院もあるのです。
日本でタイを感じられる場所として人気で、一年を通して様々なイベントも行われています。
イベント情報に関しては、こちらのワット・パクナム日本寺院のサイトで確認できます。
では続いて、タイ・バンコクのワットパクナムの行き方やアクセス方法について見ていきましょう。
ワットパクナム(バンコク)の行き方&アクセス方法
バンコク市内からワットパクナムに行くには、いくつか方法があり、タクシーやトゥクトゥク、電車、ソンテウ(乗合バス)などで行くことができます。
その中でも最も一般的で、なおかつ観光客でも手軽に利用できる、おすすめの方法は2つあり、
- タクシー
または - 最寄り駅まで電車 + タクシーまたは徒歩
で行く方法です。
それぞれ、順に見ていきましょう。
ワットパクナムまでタクシーで行く方法
タクシーでかかる時間&料金の目安
まず、一番のおすすめはタクシーで行く方法です。
というのも、バンコクのタクシーは料金が安く、また寺院まで直接行けるためスムーズで楽に行けるためです。
時間も地域によりますが、大体25分~40分ほどで着きます。
料金も市内からであれば、場所にもよりますが、大体一般タクシーであれば100バーツ(約350円)前後、Grabの場合は150バーツ(約525円)ほどで行けますので、お得です。
ただ、サイアム地区やスクンビット地区辺りでは朝・昼・夕方の時間帯には大渋滞となることが多いため、そういった場合は下でおすすめする電車で行く方法がおすすめです。
バンコクでタクシーに乗るのが初めての方のために、バンコクのタクシーに乗る方法と注意点をご紹介しておきます。
バンコクでタクシーに乗る方法&注意点
まず、バンコクのタクシーはぼったくりが多いことで有名なのですが、コツさえ押さえて利用すれば大丈夫です。
コツは
- Grabタクシーを使う
- <TAXI-METER>と表示があるメータータクシーを使う
のどちらかです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
おすすめ&安心なのはGrabタクシー
安心&スムーズ
まず、外国人にとって安心なのがアプリでタクシーを呼べるGrabタクシーです。
先にアプリにピックアップ場所と行き先を登録するため、運転手さんと口頭でやり取りする必要がなく、言葉の問題がなく大変便利です。
支払いはアプリに登録したクレジットカードからされ、担当タクシーが決まると運転手さんの顔写真と車のナンバーがアプリに表示されますので、安心して利用することができます。
また、Grabではぼったくりはまずありませんし、もし何かあればアプリやGrabのカスタマーサポートにクレームを入れることもできるようになっています。
ただ、Grabだと安心感がある代わりに、料金は普通のタクシーよりも高めとなっています。
タイでGrabタクシー利用時の注意点
ワットパクナムに行く場合、更にもう一つ注意点があります。
Grabタクシーの場合、
- タクシー車を呼ぶ(Grab Taxi)
- 一般の乗用車タイプのものを呼ぶ(Grab Car)
- とりあえず近くにいる車を呼ぶ(Just Grab)
など、いくつか呼ぶ車の種類を選びます。
タクシー(Grab Taxi)ではメーターで料金が決まるため、予約時には大体の目安の料金が表示されています。
Grabのアプリを使うと、Grab Taxiのほか、Grab Carという一般の乗用車タイプのものを選ぶこともでき(大抵、料金は少し高めになっています)、また、タクシーであれ乗用車であれ、とにかく一番近くで利用できる車が呼べる、Just Grabというものもあります。
なかなかGrab Taxiが来てくれない場合、このJust Grabを使うとGrabに登録してある一般の乗用車も来てくれ便利なのですが、タイではGrab Carは違法となっており、罰金が科せられてしまうようです。
Just Grabは便利なのは便利なのですが、タイではGrab Taxiの方を使うように注意しましょう。
メータータクシーも安くて便利
Grabは便利で安心な反面、料金が高めなのと、時間帯や場所によってはなかなか来てくれる車がない場合があります。
そこで同時におすすめなのが、街中で普通のタクシーをつかまえて利用することです。
最初の頃、ぼったくりに遭うのが不安でGrabばかりを利用していたのですが、ある時からコツをつかみ、普通のタクシーも利用するようになりました。
これまで何度もバンコクでタクシーに乗っていますが、ぼったくられたり不快な思いをしたことはなく、無事に利用できています。
バンコクでタクシーに乗るコツと手順
- 有名なホテルの前や観光名所付近で出待ちをしているタクシーは使わない
- 自分から声を掛けて客引きをして来るタクシーは使わない
- そういった場所からは離れ、普通の道で車の屋根に<TAXI-METER>と書かれているタクシーを拾う
- 運転手さんに窓越しから行き先(「ワットパクナム」でOK)を言い、OKかどうか確認
- 乗る際、「メーター?」とハッキリ訊いてメーターを指さし、メーターを使うことを確認
- オドオドせず、できるだけ毅然とした態度で堂々とする
- 大きいお金は見せず、できるだけ小さい額のお金を用意
まず、外国人観光客が多く宿泊しているホテルや有名な観光名所の付近では、出待ちをしているタクシーが多くいますが、そういったタクシーはぼったくりをするようなケースも多いため、避ける方が良いです。
また、自分からしきりに呼びかけてくるようなタクシーはぼったくりが多いため、そういったタクシーは使わない方が良いでしょう。
何か話しかけて来たら、手を振りながら「No」と言えば大丈夫です。大抵の場合、相手がニッコリと笑ってそこで諦めてくれます。
そして少し離れた通りへ行き、そこで流しのメータータクシーを使い、しっかりとメーターを使ってもらえば大丈夫です。
ただたまに、前の乗客を降ろした際のメーター料金のままになっていることがありますので、必ずリセットしてもらい、初乗りの35バーツ(2019年2月時点)からスタートしてもらいましょう。
またある時は、最初はメーターをつけてくれたのに、数分後にもう一度見てみると、なぜか消されていたことがありました。
気づいて指摘すると、すぐにまたつけてくれたのですが、タイのタクシー、なかなか油断できません・・・。
また、降りる際に大きい額のお札を見せてしまうとトラブルになることもあるため(実際、日本人観光客がワットパクナム付近で運転手と揉めているのを見たことがあります)、タクシーに乗る際は20バーツ札や10バーツのコインを何枚か用意して、そこから払うようにした方が安全です。
100バーツ札くらいならまだ大丈夫ですが、500バーツや1000バーツ札は見せないようにした方が良いでしょう。
もちろん、良心的な運転手さんも結構いるのですが、中には大きな額のお札を見ると欲が出てしまうのか(?)、何やら言いがかりをつけてくる運転手さんもいるようです。
そのため、最初から20バーツ札を何枚か用意しておいて、そこに小銭もあわせて使うと安心です。
そして端数の場合(例えば57バーツなど)、一の位の細かな分まできちんとおつりを返してくれる運転手さんもいますが、そのまま返してくれない方もいます。
ですが、細かな分はチップと考え、そのまま繰り上げをして渡してしまう方がトラブルが少なくおすすめです。
また全体的に、どうしてもオドオドしていたりすると何かと付け込まれやすいため、毅然とした態度で堂々としているのも一つのポイントです。
では続いて、ワットパクナムまで電車で行く方法についてご紹介します。
ワットパクナムまで電車で行く方法
ワットパクナムの最寄り駅は2つあり、BTS(スカイトレイン)の
- タラートプルー(Talat Phlu)
または - ウタカート(Wutthakat)
になります。
そして最寄り駅からワットパクナムまでのアクセス方法ですが、
- 駅から歩いて行く
または - タクシーで行く
方法になります。
こちらも順に見てみましょう。
ワットパクナムの最寄り駅から歩いて行く方法
タラートプルー(Talat Phlu)駅でもウタカート(Wutthakat)駅でも、大体歩いて約20分~25分ほどでワットパクナムに着きます(タラートプルーの方が若干駅から距離があります)。
現地ではローカルな場所のため、特にワットパクナムまでの道順の案内があるわけではありません。
そのため、歩いて行くには道がわかりずらいのですが、Google MapでGPSをつけて行けば辿りつけますので大丈夫です。
タラートプルー(Talat Phlu)駅からワットパクナムへのルート
ウタカート(Wutthakat)駅からワットパクナムのルート
私は海外でどこかに歩きで行く場合、ほとんどいつもGoogle MapのGPSを頼りに歩いて行っており、おすすめの方法です。
国によっては、普通に歩いて通れる道を道と認識されないのか、かえって遠回りをさせられたり、変な道を行かされる場合もあるにはあるのですが、バンコクでは大抵きちんと表示されるため、とても便利で重宝していました。
そのため、元気な人は歩いて行くこともできますが、とにかく暑いタイで20分歩き続けるのはなかなか辛いところがあります。
そこでおすすめなのが、次にご紹介する、駅からタクシーで行く方法です。
ワットパクナムの最寄り駅からタクシーで行く
こちらも、タラートプルー(Talat Phlu)駅でもウタカート(Wutthakat)駅でも、駅からはタクシーで10分ほどになります。
タクシーで行けば時間と体力の節約になりますし、料金も50~60バーツ(約175円~210円)ほどと安く行けますのでおすすめです。
ちなみに、上ではバンコクではGrabタクシーがおすすめだと書いたのですが、ワットパクナム付近にはGrabがなかなか来てくれないことがあります。
そのため、そういった場合は街の普通のタクシーを使って行くようになりますが、乗る際にメータータクシーかどうかきちんと運転手さんに確認し、メーターをつけてくれたかどうか確認するようにしましょう。
では続いて、ワットパクナムの営業時間や入場料について見ていきましょう。
ワットパクナムの営業時間や入場料は?
ワットパクナムの営業時間とおすすめの拝観時間
ワットパクナムの営業時間
- 8:00~18:00(基本的に定休日なし)
ワットパクナムは基本的に毎日開いており、朝8時から夕方6時まで入ることができます。
ワットパクナムのおすすめの拝観時間
ワットパクナムの拝観におすすめなのは、出来るだけ平日の朝早くに行くことです。
土日はやはり混雑しやすいですし、平日の方が空いています。
また、10時を過ぎたころから少しづつ混み始め、10時半頃になると中国人団体ツアー客がどっと増えることが多いため、そうなるとゆっくり拝観することができなくなってしまいます。
更に午後になると、プラスして日本人団体の観光客も増えてきます。
そのため、静かな雰囲気の中でじっくりと見たい場合、出来るだけ平日の早い時間帯がおすすめです。
では、そんなワットパクナムの料金はどのくらいなのでしょうか?
ワットパクナムの入場料
ワットパクナムの入場料は、ありがたいことに無料です。
そのため、いつでも再入場できます。
では続いて、ワットパクナムの拝観時の服装の注意点について見てみましょう。
ワットパクナムの大仏塔(緑ガラス仏塔)拝観時の服装の注意点
ワットパクナムは上でもご紹介したように、インスタ映えすると話題の寺院ですが、そうは言っても宗教施設であり神聖な場所になります。
そのため、タイの他の寺院と同じく、服装には気をつける必要があります。
基本的に
- タンクトップやキャミソール、ミニスカートなど、肌の露出が多い服装 → NG
- サンダル → 入り口で脱ぐためOK
となっています。
ただ、ワットパクナムの場合、入り口に係員の方がいるわけではないため、他の寺院と比べてそこまで厳しくはないのですが、それでもやはり宗教施設のため、訪れる際は服装に気をつけましょう。
また、寺院内では地元の方々がお祈りをしていますので、拝観中は静かに写真を撮るにとどめ、中で騒いだり、寝そべったり、前に行ってお祈りを遮るなど、現地の方々の迷惑になるような行為は慎んだ方が良いでしょう。
近年、そういった行為が目立つようになり、そのような日本人観光客の行為を迷惑だと感じる地元の方々もいるようです。
ワットパクナムの周辺には、実は別の見ごたえのある寺院もあります。
あまり知られていませんが、周辺のおすすめの観光スポットについてもご紹介しておきます。
ワットパクナム周辺のおすすめ観光スポット&寺院
ワットパクナムを訪れると、ほとんどの人はワットパクナムを見てそのまま帰ってしまう(または他の地域に行ってしまう)のですが、ワットパクナム周辺には他にもいくつかおすすめの寺院や観光におすすめのスポットがあります。
ワットパクナム寺院本堂
ワットパクナムと言えば、上でご紹介して来た緑ガラス仏塔のある大仏塔が有名ですが、そちらに続く路地に入る前、曲がり角の反対側にはワットパクナムの本堂があります。
こちらは割と多くの観光客も覗いたりしていますが、おすすめはワットパクナム本堂の奥の奥にある庭園です。
お寺の中を奥まで進み、そのまま外へと歩いて行くと、そこは緑豊かな庭園が広がっています。
人も少ないですし、そこで飼われているネコちゃんやワンちゃんが寝そべっていたりと、ゆったり過ごすことができます。
また、奥はそのまま川に面しているため、そこから川を行き交う船を見ることもできます。
ちょっとしたオアシスのような雰囲気のところで、おすすめです。
ワットパクナムの本堂では、こちらのお坊さんが大変親切に、ワットパクナムや周辺の事情について英語で説明をして下さいました。
最後にご本人の許可を得て、お写真を撮影させて頂きました。
ワット・アブソンサワン寺院 (Wat Absonsawan Worawihan)
ワットパクナムの大仏塔(緑ガラス仏塔)に行くには、先ほどご紹介した本堂とは反対方向の道に入って行くのですが、ワットパクナム大仏塔に行く手前に一つ小さな路地があります。
その細い路地を真っすぐに歩いて行くと、別の寺院へと繋がる道があります。
細い路地を歩いて行きどまりまで来たら、そこを右側へと進みます。
すると、美しいタイ様式の建物が見えてきます。
こちらの敷地内にも美しい寺院や樹木がありますが、人もほとんどおらず静かですので、ゆっくりと参観したい方にはおすすめのスポットです。
渡り橋
すぐ上でご紹介したワット・アブソンサワン寺院 (Wat Absonsawan Worawihan)に行く途中、そちらの寺院に行くには道路の突き当りを右側へと進んでいきましたが、こちらのスポットは逆の左側へと行きます。
道路の突き当りを左に進むと、すぐに橋が目に入りますので、すぐにわかるかと思います。
そこにあるのは中央が高くなっている反り橋で、結構傾斜があります。
渡りながらちょっとハラハラするのですが、そこからの眺めも素敵ですし、橋の向こう側に見える寺院の模様や建物も見え、おすすめのスポットです。
ワットクンチャン寺院 (Wat Khun Chan)
上の反り橋を渡り、その道の角を左へと行くと、ワット・クンチャン寺院(Wat Khun Chan)があります。
だたっ広い敷地の奥に仏像があり、そこで地元の人々がお祈りをしています。
更にその寺院から少し歩いた横には、礼拝堂もあります。
見事な装飾が特徴的です。
このように、ワットパクナム周辺には、少し歩くと他の寺院や見ごたえのあるスポットに行くことができます。
時間がある方は、是非地元の雰囲気を体験するべく、足を運んでみて下さい。
一つ注意点は、日中は非常に暑いため、帽子や日傘を持参し、お水も必ず持って行くようにしましょう。
では続いて、ワットパクナム拝観後、そこからワットアルンに行きたい方も少なくないと思いますので、ワットパクナムからワットアルンへの行き方についてもご紹介しておきます。
ちなみに、ワットアルンについては、こちらの記事に詳しくまとめていますので、あわせて参考にしてみて下さい。
ワットパクナムからワットアルンまでの行き方
まず、ワットパクナムとワットアルンの位置を地図で見てみましょう。
一般的に、バンコク市内からワットアルンに行く場合、サパーンタクシン駅にあるサトーン船乗り場(または地域によっては、チャイナタウンにあるラッチャウォン船乗り場)から水上バスで行く方法が人気です。
ただ、ワットパクナムからワットアルンに行くのに、わざわざサトーン船乗り場まで行くのは遠回りのため、一番スムーズなのは直接タクシーで行く方法になります。
私たちも、前回ワットパクナムからワットアルンに行った際、タクシーで直接行きました。
タクシーで行く場合の所要時間と料金
ワットパクナムからワットアルンにタクシーで行く場合の所要時間と料金は
- 所要時間:約20分
- 料金:約70バーツ~100バーツ(約245円~350円)
となります。
ちなみに、私たちが前回行った際は、73バーツ(約256円)で行くことができました。
上でも触れたように、ワットパクナム付近にはGrabが来てくれないことが多いため、私たちはワットパクナム本堂の入り口付近でタクシーを拾いました。
本堂に入る手前の道にトンネルがあり、そこでタクシーがよくお客さんを乗り降りさせていますので、そこからタクシーに乗ればOKです。
ただここでも、しつこいようですが、メータータクシーであることと、きちんとメーターをリセットして押してくれたかどうか確認するようにしましょう。
このように、ワットパクナムやワットアルンなど有名な寺院は自力でも行けますが、他にもインスタ映えするスポットや、3大寺院すべてを自力でいっぺんに回ろうとすると、移動に時間や手間がかかって大変なところがあります。
そこでおすすめなのが、次におすすめする現地オプショナルツアーを利用する方法です。
ワットパクナムや他の観光スポットを回るおすすめオプショナルツアー
タイ旅行で日数に余裕がある場合は良いのですが、日数が限られており時間に余裕がない場合、バンコクの見どころをそれぞれ自力で回っていると移動時間に余計に時間がとられ、もったいないところがあります。
そういった場合、ワットパクナムやその他のインスタ映えするスポット、そして3大寺院を一緒に回ってくれる現地オプショナルツアーがおすすめです。
移動は専用のバスで楽に早く移動できますし、それぞれの寺院や観光スポットでも、要領よく重要な見どころを中心に回ってくれますので、スムーズで楽です。
そのため、その分観光に集中することができます。
ツアーによって、内容やテーマ、時間(半日ツアーまたは1日ツアー)が異なりますので、それぞれおすすめをご紹介しておきます。
インスタ映えのワットパクナム&他の観光スポットツアー
フォトジェニック半日ツアー:エラワンミュージアム & ワットパクナム & 鉄道市場の夜景
エラワンミュージアムは、タイと西洋式が組み合わさった建物が特徴的で、中はまるでCGかと思うような見事な装飾やデザインが魅力の博物館です。
どこを撮っても絵になり、ちょっとしたおすすめ穴場スポットです。
このツアーでは、そのエラワンミュージアムを訪れた後、ワットパクナムに行き、その後はバンコクの新名物・エスプラネードの駐車場からの夜景撮影に行きます。
現地ツアーの場合は何かと不安がありますが、このツアーの場合、日本の大手旅行会社まっぷるのツアーのため、日本語ガイドもついて安心です。
フォトジェニック半日ツアー
フォトジェニック一日ツアー:ワットパクナムを含む、バンコクインスタ映えスポット7選
こちらの1日ツアーは、バンコクでインスタ映えすると話題のスポット7選を巡るツアーになります。
内容は盛りだくさんで、寺院や風景だけでなく、色鮮やかな食べ物や飲み物も厳選されており、どれを撮ってもインスタ映え間違いなしです。
また、日本の旅行会社のツアーのため、日本語ガイドもつき、安心して参加できます。
ツアーで含まれる場所:
- エラワンミュージアム
- チャイナタウン
- ワットスタット
- ワットパクナム
- ワットトライミット
- ワットサケット
- タラートロットファイ・ラチャダー
ツアーで含まれる食べ物&飲み物
- バタフライピーラテ
- パッタイランチ
- マンゴスムージー
このように、一日をかけて盛だくさんの内容になっています。
1日フォトジェニックツアーinバンコク : 4,100タイバーツ(約1,4350円)
3大寺院を巡るお得な現地オプショナルツアー
ワットパクナムは自力で行くとしても、それ以外のバンコク3大寺院を効率よく回りたい方も少なくないでしょう。
バンコク3大寺院も自力で回れますが、歩く距離が比較的長いため、暑さに弱い方や小さなお子さんがいる家族、お年寄りなどには辛いところがあります。
また、地元のイベントなどで急遽寺院が閉まっていたり、交通で予想外のトラブルなども少なくなく、意外と余計な時間と労力をとられてしまうところがあります(それはそれで、後から良い思い出にもなるのですが・・・)。
またこの写真のように、3大寺院や水上バスは時間帯によっては非常に混雑しているため、要所を抑えて効率よく回るには、現地オプショナルツアーを利用して回る方が楽に観光することができます。
バンコク3大寺院を巡るツアー
こちらのツアーは、日本の大手旅行社まっぷるとパンダバスが主催しているもので、日本語ガイド付きのツアーです。
現地オプショナルツアーの場合、英語のガイドがつくことも少なくありませんが、このツアーであれば日本語ガイドがつくため安心です。
タイの3大寺院である、ワットアルン、ワットポー、ワットプラケオを効率よく順に回ることができます。
>>> バンコクの3大寺院ツアー(午前発) 1,800タイバーツ(約6,300円)
>>> バンコクの3大寺院ツアー(午後発) 1,700タイバーツ(約5,950円)
その他、まっぷるの他のツアー(タイの主要名所のツアーやバンコクツアー)もありますので、あわせて参考にしてみて下さい。
ちなみに、3大寺院にツアーではなく自力で行ってみたい場合、回る順番は ワットプラケオ → ワットポー → ワットアルン がおすすめです。
別記事で、それぞれの行き方や時間・服装など基本情報を詳しくまとめていますので、まずはワットプラケオの行き方の記事を参考に計画を立ててみて下さい。
まとめ
タイ・バンコクで近年人気上昇中のワットパクナムについて、特徴やタイ語表記、営業時間や入場料のほか、大仏塔を拝観する際に気をつけるべき服装についてまとめてみました。
ワットパクナムは日本の成田に別院もあるお寺で、日本との繋がりも深い寺院です。
バンコクのワットパクナムまでの行き方でおすすめなのが、市内から直接タクシーで行ってしまうか、またはワットパクナムの最寄り駅まで電車で行き、そこから徒歩またはタクシーで行く方法です。
ワットパクナムの周辺には、ちょっと歩くだけで他にも寺院や見ごたえのあるスポットがあり、散策におすすめです。
また、ワットパクナムからワットアルンまでもタクシーで20分ほどですので、ワットパクナムからすぐにそのまま行くことができます。
ただもし、旅行の日数が限られており、あまり時間がない方におすすめなのが、現地オプショナルツアーを利用してワットパクナムや3大寺院などのスポットを一気に回る方法です。
これですと、そろれぞれの移動にそれほど時間がかからず、また見どころも要領よく押さえて回ってくれますので、かなりの労力と時間を節約することができます。
ワットパクナムは、なかなか他にはない非常にユニークな天井画の寺院ですので、ぜひ一度訪れてみて下さい。