「海外で仕事をしてみたいけれど、日本語しかできないから無理かな」とか、「海外の仕事に転職したいけど、英語が話せないしな」などと、語学力がないために海外で暮らすことや働くことをあきらめてしまっている方はいませんか。
そんな方のために朗報があります。
海外で働くには、もちろん語学力がある方が、できる仕事や可能性が広がるのは確かです。
ですが、実は英語や外国語が話せなくても日本語のみでOKの仕事というのは、意外にも結構あるのです。
中には、特別な資格なしでも働け、女性でもしやすい仕事もあります。
今回の記事では、海外移住や海外暮らしの橋渡しともなりうる、特別な資格なしで日本語のみでOKのお仕事の中から、おすすめのものをピックアップしてみました。
記事の最後には、海外のお仕事探しに役立つサイトをいくつかご紹介し、また、海外移住で失敗しないために、注意すべきことも載せてありますので、参考にしてみてください。
海外移住で日本語のみの仕事おすすめ14選!
海外の仕事で、日本語ができればOKというものも、結構あるものです。
どういったものがあるのか、業種別に見てみましょう。
業種としては
- 飲食業関連
- 事務系・オフィスワーク
- 教育関連
- 観光業
- 現地の発展に関連する業務
など様々です。
この記事では、上記の5つの分野から、おすすめの仕事13選をピックアップしてみました。
[注:おすすめとしてわかりやすいよう番号が振ってありますが、番号順におすすめというわけではなく、順不同です。]
日本語のみでOKのおすすめお仕事13選
- お仕事1:日本食レストランのオーナー・経営者
- お仕事2:日本食レストランの料理人
- お仕事3:日本食レストランのウェイター
- お仕事4:現地の管理職
- お仕事5:日系企業の事務
- お仕事6:日系企業の営業
- お仕事7:日系企業のコールセンター
- お仕事8:日本語教師
- お仕事9:日系の保育園での幼稚園教諭や保育士
- お仕事10:留学カウンセラー
- お仕事11:ホテル・クルーズ船関連
- お仕事12:ツアーガイド
- お仕事13:現地の発展に関連する仕事
では、それぞれのお仕事について見てみましょう。
飲食業関連
海外の日本食レストランでは、日本語ができればOKという仕事や求人が結構あります。
飲食業で働く場合、日本人が働く方法は主に3種類あります。
- 日本食レストランのオーナー・経営者
- 日本食レストランの料理人
- 日本食レストランのウェイター
などです。
一つずつ、見てみましょう。
海外おすすめの仕事:日本食レストランのオーナー・経営者
日本食レストランのオーナー、または経営者」は、現地で既にある日本食レストランの経営を任される場合もあれば、新たに設立する日本食レストランのオーナーになる場合もあります。
その場合、資格などは不要のことが多いようですが、出資金などが必要なことと、また経営者として、レストランの運営や従業員の管理など、多くの責任が伴う仕事になります。
私の知り合いの主婦は、もともと料理が好きだったのですが、スウェーデンで日本食をベースとした創作料理のレストランをオープンし、経営していました。
特に料理の資格を持っていたわけではなかったのですが、実際にレストランをオープンさせ、短期間のうちにかなり人気のレストランとなっていました(現在は他国に引っ越し、別の事業をしています)。
海外おすすめの仕事:日本食レストランの料理人
日本食レストランの料理人」ですが、例えば日本で寿司職人として働いていて、海外でもそのまま寿司職人として採用される場合もあれば、日本では飲食業とはまったく別の仕事をしていながら、現地で初めて料理に携わる、というケースもあります。
特に日本の家庭料理を出すようなお店だったり、和風テイストの創作料理を出すレストランなどの場合、料理関連の仕事をしていなかった人でも料理人として働いているケースが結構あります。
私が昔よく行っていたレストラン何軒かでも、そういった方々が働いているところがありました。
就職の可能性を高めるために、料理に自信がない方は学校で学ぶのも近道のためおすすめです。
海外おすすめの仕事:日本食レストランのウェイター
「日本食レストランのウェイター」は、海外のレストランでありながら日本人のお客さんが多いところで働く(日本語がメイン、または「簡単な現地語を覚えればOK」といった形の仕事があります。
基本的に日本語のみでOKなレストランもあり、多くの日本人にとって最初の海外の仕事として始めやすいお仕事だと言えます。
また会社によっては、プール付きの豪華な社宅マンションや交通費の支給など、高待遇の条件で雇ってくれるケースもあります。
近年では、特に若い年齢層に人気があるお仕事です。
事務系・オフィスワーク
海外の日系の会社では、現地ではほとんど日本語のみで仕事をする業務のものがいろいろとあります。
例えば、
- 管理職
- 営業
- 事務
- コールセンター
などです。
海外おすすめの仕事:現地の管理職
管理職の場合、ある程度の技術や経験が必要な場合が多いようですが、公に求人されている職種の中には、特に技術がなくてもOKのものもあります。
他の業種や業界での経験が買われ、現地で日本人スタッフや現地人スタッフを管理する役職を任されるケースもあります。
海外おすすめの仕事:日系企業の事務
海外にある日系企業の事務職では、日本語を使い、日本語のパソコンで業務を行う、日本のオフィスとほとんど変わらないお仕事があります。
こういったお仕事の場合、オフィス内では普段慣れている日本の環境とそれほど変わらずに働くことができますし、仕事以外の時間では海外暮らしが満喫できるというメリットがあります。
下で詳しくご紹介をしていますが、例えば海外のお仕事の求人サイトを見ると、バンコク勤務で語学力不問の事務&オペレーターという仕事であったり、観光客に人気のフィリピン・セブ島で日本語でのカスタマーサポート&事務など、魅力的な仕事が数多くあります。
海外おすすめの仕事:日系企業の営業
海外の日系企業では、現地の他の日系企業や日本人を相手に営業をする仕事もあります。
そういった仕事では日本語のみで仕事をすることができますし、資格不要なことも少なくありません。
海外おすすめの仕事:日系企業のコールセンター
日系企業の現地コールセンターの場合、資格不要で日本語のみでOKというものも珍しくありません。
特に若い女性に人気の業種で、上のレストランのウェイターと同じく、最初の海外のお仕事として始める方も多い職種です。
これらの事務・オフィス系の仕事は、日本でそういったお仕事に慣れている方にとっては、不慣れな海外でも挑戦しやすいお仕事だと言えます。
例えば、こういったお仕事の求人があります。
教育関連
海外の教育関連の仕事で日本語のみでOKの職種は、例えば
- 日本語教師
- 日系の保育園での保育士
- 留学カウンセラー
などがあります。
それぞれ順に見て行きましょう。
海外おすすめの仕事:日本語教師
海外の学校や機関などで日本語を教える仕事があります。
大きく分けると
- 日本語教師(日本語教師の資格が必要なもの)
- 日本語教師(特別な資格が不要のもの)
- プライベートレッスン・家庭教師
などがあります。
日本語を教える仕事の場合、2つほど注意しなければならない点があります。
- 日本語教師の資格が必要かどうか
- 現地語が話せる必要があるかどうか
というところです。
一つずつ見て行きましょう。
日本語教師の資格が必要かどうか
まず、1の「日本語教師の資格が必要かどうか」という点ですが、日本語教師として日本語を教える場合、教える場所は学校であったり、その他の教育機関や塾・スクールなどまちまちです。
そして教える国や地域・機関によって、日本語教師の資格が必要かそうでないかが変わって来ます。
一般的に、韓国のソウルなど日本語教師の需要が高めの国・地域では、採用条件として日本語教師の資格が必須となっていることが少なくありません。
ただ、同じ韓国でも地方の場合、必ずしも資格は必要でない場合もあります。
例えば私の場合、長年スウェーデンに住んでいたのですが、本職が法律関係だったため、日本語教師の資格は持っていませんでした。
ですが、スウェーデンのある地域で日本語を教えられる人がおらず、1年ほど、スウェーデンの民間教育機関で現地の人たちに日本語を教えていた時期もありました。
このように、国や地域、教育機関によっては、日本語教師の資格なしでも日本語教師として働けるところもあります。
特にこれは、日本語を習いたいという現地の人が多いにも関わらず、日本語を教えられる人が不足している地域などに当てはまります。
また近年では、外国人技能実習生が増えており、そういった方々の日本語学習をサポートするお仕事も需要が増えています。
例えば、こちらのお仕事では、インドネシア、タイ、ベトナム、バングラデシュ、スリランカでの求人があります。
現地語が話せる必要があるかどうか
「注意が必要な点」の2点目ですが、「現地語が話せる必要があるかどうか」についても、学校や機関・環境によって変わって来ます。
例えば、現地に既に現地人の日本語教師がおり、そのアシスタント的な役割として日本語ネイティブが採用されるような場合であれば、現地語ができなくても働くことができるケースが結構あります。
ですが、現地に誰も日本語を教えられる人がいない場合、新たに採用される日本人がメインの教師となり、その日本人教師がすべて授業を受け持つことになるため、現地の人に日本語を教えることができるほどの現地語の能力が必要となってきます。
私も以前教えていたときは、教師は私1人で、さらに教材も何もなかったため、日本語教育関連の本や言語学の知識を応用しながら、自分で教材を一から手作りして授業を行っていました。
また、そこでは生徒さんたちは日本語がまったく話せなかったため、現地語で授業を行うことが必要でした。
ですが、現地人教師のアシスタント的な立場で働く場合や、授業全部が日本語で行われるイマ-ジョン方式の場合などは、日本語のみでOKの場合もありますので、運が良ければそういったお仕事も見つかることがあります。
日本語を外国人に教えるお仕事というのは、大変な反面、新たな発見が多く、また生徒さんたちの上達ぶりが感じられると喜びも大きいお仕事です。
とてもやりがいのあるお仕事ですので、熱意のある方にはおすすめです。
日本語教師になるための方法や求人サイト情報については、こちらの記事に詳しくまとめていますので、あわせて参考にしてみて下さい。
プライベート・個人に教える
このように学校や教育機関で教えること以外にも、プライベートで個人に日本語を教えるお仕事もあります。
例えば、ビジネスで日本語が必要なために日本語を習いたいという人にプライベートレッスンをしたり、家庭教師を頼まれたり、といったケースもあります。
そういった場合は、あまり資格が問われることはありません。
むしろ、生徒さんとの相性だったり、教える熱意や技術などが重要になって来ます。
海外おすすめの仕事:日系の保育園での幼稚園教諭や保育士
海外の保育園でも、日本人が多い国や地域では日系の保育園もあり、日本人の幼稚園教諭や保育士が採用されているケースがあります。
そのような場合、日本の幼稚園教諭免許・保育士の資格が必要とされることが多いものの、中には資格不要の求人もあります。
また、語学力も不要で日本語のみで働けるるケースも少なくありません。
子ども好きの方で、海外で働いてみたい方におすすめです。
例えば、こちらは資格不要・未経験者歓迎で現地の保育園で働けるお仕事の求人情報になります。
海外おすすめの仕事:留学カウンセラー
海外留学をする日本人は数多くおり、その中でも特に日本人留学生が多いアメリカやオーストラリアなどでは、現地で日本人留学生をサポートする留学カウンセラーというお仕事もあります。
留学カウンセラーといっても、自身が留学経験がなくともカウンセラーとして採用されるケースもあります。
例えばこちらは、カナダやオセアニアの留学コーディネーターのお仕事募集になります。
観光業
観光業でも、中には日本語のみでOKのお仕事もあります。
例えば
- ホテルやクルーズ船関連の仕事
- 現地ガイド
などです。
海外おすすめの仕事:ホテルやクルーズ船関連
ホテルやクルーズ船関連のお仕事では、例えば海外の現地ホテルや海外クルーズ船で日本人の従業員を募集していることがあります。
わざわざ日本人を募集する理由というのは多くの場合、そのホテルやクルーズ船には日本人客が多いためです。
日本人のお客さんというのはサービスの面で高めの要求をすることが多く、そのために日本人のお客さんのニーズに沿った、きめ細やかな対応ができる日本人スタッフが求められることがあります。
また、日本語ができるスタッフがいると、日本人のお客さんにとっては安心という面もあります。
ホテルやクルーズ船の仕事と言っても清掃係からフロントまで様々ですが、日本人を募集している場合は大抵の場合、フロントなど接客業務のものが多くなっています。
サービス精神が旺盛な方なら、やりがいのあるお仕事だと言えます。
海外おすすめの仕事:ツアーガイド
ツアーガイドのお仕事は、現地で日本人観光客やツアー客を相手に現地の観光名所を案内します。
契約内容によりますが、お客さんが日本人観光客の場合、基本的には日本語のみでOKのこともあります。
ただ案内する名所の歴史的背景や見どころなどを事前に勉強しておく必要があることと、万が一ガイド中に何かあった場合に地元の病院や警察などに緊急連絡を取れるよう、最低限の現地語を身につけておくことが必須のこともあります。
現地の発展に関連する業務
海外おすすめの仕事:現地の発展に関連する仕事
現地の人に農業や手工芸などを教え、現地の人々の生活が発展するよう手助けする仕事があります。
主に発展途上国での仕事になり、意外と資格不要でできる仕事があります。
現地の人々の生活向上に発展できる、やりがいのある仕事だと言えます。
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ここまでで、海外で日本語のみでできるおすすめのお仕事13選を見てきました。
「海外でも日本語のみでできる仕事が色々あるんだ」と、ちょっと希望と勇気が湧いて来ませんでしょうか。
でも、どこでそういう仕事を探せばいいのか、わからないのでは前に進めませんよね。
そこで、海外の仕事で、日本語のみでOKのお仕事が探せるサイトを、いくつかご紹介したいと思います。
海外の仕事はどこで探したらいいの?日本語のみでOKのおすすめサイト
海外の仕事を探すのには、昔は現地で探すのが主流でしたが、今はネットで世界中の情報が検索できるのがありがたいですね。
オーソドックスに現地に直接行って仕事を探すのも一つの方法ですが、まず語学力が必要となってくることや、ビザをサポートしてくれる雇い主を探すのにとても苦労しますので、残念ながらあまり現実的とは言えません。
その点を考えると、日本にいる日本人向けにネットで求人を出しているところであれば、日本語で検索や連絡ができ、また多くの場合、ビザも会社が手配してくれるため、おすすめです。
では、日本語のみでOKだったり、特別な資格不要でもOKの海外のお仕事情報が多いサイトをいくつかご紹介します。
doda(デューダ)
海外の仕事に関しては、コールセンターや事務、発展途上国へ寄与するお仕事など、様々な業種のもので好待遇のものが数多く掲載されています。
勤務地を海外に設定すると、海外関連の求人情報が一覧となって出てきます。
使いやすいサイトで、登録しておくと海外のお仕事の最新情報が入ってきますし、掲載数が多いサイトのため、おすすめです。
リクナビNEXT
勤務地を海外にして検索をすると、様々な職種の求人が一覧となって出てきます。
仕事の数自体は上でご紹介した求人サイトよりは少ないのですが、資格や語学力不要、未経験者でもOKなど、誰でもできるような親しみやすいお仕事が多いのが特徴です。
そのため、募集締め切りが早い傾向にあるのですが、新しい仕事も随時追加されていますので、こまめにチェックをしておくと良いお仕事が見つかりやすくなります。
またこちらのサイトも、登録しておくと様々な転職の情報が得られ、おすすめです。
カモメアジア転職
中国、台湾、シンガポール、タイなどアジア全般やオーストラリア、ドバイなどの求人が豊富にあり、語学力不要のものも数多くあります。
募集職業に関する情報が豊富で、とても丁寧に作られています。
こちらも、海外就職を考えているならチェック必須のサイトです!
ABROADERS CAREER(アブローダーズキャリア)
学歴や語学力不要の海外求人が多いサイトです。
中国やシンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、タイなど、東南アジアの仕事が豊富です。
アジアで活躍したい人におすすめのサイトです。
RGF HR Agent
中国、インド、シンガポール、タイなどアジアの仕事で、語学力不要の求人が掲載されています。
マイナビ転職
基本的に国内の求人となっていますが、中には海外の求人もあります。
女の転職@type
こちらも基本的に国内の求人がメインですが、中には海外の求人もあります。
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ここまで、海外でできる日本語のみでOKのお仕事について解説をしてきましたが、せっかく海外に行っても、実際のところは現地で馴染めず短期間で帰国してしまうケースも珍しくありません。
そういった中、海外の仕事を成功させるためにはどうしたら良いのでしょか?
続いて、海外の仕事を成功させるためのポイントを解説していきます。
海外の仕事を成功させるためのポイント
海外暮らしに憧れて海外に飛び出してみたものの、自分の思い描いていたイメージと大きく違っており、失意のうちに帰国することになってしまった・・・なんてケースが実際にはあります。
そういったことを防ぐためにも、海外の仕事や生活を上手く行かせるためにはどうしたら良いでしょうか?
ポイント1:困難を自分の力に変換
海外暮らしや海外で働くということは、日本を離れ、全く異なった言語や文化、風習、人々の間で現地の人々とともに暮らして行くことを意味しています。
観光であれば、良い面だけに接することもできますが、現地で実際に暮らすとなると、実際には様々なハプニングが起こったり、物事がスムーズに行かずに不安になったりと、想定外のことが起こることも珍しくありません。
また、お仕事の種類や国によっては、お給料や労働条件が日本より良くない場合もあります。
このように、海外生活は大変なこともあるにはありますが、それを意識的に自分のプラスに変えることによって、人生が大きく変わるきっかけとなることも多いものです。
筆者自身、これまで10年以上の海外生活の中で、トラブルやハプニングに遭ったことは何度もありましたが、今思うと、そういったことがあったから自分も成長でき、そのおかげでより幅広い見方が出来るようになり、むしろ今ではありがたい思いでいます。
現地でのハプニングや不可解に感じることなどがあった場合は、それをネガティブな体験のままに終わらせず、自分の中で視野を広げたり、新たな行動の活力とさせることができないか工夫してみると、そこから意外な解決方法が見つかったりしますので、あきらめずに前進してみるのがおすすめです。
また、現地で似た境遇の他の日本人に相談してみると、心のモヤモヤが晴れたり、ためになるアドバイスをもらえたりしますよ。
ポイント2:簡単な英会話でもいいので身に着ける
今回の記事では、英語ができなくても日本語のみでOKのお仕事について解説をしてきましたが、もちろん、日本語のみで仕事をし現地で生活している日本人もいます。
ただ、長期的な目で見ると、やはり少しでも英語力(または現地語でのコミュニケーション能力)があった方が、日常の面での様々なトラブルやハプニングの際にも問題を解決しやすくなりますし、また現地で友人もできやすくなりますので、やはり語学力があった方が良いのは言うまでもありません。
ただそうは言っても、「今さら難しい勉強はしたくない・・・」といった人も少なくないかと思いますので、そんな方におすすめなのが「中学生レベルの簡単な英語で、実践的な会話ができるようになる方法」です。
筆者は、プライベートや仕事でも普段5か国語以上を使っているのですが、外国語ができるかできないかの差は、瞬発力と応用力に大きく左右されると感じています。
簡単な単語や文法、表現などを組み合わせて、いかにその場でそれらを応用できるか、そういった観点から外国語を勉強していくと、かなり速く実践的な会話力がつきます(筆者も新しい外国語を学ぶ際には、いつもこの方法で行っています)。
語学好きであれば独学でも数カ国語を話せるようになれますし、もし語学に対して苦手意識がある場合、こういった応用力を身に着けることにウェイトを置いたプライベートレッスンやスクールだと、効率よく短期間で実践的な会話ができるようになれますよ。
例えば、こちらのLOBi英会話スクールですと、この実践で使える応用力を身に着けることに特化しているプログラムとなっています。
なかなかこういったプログラムの英会話スクールは少ないため、英語に苦手意識がある人や全く話せない人でも、短期間で着実に何とか会話ができるまでになりますので、おすすめです。
実際に筆者が体験したLOBiの無料体験レッスンの感想や、なぜ話せるようになるのか、詳しくはこちらの記事でまとめていますので、こちらも参考にしてみて下さい。
ポイント3:海外暮らしは新たな人生の貴重なチャンス
私自身もそうでしたが、長年の海外暮らしの中には、楽しいことだけでなく、辛いことや落ち込むことなどもあります。
ですが、こういったことを繰り返して行くうちに、以前の自分には全く想像もできなかったような人生が展開して行く・・・といったことも珍しくありません。
もし海外に行ったばかりで「海外は自分には合わないかも・・・」と感じて悩んでいるようであれば、もう一度自分が何故海外に出ようとしたのか、その時の気持ちを思い出してみるのがおすすめです。
海外でお仕事ができる機会に恵まれた方は、滅多に経験できないとても貴重なチャンスですので、ぜひそのチャンスを活かせる方向でまずは考えてみて下さい。
もしそれでも「やはり海外は自分には合わない」と感じるようであれば、それはそれでまた貴重な良い体験です。
次は日本に戻って、以前とは全く違う気持ちで日本での生活をエンジョイできますので、それすらもチャンスに変えることができますよ。
また、海外といっても、どんな国が移住しやすいのか、色々な国の中から検討してみたい方は、こちらの記事で海外移住しやすいおすすめの国11選をまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。
また、海外のお仕事に関して、その他にも日本人におすすめの職種一覧をこちらの記事にまとめてあります。
今回ご紹介したお仕事以外にも、日本人であることを活かせるお仕事や、海外出張が多い仕事、また、日本でも海外でもできるお仕事などもあります。
また、実際に海外で働いた方々の実例インタビューもありますので、あわせて参考にしてみて下さい。
まとめ
語学力不要で日本語のみでOKの海外のお仕事の中から、おすすめの職種をピックアップしてあげてみました。
日本人であるからこそ、その強みを活かせる仕事というものが意外とあるものです。未経験者や女性でもしやすい職種もあります。
近年、求人サイトでは、海外のお仕事の求人もかなり多くありますので、是非この機会に求人サイトをチェックしてみて下さい。
自分にピッタリのお仕事が見つかって、幸せな海外暮らしができるようになるよう、応援しています。