台湾旅行は週末にも行けるため日本人に人気の旅行先ですが、きれいでリーズナブルなホテルを探している方も多いのではないのでしょうか?
台湾には数多くのホテルがありますが、その中でもおすすめの一つがシーザーメトロ台北ホテル(中国語表記「台北凱達大飯店」)です。
まだ日本人宿泊客は少ないようで、ブログ旅行記も少ないため、この記事では実際に宿泊した体験記をまじえ、ホテルの朝食(レストランや料金・時間)についてのほか、部屋のアメニティやパジャマ、お風呂、WiFiやプールなど、ホテルの施設情報をご紹介します。
その他、周辺の食事事情やアクセス&最寄り駅などについても解説をしています。
ちなみに、台湾観光で欠かせない九份(『千と千尋の神隠し』の雰囲気に似ていると人気の観光スポット)は、シーザーメトロホテルから割と近いところから便利な直通バスが出ています。
九份までの行き方と帰り方について知りたい方は、こちらの記事で写真つきで詳しく解説をしていますので、あわせて参考にしてみて下さい。
またシーザーメトロ台北については、他の方々の口コミをベースに、実際に泊まってみてどう感じたかの感想も載せていますので、これから宿泊を考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
それではまず、シーザーメトロ台北の施設から見ていきましょう。
シーザーメトロ台北ホテルの施設(部屋内)
清潔できれいな部屋
シーザーメトロ台北は5つ星ホテルなのですが、清潔で明るく、値段もリーズナブルで、とてもコスパが良いホテルだと感じました。
私たちが泊まったのは28階のスーペリアダブルルームだったのですが、入った途端、広々とした景色とシンプルできれいなお部屋の光景が目に飛び込んで来ました。
台北の街並みを遠くまで見渡せ、より広々と感じることができます。
全体的にきれいに保たれており、とても満足でした。
そしてホテルに着いたら、まず気になるのがアメニティですよね。
早速チェックしてみると、お部屋には以下のアメニティがありました。
シーザーメトロ台北のアメニティ
シーザーメトロ台北のお部屋のアメニティはこんな感じです。
- スリッパ
- タオル
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 石鹸
- シャンプー&コンディショナー(浴室に備え付け)
- ボディシャンプー(浴室に備え付け)
- ドライヤー
- パジャマ(浴衣)
パジャマ(浴衣のようなもの)もあったのですが、こちらは有料でしたので、私たちは使いませんでした。
[※ 後日追記] 最近宿泊された方の情報によると、パジャマ(浴衣)は無料で使用できるそうです(パジャマを購入して持ち帰る場合にのみ、有料となるようです)。
連泊の際、使用済みのタオルと一緒にパジャマ(浴衣)も出しておいたら、新しいものに交換してもらえた、とのことでしたので、普通にアメニティとして使用して大丈夫なようです。
パジャマ(浴衣)が無料で使えるのは本当に助かりますね!
念のため、先ほどホテルに直接確認をしてみたところ、やはりパジャマ(浴衣)は無料で使えるとのことでした。
もし購入して持ち帰りたい場合は、別途フロントに言えば良いようです(値段は900元とのことでした)。
部屋のその他の設備
お風呂・シャワー・トイレ
部屋にはお風呂とトイレ・シャワーがありますが、嬉しいことにユニットバスではなく、それぞれが独立した形のものでした。
そのため、誰かがシャワーを浴びていても、もう一人の人がトイレを使うこともできますし、トイレが濡れてビショビショ・・・なんてこともありません。
意外とこれが嬉しいんですよね。
また、バスタブは大きなガラス窓の淵に備え付けられているため、きれいな夜景を見ながらお風呂に入ることができます。
ただちょっと、外からこちら側が見えないか心配でもあったのですが、すぐに湯気で曇りガラスになってしまうため、そこは心配無用のようでした。
もし外をハッキリ見たい場合、ガラスにお水をかければすぐに透明になりますので、外が見たい場合も問題ありません。
冷蔵庫
部屋にはミニ冷蔵庫があり、中にはペットボトルの水2本とジュース2本(私たちが泊まった際は、ファンタオレンジとコーラ)が入っています。
ファミリースイートの場合は、ペットボトルの水4本とジュース4本が入っています。
どれも無料で、毎日補充してくれるため、とても助かりました。
コンセント
シーザーメトロ台北の場合、お部屋には
- コンセント差込口:5個所
- USBの充電口:3個所
があり、2人で使うには十分です。
ただ、もし3人以上で使い、なおかつそれぞれのスマホやデジカメを充電するとなると、コンセント口が足りなくなる可能性があります。
そこであると便利なのが、タコ足コンセントです。
こちらは私たちが使っているタコ足コンセントですが、どの国でも助かっていますので、一つ持っておくと安心かと思います。
シーザーメトロ台北ホテルのWiFi
シーザーメトロ台北では、各部屋で無料でWiFiが使えます。
ただ、鍵がかかっていないオープンタイプのため、セキュリティに気をつけたいところがあります。
そのため、普通に何かを検索するのであればホテルの無料WiFiでも良いのですが、インターネットバンキングなど重要な作業をする場合、別途WiFiをレンタルするかSIMカードを購入しておいて、そちらを利用する方が安全です。
私たちはセキュリティが心配な場合、購入したSIMカードを利用してスマホからテザリングをして使い、そうでない普段の検索などの場合、ホテルの無料WiFiを使う、といった形をとっていました。
ちなみに、台湾旅行におすすめのWiFiレンタルとSIMカードを1つづつ挙げておきます。
私たちも利用しましたが、料金も安い上、スピードも容量も問題なく満足に使えました。
おすすめのWiFi
滞在期間が短く、1日~10日間の利用であれば、容量無制限4Gで、料金は1日180円と格安のこちらのWiFiがおすすめです。
5人まで同時に使うことができ、大変コスパが良くおすすめです。
こちらはkkdayという台湾の会社ですが、世界の様々な国で旅行関連のサービスを展開しており、また日本語対応可能なため安心です。
私たちもよくkkdayのWiFiやSIMカード、チケットや現地ツアーなどを利用しており、おすすめできる会社です。
こちらのWiFiは台湾での通話はついていませんので、台湾で電話番語が不要(ネットが使えればOK)という方に向いています。
また、日本の携帯がSIMフリーではない場合、海外のSIMカードは使えませんので、こちらのWiFiレンタルが選択肢となります。
kkdayのWiFiレンタル ・無制限4G<1日180円> 5人まで同時に使用可能!
おすすめのSIMカード
上ではWiFiレンタルをご紹介しましたが、人によってはSIMカードの方が適している場合があります。
SIMカードがおすすめのケースは
- 10日以上利用の場合
- 台湾で携帯番号が必要な場合
- 荷物を最小限にしたい場合
で、そういった場合はこちらのSIMカードがお得です。
こちらも上と同じく、台湾の会社・kkdayのものです。
いくつかプランがあり、多くの旅行者におすすめなのが
- 3日間プラン:4Gインターネット使い放題+通話費用100NTD(約 1,011円)
- 5日間プラン:1,029円
- 7日間プラン:1,698円
辺りでしょう。
ちなみに、私たちは今回1カ月ちょっと台湾に滞在するため、30日プラン(約3,543円)を購入しましたが、問題なく使用できました。
では続いて、シーザーメトロ台北のお部屋で、人気の部屋タイプをご紹介します。
シーザーメトロ台北の人気の部屋タイプ
シーザーメトロ台北にはいくつか部屋タイプがありますが、その中でも人気なのは
- スーペリアルーム
- ファミリースイート
のようです。
私たちが今回泊まったのは、上でも触れたようにスーペリアルームのダブルでした。
そしてファミリースイートのお部屋の方ですが、こちらは更にスペースがあり広いタイプになります。
ちょと写真が暗い感じになってしまいましたが、実際は明るく広々とした、きれいなお部屋です。
ドアを開けると、まずソファとテーブルがあり、ここでくつろぐことができます。
大きめのベッドが2台あり、家族で泊まる(または友人たちと一緒に泊まる)のにピッタリです。
ちなみに、バスルームはスーペリアルームもファミリースイートも同じでした。
シーザーメトロ台北はまだ日本人利用客は少ないようですが、最近少しづつ増えて来ているそうです。
また、私たちが滞在中に感じたのは、年代的に言うと40代以上の宿泊客が多く、また小学生以上のお子さん連れの家族で来ている方々も多く見かけました。
全体的に落ち着いた雰囲気の方々が多く、とても居心地が良かったです。
では続いて、シーザーメトロ台北のホテル内の施設をご紹介します。
シーザーメトロ台北の施設(ホテル館内)
シーザーメトロ台北ホテルはやはり5つ星ホテルだけあって、施設も充実しています。
プール&ジム
プールとジムは、8階にあります。
利用可能な時間は
- プール:7時~21時
- ジム:6時30分~22時
です。
特にカードキーなども必要ないため、そのまま行けば入れます。
ちなみに、私たちが行った際は3月下旬のだったため、まだ肌寒い日だったためか、プールには誰もいませんでした。
4月中旬からの台湾の気温は一気に暑くなるので、7月~9月辺りはプールもかなり人気ではないかと思います。
ジムはきれいに整備されており、清潔感がありました。
私たちが行った際、誰も使ってはいなかったのですが、軽く運動するには十分です。
ただ、ランニングマシーンしかなく、筋トレ用のマシーンはないため、普段から筋トレをしている方には物足りないでしょう。
レストラン
シーザーメトロ台北には食事ができるところが何カ所かあり
- 3階の中華料理レストラン(家宴中餐廳)
- 5階のブッフェレストラン (百宴自助餐 / METRO BUFFET)
- 5階のバー&カフェ(BAR 98)
となっています。
3F 家宴中餐廳 | 5F 百宴自助餐 / METRO BUFFET | 5F バー&カフェ(BAR 98) | |
---|---|---|---|
朝食時間 | 06:00~10:00 | 07:00~24:00 | |
ランチ時間 | 11:00~14:30 | 11:00~14:00 | |
ディナー時間 | 17:30~21:30 | 17:30~21:00 |
下でも詳しく触れますが、5階のブッフェレストランは朝食ブッフェが食べられるところです。
朝食だけでなく、ランチやディナーブッフェもあり、メニューも朝昼晩では異なっているようです。
ディナーではお寿司やステーキなども用意されていました。
また、ブッフェレストランのすぐ横にあるバー&カフェでは、お酒やスイーツを楽しむことができます。
ちなみに、3階のレストランは中華料理レストランなのですが、割と高級なためか、それほど人は多くないようでした。
落ち着いた雰囲気の中で、高級料理を食べたい方には良いかも知れません。
マッサージ
海外旅行で気になるのが、ホテルにマッサージやスパがあるかどうか、ではないでしょうか?
シーザーメトロ台北の場合、残念ながら館内にマッサージやスパ施設はありません。
ですが下でも触れるように、周辺には足裏&全身マッサージのお店がたくさんありますので、マッサージには特に困らないかと思います。
詳しくは、下の「周辺施設」のところでご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
コインランドリー
海外旅行中に気になるのが洗濯やコインランドリーがあるかですが、シーザーメトロ台北の場合、館内にコインランドリーはありません。
ホテル予約サイトなどを見ると、コインランドリーがあると記載されているものがあるのですが、実際に行って確かめたところ、コインランドリーはありませんでした。
ホテルの方に訊いたところ、やはりコインランドリーはなく、周辺のコインランドリーもタクシーで10分以上かかる距離のため、おすすめはできないとのことでした。
その代わり、料金はコインランドリーよりは高くはなりますが、ホテル内でランドリーサービスもありますので、洗濯をしたい場合はホテルで頼むのが一番良さそうです。
ちなみに、各部屋にはランドリーの料金表がありますので、いくらかかるのかわかりやすくなっています。
項目 | 水洗い | ドライランドリー | アイロンがけ |
---|---|---|---|
スーツ上下 | 470元(約1,739円) | 370元(約1,369円) | |
コート、ジャケット | 250元(約925円) | 275元(約1,017円) | 220元(約814円) |
ズボン、スカート | 200元(約740円) | 220元(約814円) | 170元(約629円) |
シャーツ、ブラウス | 145元(約536円) | 200元(約740円) | 120元(約444円) |
オーバーコート | 480元(約1,776円) | 315元(約1,165円) | |
セーター | 185元(約685円) | 100元(約370円) | |
ガウン | 190元(約703円) | 280元(約1,036円) | 130元(約481円) |
パジャマ上下 | 200元(約740円) | 230元(約851円) | |
下着、靴下類 | 55元(約203円) |
続いて、タバコを吸う方のために、シーザーメトロ台北の喫煙所についても触れておきます。
喫煙所
シーザーメトロ台北では、基本的に館内禁煙となっています。
そのため、喫煙するにはホテルの外に出る必要がありますが、メインエントランスのすぐ横に喫煙者用のスペースがありますので、そこで吸うことができます。
ちなみに、シーザーメトロ台北から割と近くのところに、台湾のお土産として人気の花文字を専門に扱っているお店があります。
花文字のほか、台湾では可愛いお土産や美味しいお菓子など、人気のお土産がたくさんあり、シーザーメトロからもあちこち買いに行けますよ。
台湾で買える人気&おすすめのお土産42選については、こちらの記事で詳しくまとめていますので、こちらも是非参考にしてみて下さい。
では次に、シーザーメトロ台北の朝食について見ていきましょう。私たちも一押しの朝食です!
シーザーメトロ台北の朝食について|メニューや料金・時間
シーザーメトロ台北のお部屋を予約する際、朝食付きか朝食なしのプランを選ぶかと思いますが、朝食付きプランが断然おすすめです!
これまで様々なホテルの朝食ブッフェを食べて来たのですが、シーザーメトロ台北の朝食ブッフェはその中でもかなり美味しい方で、品揃えも良く、満足でした。
では、まずはメニューからご紹介します。
シーザーメトロ台北の朝食メニュー
メニューはパン(パイナップルパンも!)、お粥、麺、スープ、漬物、納豆、キムチ、炒め物、ハム、ベーコン、オムレツ、チーズ、点心(シュウマイなど、中華風の小さなおかず)、フルーツ、ジュース、お茶・コーヒーなど、幅広く揃っています。
特に美味しかったのは、点心の中のミートパイとハム、果物で、またパイナップルパンもメロンパンのパイナップルバージョンのような感じで、病みつきになる美味しさでした(かなり甘いですが・・・)。
シーザーメトロ台北の朝食料金
口コミでも満足度の高いシーザーメトロ台北の朝食ですが、料金は
- 大人:550台湾ドル(約2,040円)
- 子供:275台湾ドル(約1,020円)
台湾の物価を考えると少々高く感じるかも知れませんが、周辺で朝食を食べるお店を探す手間を考えると、ブッフェでこれだけ好きに食べられるのであれば、この値段は価値ありだと感じました。
シーザーメトロ台北の朝食時間
シーザーメトロ台北の朝食時間は、
- 平日:6:00~10:00
- 週末:6:00~10:30
となっています。
大体7時頃まではかなり空いており、7時半過ぎからは少しづつ混んで来ます。
とはいっても、きちんと料理は補充してくれるため、遅めの時間でも大丈夫です。
ちなみに、シーザーメトロ台北から割と近くのところに、台湾のお土産として人気の花文字を専門に扱っているお店があります。
花文字のほか、台湾では可愛いお土産や美味しいお菓子など、人気のお土産がたくさんあります!
台湾で買える人気&おすすめのお土産42選については、こちらの記事で詳しくまとめていますので、こちらも是非参考にしてみて下さい。
では続いて、シーザーメトロ台北のチェックインやチェックアウト事情について見ていきましょう。
シーザーメトロ台北のチェックイン&チェックアウト情報|日本語は通じる?
日本語ができるスタッフも
台北のホテルでは日本語が通じるホテルが少なくありませんが、シーザーメトロ台北の場合も、日本語ができるスタッフが何名かいます。
日本語ができるスタッフの場合、胸の辺りに日本の国旗のバッジをつけていますので、すぐにわかります。
フロントのスタッフ全員ではありませんが、何名か日本語ができるスタッフがいるため、中国語や英語が苦手な人でも安心です。
チェックインの仕方
チェックインには、パスポートを提示すればOKです。
ありがたいことに、特にデポジットも必要ありません。
部屋の番号とカードキーをもらい、スーツケースはベルボーイの方がお部屋まで運んでくれます。
チェックアウトの仕方
シーザーメトロ台北の場合、チェックアウトは簡単です。
特に清算する必要がなければ、ただ部屋のカードキーを返して終わりです。
そのため、手続き自体はすぐに終わるのですが、チェックアウトが12時までのためか、12時ギリギリになると結構人が多く、列に並ぶ必要があります。
もしチェックアウト後、すぐに空港まで行く必要があるなど、時間が気になる場合、お昼時であれば少し時間に余裕を持ってチェックアウトするようにするのがおすすめです。
ではいよいよ、シーザーメトロ台北の周辺情報について見ていきましょう!
シーザーメトロ台北の周辺情報
シーザーメトロ台北の周辺情報について、
- 食事事情
- 便利なお店
- 周辺の観光スポット
- アクセス方法や最寄り駅
の順にご紹介していきます。
シーザーメトロ台北の周辺の食事事情
ホテルに泊まる際、気になるのが周辺にどんな食べ物があるか、ですよね。
いくつか、おすすめをご紹介しておきます。
艋舺夜市で食べ歩き
シーザーメトロ台北ホテルの場合、近くに夜市があり、そこで食べ歩きもできます。
ただ、ホテルの近くのこの夜市はそれほど大きくありませんので、選べる種類が少ないとも感じました。
またこの夜市は、地元の人向けのもので観光客はほとんどいませんでした。
行列ができているお店もあり、何を売っているか見物するのも面白いかと思います。
ちなみに、シーザーメトロ台北の周辺ではGoogle Mapがあまり上手く機能していないようで(他の国々や地域に比べ、台北全般的にそうだと感じているのですが)、実際は徒歩5分ほどで行ける距離なのに、Google Mapではわざわざ遠回りをさせて「徒歩15分」と表示されることもよくあります。
この艋舺夜市もそうで、実際はホテルからかなり近い(徒歩5分ほどの)ところにあるのですが、Google Mapは裏路地などを知らないのか、それとも通行できる道だということを認識していないためなのか、遠回りで表示されていました。
艋舺夜市までの行き方
行き方は、ホテルのメインエントランスを右に出て、その道を大通りの交差点まで歩いて行きます。
その信号を渡り、道路の反対側に行ったら、そこを左に進みます。
数分歩くと、左手に艋舺夜市の入り口が見えます。
上で触れたように、この夜市は規模は小さいため、食事をしたい場合、次にご紹介するような夜市の周辺にある飲食店で食事をすると良いでしょう。
台湾の大衆食堂で食事
夜市のある通りには、様々な台湾料理の大衆食堂があります。
その中でも1件、美味しかったおすすめのお店を載せておきます。
四方阿九魯肉飯 (Si Fang A Jiu Luroufan)
台湾の人気B級グルメ・魯肉飯(ルーローファン)が美味しい人気のお店だと聞いて行ってみたのですが、値段も安く、また味も美味しかったです。
途中で歩いている人に道を訊いたのですが、店名を見てすぐにわかるくらい、地元では知られたお店のようです。
夕方で混んでいたため、他の方と相席になったのですが、どの料理が何かなど、親切に教えて下さいました。
この白い紙に、自分が食べたいものの数量を書いて、店員さんに渡せばOKです。
ちなみに、魯は醤油炒め味がベースで、魯肉は豚バラ、俳骨はスペアリブを使用しています。
そういえば、私たちは最初の頃、「1」という意味で縦棒を書いていたのですが、それでOKなお店もあれば、店員さんに「これは何個の意味ですか・・・?」と、いぶかしげに何度か尋ねられたことがありました。
「1」なのにどうして確認が必要なのか・・・と不思議に思っていたのですが、お店の人に「1」だと告げると、わざわざ横棒の表記に直している方もいました。
どうやら台湾の食堂では、数を数字ではなく「正」の字で書くのが普通のようです(後に中国語の先生に確認しましたが、やはりそうでした)。
私たちは「1」と書いたため、お店の人は「正」の字の2画目の縦線かと思ったようで(でも上の「一」が書かれていない)、それで「2個なのか、1個なのか、何なのか??」と混乱してしまったようです。
出て来たのはこのようなお椀で、一瞬かなり小さく見えるのですが、意外とボリュームがあります。
こちらのお店の料理はどれも美味しかったです。
しかも、こんなにいっぱい食べたのに、2人で約500円ほどでした!
ちなみに、こちらはホテル近くの別のお店に行った時のメニューなのですが、日本語が面白すぎて、思わず写真を撮ってしまいました。
中華圏の国で怪しい日本語表示を見かけることは珍しくないことですが、これはもう大賞をあげたいくらいです!
「乾麺」をどう訳したら「呂ビくしゃくした顔」となるのでしょう・・・?
「くしゃくした顔」とは一体・・・?
そもそも、どこから「顔」が出て来たのかも謎です。
そしてミートボール入りのスープの方も、英語は一応普通なのに、日本語訳は「トム錠剤」となっています。
トムとは誰でしょうか・・・?しかもなぜ錠剤・・・?
謎は深まるばかりです。
でも、何とかメニューに日本語を入れようと努力してくれていることが、何ともありがたいというか、愛らしく感じますね。
では、他にホテル周辺で便利なお店をいくつかご紹介しておきます。
シーザーメトロ台北周辺の便利なお店
コンビニ
コンビニは世界どこでもあれば便利ですが、嬉しいことに、シーザーメトロ台北のメインエントランスのすぐ近くにセブンイレブンがあります。
結構人気があるようで、中で飲食もできるスペースがあるため、地元の方や観光客(おそらくシーザーメトロ台北の宿泊客)もそこで食事をしているのを見かけました。
マッサージ
ホテルのフロントで、この辺りでおすすめのマッサージはないかと訊いたところ、大阪マッサージというところを紹介されました。
ちなみに、こちらの大阪マッサージはホテルと提携をしているそうで、クーポンが貰えました(ただ、割引クーポンではないようでした)。
このマッサージ屋さんは、上でご紹介した夜市のある辺りにあるのですが、その辺りをウロウロしながら気が付いたのが、他にもっと安いマッサージ屋さんが結構あるということです。
そのため、ホテル紹介のマッサージ屋さんではなく、安くてできるだけ地元の台湾人に人気がありそうなマッサージ屋さんを選び、入ってみました。
私と夫の施術をしてくれたのは、かなり若い子だったため、最初は正直「大丈夫かなあ・・・」と思ってしまいました。
ですが、結果はとても良かったです。
施術後お店を出ると、足がこれまでに感じたことがないほど軽く、大げさではなく、本当に自分の足ではないと感じるほどでした(笑)。
そのまま、ダッシュで何百メートルも走れそうなほどの感覚です。
これまで、タイとシンガポールでも何度も足裏マッサージを受けて来たのですが、ここのマッサージ屋さんが断トツで良かったです。
ただ、マッサージは揉んだり叩いたり、かなり強かったため、どうしても痛い時は弱めにしてもらいましたが、それでもかなり強めのマッサージでした。
次に、シーザーメトロ台北の周辺の観光スポットについても触れておきます。
周辺の観光スポット
龍山寺
シーザーメトロ台北の周辺にある観光スポットでまず一番大きいものが、龍山寺(ロンシャンスー)です。
この龍山寺はパワースポットとしても知られ、連日多くの参拝客や観光客で賑わっています。
特におみくじ(占い)が有名で、地元の台湾人もおみくじを投げて吉凶の判断をしている方々が多くいました。
龍山寺地下街商場
龍山寺駅と直結した地下街があり、そこにお店がたくさん入っています。
朝や昼など早い時間帯だと閉まっているお店も多いのですが、午後~夕方だと人も多く賑わっているようです。
観光客は少なく、地元の人向けのお店が中心ですが、台湾の地下商店街の雰囲気を味わうには楽しい場所です。
艋舺夜市
こちらは上の食事のところでもご紹介した夜市です。
ホテルから歩いて5分ほどのため、すぐに行け便利です。
夜市自体は小さくあまり種類はないのですが、周囲に安いマッサージ屋さんが多くあります。
また、おじさんたちが多く、何やら人だかりができているため覗いてみると、テトリスに夢中になっているおじさん方と、それを後ろから見ているおじさん方で賑わっていました。
かなり古いゲーム台のように見えましたが、艋舺夜市の eスポーツといった感じでしょうか・・・^^
ただ夜市周辺は、酔っ払いのような人やちょっと怪しい感じの人も少なく、夜の一人歩き(特に女性)は気をつけた方が良さそうです。
華西街観光夜市
艋舺夜市のすぐ近くにあり、途中にある路地を入ったアーケード内に多くのお店があります。
夜市というよりは、一見商店街のようにも見えますが、マッサージや占い、その他スッポンや蛇料理のお店など、ちょっと不思議な雰囲気のお店が多かったです。
また、急にバイクが突っ込んでくることもあるため、歩きながら周囲に注意するようにした方が良いでしょう。
結構怪しい雰囲気もするため、好き嫌いはかなり分かれそうかと思います。
では続いて、シーザーメトロ台北の周辺のアクセス方法や最寄り駅について見ていきましょう。
シーザーメトロ台北の周辺のアクセス方法&最寄り駅
まず、シーザーメトロ台北の場所は台北市内でも萬華区という位置にあります。
こちらが地図です。
シーザーメトロ台北ホテルは、2つ利用できる駅があり、
- 鉄道の萬華駅
- MRTの龍山駅
があります。
それぞれ簡単にご紹介します。
鉄道の萬華駅
シーザーメトロ台北から鉄道の鉄道の萬華駅までは直結で行ける、とのことなのですが、実際は直結というよりも、建物の隣のビルといった感じでした。
歩いて30秒ほどでしょうか、とても近いです。
MRTの六龍山駅
MRTの六龍山駅の場合、歩いて3~4分ほどでホテルに着きます。
上でも触れたように、Google Mapを使うと、なぜか遠回りさせられますので、下の説明を参考に行ってみて下さい。
まず、1番出口に行き、そこを出たら左に行きます。
すぐに大通りの交差点になりますので、そこで信号を渡り、斜め左(ファミリーマートがある方向)に進みます。
その路地を真っ直ぐに進み、数分すると突き当りのところがシーザーメトロ台北です。
手前にセブンイレブンがあり、黄色いタクシーが何台も泊まっていますので、すぐにわかるかと思います。
ここまで最寄り駅について解説をしましたが、桃園空港からホテルまで行く場合、どの方法がおすすめなのでしょうか?
桃園空港からシーザーメトロ台北までのおすすめの行き方
桃園空港からシーザーメトロ台北に行くには
- タクシー
- MRT
- シャトルバス(ホテルの空港送迎バス)
などが便利です。
それぞれ簡単に見てみましょう。
タクシーを利用
空港から移動するのに一番のおすすめはタクシーです。
特に人数や荷物が多い場合、タクシーが断然楽ですし、日本と比べてタクシー料金も安いため、タクシーがおすすめです。
私たちは比較的長期滞在するため、荷物がかなり多かったのでタクシーを利用しました。
かかった時間は50分ほど、料金は日本円にして3,000円ほどでした。
ちなみに、桃園空港であてがわれたタクシーが大型のバンのようなタイプだったのですが、いくら荷物が多いとはいえ、「これでは随分高くなってしまう!普通のタイプのタクシーでいい」と焦って係の人に伝えたところ、車の大きさは関係なく、メーターで料金が決まるため大丈夫だとのことでした。
それでも半信半疑だったのですが、実際、大型車だからといって特別料金がかかることもなく、普通に利用できました。
MRTを利用
桃園空港からは、MRTに乗ればOKですが、シーザーメトロ台北に行くには、途中で一度乗り換えが必要になります。
更に、一口に台北駅といっても、空港から直結しているMRT台北駅(MRT桃園空港線の台北駅)と市内を循環運航しているMRT台北駅は異なり、位置もそれぞれちょっと離れています。
歩いて10分~12分ほどかかりますので、荷物が多い方にはおすすめできないのですが、この方法で行きたい方のために、簡単に手順を書いておきます。
桃園空港からシーザーメトロ台北にMRTを利用して行くには、手順は以下のようになります。
- 桃園空港からMRT桃園空港線の台北駅まで行く
- 桃園空港MRT台北駅から歩いてMRT台北駅まで行く(乗り換え)
- MRT台北駅で板南土城線(紺色の路線)に乗り、龍山寺駅まで行く
- 龍山寺駅からホテルまで歩いて行く
といったステップになります。
シャトルバス(ホテルの空港送迎バス)を利用
以前は、シーザーメトロ台北ホテルと桃園空港の間には、無料送迎シャトルバスがあったそうですが、現在は無料シャトルバスは廃止されてしまったようです。
そのため、ホテルに送迎を頼みたい場合は有料となり、片道2,000台湾ドル(約7,200円)となっています。
かなり料金が高めのため、空港からタクシーを利用して行けば半額ほどで済みますので、タクシーの方がおすすめです。
では最後に、シーザーメトロ台北の口コミ評価や実際に私たちが泊まってみての感想をまとめてみたいと思います。
シーザーメトロ台北の口コミや実際の宿泊体験&感想
まずは、他の方々の口コミや評価をいくつかご紹介し、次に実際に私たちが宿泊して感じたことをまとめてみます。
口コミ
まず、ネットでのポジティブな口コミでは以下のような意見が多くあります。
ココがおすすめ
- 新しく、明るく清潔
- シンプルで気持ちが良い
- 部屋からの眺めが良い。特に夜景がきれい
- スタッフが親切
- ウォシュレットありで嬉しい
- お値段以上で満足
- 立地が良く交通の便が良い
そしてネガティブな口コミでは、こういったものがありました。
ココが残念
- 日本語ができるスタッフが宿泊時にいなかった
- 部屋の使い勝手が悪い
- 掃除に不満
総合的に見ると、口コミの中でも高評価のものが圧倒的に多かったのですが、中には上で挙げたようなネガティブな口コミも一部ですが、ありました。
ですが、複数のホテル予約サイトを見ても、高評価をつけている人が圧倒的に多いため、一部こういったネガティブな意見もある、といった程度で見ておくのが良いかと思います。
次に、私たちが実際に宿泊して感じた感想をまとめてみたいと思います。
実際に泊まった感想
私たちは夫婦2人で泊まったのですが、毎日部屋の掃除もきれいにされており、ベッドメイキングをはじめ、タオルやお水・ジュース類の補充もきちんとしてくれていたため、気持ちよく過ごすことができました。
また部屋も明るく、外の眺めも良いため、実際の大きさよりも部屋が広く感じられ良かったです。
トイレやシャワーもユニットバスで使い勝手が良いですし、便座は温かくウォシュレットもついていますので、これまたありがたいです。
スタッフはほとんどの方が親切で丁寧でした。一部、無表情の方もいましたが、外国の中では極めて普通のことのため、特に気になることではありませんでした。
朝食ブッフェも結構良かったですし、総合的に値段と部屋のタイプ、清潔さなどを考えるととても良かったと感じています。
チェックインの際は日本語ができるスタッフはいなかったように見えましたが、チェックアウトの際には数名いたようです。
その中の一人の方とお話ししたのですが、日本語も十分で、更にとても感じが良い親切な方でした。
本来であれば、台湾にあるホテルであれば中国語対応が基本ですが、それでもシーザーメトロ台北には英語はもちろんのこと、(全員ではないとは言え)日本語ができるスタッフがいるため、それはそれでありがたいことだと言えると思います。
そのため、日本語スタッフがいればラッキーだと考え、そうでなければ、簡単な英語でコミュニケーションをとる気持ちで行った方が良いかと思います。
また、ネガティブなコメントにあった「部屋の使い勝手」に関してですが、私たちは特に部屋の使い勝手が悪いとは感じませんでした。
むしろコンパクトで機能的だとさえ感じたほどでした。
お部屋によるのかも知れませんが、最近の大方のレビューは高評価が多いため、もしかしたらこの点は今では改善されたのかも知れません。
いずれにしろ、私たちはこちらのホテルに滞在して良かったと感じましたので、おすすめできます。
ちなみに、台湾旅行を快適で楽しいものにするためには、持ち物にも気を使う必要があります。
そのため、台湾旅行に必要な持ち物リスト一覧やあると便利なものについて、こちらの記事でまとめていますので、あわせて参考にしてみて下さい。
まとめ
台湾のシーザーメトロ台北ホテルについて、実際のブログ旅行記もかねて、ホテルの部屋やアメニティ、施設、アクセス情報、周辺の観光スポットなど役立つ情報をまとめてみました。
シーザーメトロ台北の朝食(レストランでのブッフェ)は種類も多く、味もかなり美味しかったため、近くに気軽に朝食がとれる食堂が限られていることを考えると、朝食ブッフェつきのプランを選ぶのがおすすめです。
シーザーメトロ台北ホテルの基本情報 | |
---|---|
住所 | 台湾台北市万華区艋舺大道167号 |
電話番号 | +886-2-2306-6777 |
対応可能な言語 | 日本語可能なスタッフ3人、英語、中国語、韓国語など |
ホームページ | https://www.caesarmetro.com/jp |
予約方法 | Expedia agoda Booking.com |
平均料金(スーペリアダブル基準) | 9,500円~ |
チェックイン時間 | 午後3時(Agodaではリクエスト可能) |
チェックアウト時間 | 午後12時 |
アメニティ | スリッパ , タオル , 歯ブラシ,歯磨き粉 , 石鹸 , ドライヤー |
コンセント | 日本のプラグのまま使用可能 |
Wi-Fi | Wi-Fiあり (セキュリティーなしのオープンタイプ) 台湾現地Wi-Fiレンタル情報 |
朝食時間 | 06:00~10:00 |
朝食料金 | 大人550台湾ドル 子供275台湾ドル |
プール利用時間 | 7:00~21:00 |
ジム利用時間 | 6:30~22:00 |
アクセス方法 | アクセス方法 |
周辺観光情報 | 周辺観光スポット |
周辺の食事・レストラン | 周辺の食事・レストラン |
コンビニ・マッサージ店 | コンビニ・マッサージ店 |
喫煙所 | エントランス左側の1か所 |
メールアドレス | info@caesarmetro.com.tw |
当日でも料金を払えば食事はできるようで、朝食時間は6時~10時まで開いています。
部屋には基本的なアメニティやパジャマ(浴衣)、WiFi、コンセント口などは揃っていますので、快適に過ごすことができます。
また、部屋のお風呂はきれいでゆったりできますし、ホテル館内にはプールやジムもあります。
周辺での食事は夜市や大衆食堂になり、すぐ近くのコンビニ(セブンイレブン)でも食事をしている人もいます。
周辺には有名な観光スポット・六龍寺もありますので、ついでに出かけてみるのも楽しいですよ。
桃園空港から行く場合、一番おすすめの行き方はタクシーですが、荷物が少なければMRTでも行くことができます。
ホテルはアクセスが良い立地で、最寄り駅は台湾鉄道の萬華駅とMRTの六龍寺駅になります。
ネットでの口コミでは高評価が多く、私たちも実際に泊まってみて満足でしたので、他の方にもおすすめできます。
この記事が、他の方々の参考になれば幸いです。