以前こちらで、『台北の日本語が通じる安い人気ホテル12選』をご紹介しましたが、今回はおすすめの台湾・台北の高級リゾートホテルをご紹介します。
近年、台湾には世界有数の高級ホテルやラグジュアリーなホテルが、次々と進出してきています。合わせて、モダンでおしゃれなデザイナーホテルも次々と登場しており、どのホテルがいいのか、ホテル選びに迷ってしまいますよね。
ホステルのようなチープな宿、エコノミーホテル、高級ホテルなどホテルの種類もランクによって様々です。
今回は、一度は泊まってみたい、グレード高めの高級リゾートホテルの相場や、おすすめホテルをランキング形式で13選ご紹介します。
台北の喧騒の中で、ホテルではのんびりと、ゆったりと過ごしたい方必見です。
- 台湾・台北の高級ホテルの相場とグレード
- 台湾・台北の高級リゾートホテルおすすめランキング13選
- 1.マンダリンオリエンタル タイペイ(台北文華東方酒店)
- 2.オークラ プレステージ タイペイ(大倉久和大飯店)
- 3.レ・スイーツ タイペイ チンチェン(台北商旅慶城館)
- 4.グランドハイアット タイペイ(台北君悦酒店)
- 5.ザ グランドホテル タイペイ(台北圓山大飯店)
- 6.リージェント タイペイ(台北晶華酒店)
- 7.プロバーブズ タイペイ(賦樂旅居)
- 8.エスリテホテル(誠品行旅)
- 9.ザ シャーウッド タイペイ(台北西華飯店)
- 10.ルメリディアン タイペイ(台北寒舍艾美酒店)
- 11.マディソン タイペイホテル(慕軒飯店)
- 12位 ハンブルハウス タイペイ(寒舍艾麗酒店)
- 13.シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル タイペイ(香格里拉台北遠東国際大飯店)
- 番外編:子連れやカップルにおすすめ、スライダー付きプールのリゾートホテル
- まとめ
台湾・台北の高級ホテルの相場とグレード
台湾・台北にひしめく高級ホテルも、5つ星ホテルや4つ星ホテルというように、星の数によってランクが異なります。
まず、ホテルのグレードとその相場について見ていきましょう。
ホテルのグレードとは?
まず、ホテルのグレードとはそもそも何なのでしょうか?
簡単に言うと、ホテルの接客、サービス、設備、顧客満足度などの総合的な評価から、星の数でそのホテルがランク分けされ、格付けされるものです。
では、このグレードは誰が決めているのでしょうか?
実は、このグレードというのはは旅行会社や旅行サイトなどが決めているものなのです。
そのため、各社によってグレードの評価が多少異なりますが、基本的にはほぼ同じで、大きく違うということはありません。
5段階評価の場合、それぞれの星の内容はおおおそ以下のようなものだと考えれば良いでしょう。
宿泊料金は非常に高い
(4つ星):5つ星よりも少し評価が下がるが、高級ホテル
(3つ星):エコノミークラスと言われ、価格帯がリーズナブルなホテル
(2つ星):低価格のホテルで、施設面やサービス面ではあまり期待ができない
(1つ星):最低限の宿泊ができる環境が整っているホテル
このように、星の数によってそのホテルの施設やサービスの内容が異なっています。
台湾のホテルも5つの星の数によってランク分けされていますので、ホテル選びの際には、星の数も考慮しながら、ご自分に合ったホテルを選ぶようにすると良いでしょう。
台北の高級ホテルの相場は?
今回の記事では、台湾・台北の高級リゾートホテルをご紹介ということで、グレードが4つ星以上の高級ホテルの宿泊料金の相場について見てみましょう。
大体の相場は
- 5つ星:3万円~5万円(1泊)
- 4つ星:2万円~3万円(1泊)
となっています。
最高級と言われる5つ星ホテルは、台湾・台北では一泊3万円~5万円ほどが相場になっています。
これは日本でも高級ホテルに泊まれる価格帯ですよね。
そして、続く4つ星ホテルでは、だいたい一泊2万円~3万円ほどとなります。
こちらも高級ホテルの部類になります。
台湾・台北のホテル相場の移り変わり
実は10年ほど前までは、台北では日本に比べ、比較的安く高級ホテルに宿泊することができていました。
そのため、ビジネスマンやファミリー層なども「この値段で高級ホテルに泊まれるなら」と、こぞって高級ホテルに宿泊していたものでした。
しかし、台北でのホテルの宿泊料金はここ数年のうちに徐々に高騰し、最近では日本とそれほど変わらない相場になっています。
ですが、それでも日本の高級ホテルに泊まるよりは、台北の方が現在でも少し安く泊まれますので、「台湾滞在中にホテルでゆっくり過ごしたい」、「日常を離れて、少し贅沢な気分を味わいたい」といった方には、是非おすすめです。
では続いて、おすすめの台北の高級リゾートホテル13選を見ていきましょう。
台湾・台北の高級リゾートホテルおすすめランキング13選
それでは、数ある台北の高級リゾートホテルの中から、おすすめのホテルをランキング形式で13選ご紹介していきたいと思います。
筆者は中国語が堪能で、また台湾に留学経験もあるため、自分自身の経験や周囲の口コミ・評価などを総合し、おすすめのものをピックアップしています。
子連れのファミリーや女子旅に嬉しい、スパやプール付きのホテルを含め、人気のホテルもあわせてご紹介していきますね。
1.マンダリンオリエンタル タイペイ(台北文華東方酒店)
- グレード:★★★★★
- 価格:4万5,000円~
- 場所:松山地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT南京復興駅
- プール:あり
- スパ施設:あり
8年の歳月をかけて、2014年5月に台北の繁華街にオープンした最高級ホテルです。
最寄りのMRT松山新店線・南京復興駅より徒歩10分ほどと、駅からの若干距離があることだけが気になりますが、それ以外は文句なしの高級ホテルになります。
立地がビジネス街ということもあり、閑静な場所に位置しています。
ヨーロッパ調と東洋の美を融合させた、まさにオリエンタルなデザインで、ラグジュアリーな佇まいが特徴です。
台北随一と言えるほど最高級なスパは、心身の調和をコンセプトに、マンダリンオリエンタル独自のトリートメントとセラピーで、リラックスした至福の時間を過ごせることでしょう。
静かな環境でゆったりと贅沢に過ごしたい方におすすめです。
2.オークラ プレステージ タイペイ(大倉久和大飯店)
- グレード:★★★★★
- 価格:3万6,000円~4万円
- 場所:中山地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT中山駅
- プール:あり
- スパ施設:あり
誰もがよく知る日系ホテル・オークラで、安定の安心感が不動の人気です。
立地も、MRT淡水信義線・中山駅から徒歩3分ほどと、観光やショッピングにも大変便利。
周囲にはコンビニ、飲食店、デパートも揃っています。
フロントスタッフはじめ、すべてのスタッフが日本語で流暢に対応してくれ、滞在中は安心して過ごすことができます。
台北101など、台北の景色を望める屋外温水プールや、スパ、アロママッサージもあり、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
3.レ・スイーツ タイペイ チンチェン(台北商旅慶城館)
- グレード:★★★★
- 価格:2万円~3万円
- 場所:松山地区 ( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT南京復興駅
- プール:なし
- スパ施設:なし
MRT松山新店線の南京復興駅の7番出口直結、という抜群のロケーションにあります。
ホテル全体が、東洋の美を感じさせるシックな雰囲気で、落ち着いた優雅な時間を過ごすことが出来ます。
朝食は毎日30種類以上が備えられており、味も美味しいと定評があります。
何より嬉しいのは、部屋から無料で国際電話がかけられるサービスがあることです。
スタッフも大変親切に対応してくれますので、快適に過ごすことができます。
4.グランドハイアット タイペイ(台北君悦酒店)
- グレード:★★★★★
- 価格:3万8,000円~5万円
- 場所:信義地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT市政府駅
- プール:あり
- スパ施設:あり
世界屈指の有名ホテル、ハイアットが台湾にて展開するホテルです。
立地も台北101に隣接し、ショッピングエリアの中心に位置しており、便利なロケーションです。
5階にある屋外温水プールには、子供向けの浅いプールも備えられています。
また、プールバーもあり、随時ドリンクを提供してくれるところが嬉しいポイントです。
水をテーマにしたオアシススパやフィットネスセンターもありますので、子供も大人も楽しく過ごせるでしょう。
5.ザ グランドホテル タイペイ(台北圓山大飯店)
- グレード:★★★★★
- 価格:2万円~4万円
- 場所:中山地区(Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT圓山駅
- プール:あり
- スパ施設:なし
中国の宮殿を思わせるグランドホテル・タイペイは、伝統と格式があり、一度は泊まって頂きたい人気ホテルです。
外観やロビーは、赤や金色を主にした装飾の中華建築で、まさに台湾!を感じるデザインが特徴的です。
お部屋は、東洋の落ち着いた雰囲気を醸し出しながら、モダンな要素も取り入れた内装になっています。
最寄りのMRT圓山駅から少し距離がありますが、早朝から夜まで20~30分間隔でシャトルバスが運行されているため、便利に利用できます。
また、屋外プールにはキッズプールもあり、夏場の子連れ旅行にもおすすめです。
高級ホテルにしては、宿泊料金も比較的安めなところも大きな魅力です。
6.リージェント タイペイ(台北晶華酒店)
- グレード:★★★★★
- 価格:3万6,000円~4万円
- 場所:中山地区(Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT中山駅
- プール:あり
- スパ施設:あり
ショッピングエリアの中山地区に位置する、老舗の有名高級ホテルです。
誰もが「一度は泊まってみたい」と思えるような、気品あるホテルの一つで、最高のおもてなしが受けられます。
抜群のロケーションと、きめ細やかなサービスが魅力です。
21階にある屋外プールは、まるでバリ島に来たかのような南国リゾート感を味わえる雰囲気になっています。
高級スパも有名で、日頃の疲れを癒すには最高の滞在先と言えるでしょう。
7.プロバーブズ タイペイ(賦樂旅居)
- グレード:★★★★★
- 価格:3万円~
- 場所:大安地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT板南線 忠孝復興駅もしくは忠孝敦化駅
- プール:あり
- スパ施設:なし
2015年にオープンしたばかりの綺麗なホテルです。
木目調を基調にしたデザインの室内は、シックでモダンな印象です。
屋上にはプールがあり、台北市内を一望することができます。
屋上プールからは台北の市街が一望でき、綺麗な夜景を見ながらプールでのんびり過ごすという、一味違った贅沢感を味わうことができます。
8.エスリテホテル(誠品行旅)
- グレード:★★★★★
- 価格:2万5,000円~3万円
- 場所:信義地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT国父紀念館駅
- プール:なし
- スパ施設:なし
台湾では有名な「誠品書店」が初めてプロデュースしたホテルです。
ロビーにある壁全体を飾る本棚はとても印象的で、落ち着いたカフェというような印象でしょうか。
最寄りのMRT板南線・国父紀念館駅から10分ほどと、立地はとても良いとは言い難いですが、目の前には公園があり、緑を感じる素敵な場所です。
是非一度は泊まってほしい新しいタイプのホテルです。
9.ザ シャーウッド タイペイ(台北西華飯店)
- グレード:★★★★★
- 価格:3万円~
- 場所:松山地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT中山國中駅
- プール:あり
- スパ施設:あり
ザ・シャーウッド・タイペイは、ゴージャスで気品漂うホテルです。
一足踏み入れれば、そこはヨーロッパであるかのような雰囲気と印象を受けます。
MRT文湖線・中山國中駅から徒歩10分と少し距離がありますが、のんびりホテルに滞在したい方にはおすすめのホテルです。
ホテル内には屋内温水プールに、ジム、スパもあります。
10.ルメリディアン タイペイ(台北寒舍艾美酒店)
- グレード:★★★★★
- 価格:3万6,000円~4万円代
- 場所:信義地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT市政府駅
- プール:あり
- スパ施設:なし
世界で展開されている、マリオットホテル系列の高級ホテルです。
客室は白を基調として清潔感があり、新しいホテルということもあるため、とても綺麗で洗練された印象を受けます。
最寄りのMRT市政府駅からは徒歩10分と少し離れていますが、ホテル周辺にはデパートや台北101もあり、特に不便を感じることはありません。
ホテル内には、きれいで清潔感のある屋内温水プールもあり、フィットネスセンターやサウナも備わっています。
11.マディソン タイペイホテル(慕軒飯店)
- グレード:★★★★
- 価格:2万5,000円~3万円
- 場所:信義地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT大安駅
- プール:なし
- スパ施設:なし
都会の喧騒から離れた場所に、2014年にオープンした新しいホテルです。
MRT文湖線・大安駅から徒歩10分の場所に位置し、静かで落ち着いた滞在が約束出来ます。
シックで落ち着いた雰囲気は大人の滞在先にぴったり。
マディソン・ナイトと呼ばれる独自のサービスがあり、宿泊客ごとに専属のスタッフが対応してくれます。
まさに滞在中は、専属スタッフが貴方のナイト、何でも気軽に相談に乗ってくれるはずですよ。
12位 ハンブルハウス タイペイ(寒舍艾麗酒店)
- グレード:★★★★★
- 価格:2万5,000円~3万円
- 場所:信義地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT市政府駅
- プール:あり
- スパ施設:なし
MRT板南線・市政府駅から徒歩5分、台北101にも近い信義地区に位置しています。
アートを融合させたデザインは個性的で、他のホテルにはない特徴のあるホテルです。
自慢のスパは、イギリス王室も愛用するAROMATHERAPY ASSOCIATESの商品を使用しており、心身ともにリラックスできます。
屋上プールからは台北101や市内を眺望することができ、優雅なひと時を過ごしたい方におすすめです。
13.シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル タイペイ(香格里拉台北遠東国際大飯店)
- グレード:★★★★★
- 価格:2万5,000円~3万5,000円
- 場所:大安地区( Googlemapでホテルの位置を確認 )
- 最寄り駅:MRT六張犁駅
- プール:あり
- スパ施設:あり
市街の中心地から外れた、MRT文湖線の六張犁駅が最寄り駅となります。
街中から少し離れているため、ホテル周辺は静かです。
近くには地元の人に人気の「通化街夜市」があり、士林夜市ほどの人混みもなく、ゆっくり夜市を満喫できます。
ホテルの40階にある屋上プールからは、台北101や台北市街を一望でき、プールに入りながら台北の夜景を満喫することも出来ます。
また、資生堂がプロデュースする「QI資生堂サロン&スパ」もあり、ヘッドスパや各種トリートメントが受けられるところも魅力です。
番外編:子連れやカップルにおすすめ、スライダー付きプールのリゾートホテル
中心部からは少し離れてしまいますが、子供連れには嬉しいスライダー付きのプールがあるリゾートホテルもご紹介します。
アクセスにはタクシー利用となりますが、ホテル内でのアクティビティがとても充実していますので、ホテル内で一日中楽しみながら過ごせます。
子連れ旅行やカップルで是非訪れてみてくださいね。
ヤン ミン シャン ティエン ライ リゾート&スパ(陽明山天籟溫泉會館)
台北で有名な陽明山に位置する、高級リゾートホテルです。
緑に囲まれた開放的な空間で、のんびりと過ごすことができます。
子供には嬉しいスライダー付きプールがあり、温泉やスパもあります。
他にもテニスコート、ミニゴルフ場も併設され、卓球なども楽しめます。
市内から離れ、ホテル内で安全・快適に過ごすことができますよ。
ここまで、台湾のリゾートホテルについてご紹介してきましたが、台湾では可愛いお土産や美味しいお菓子など、人気のお土産がたくさんあります!
台湾旅行で外せない、台湾で買える人気&おすすめのお土産については、こちらの記事もぜひ参考にし、旅行中に買い忘れのないようにしてみて下さいね。
まとめ
台湾・台北の高級リゾートホテルでおすすめのものを13選ピックアップしてみました。
台北市内を観光しながら、夜市を巡るカジュアルな旅行も楽しいですが、たまにはいつもよりグレードを上げた、5つ星ランクの高級リゾートホテルに滞在も素敵ですよね。
今回ご紹介したホテルは、どれも人気の高い、是非おすすめしたいホテルです。
台北での高級ホテルの相場は、現在では日本よりも少し安いといったところです。
相場は2万円~3万円が中心ですが、中には4万円~5万円のホテルもあり、少々お高く感じられるかもしれませんが、夜景が見渡せるプール付きやスパありなど、施設が充実していたりと、手厚いサービスを提供してくれるという魅力があります。
日常を離れ、少し贅沢な空間で、きっと優雅な時間が楽しめるはずです。
ひと味違う、ラグジュアリーな台湾を感じてみるのもいいのではないでしょうか。
[担当:Huahua|編集:運営スタッフ]