ハワイの観光地の一つとして、タンタラスの丘も夜景が絶景だと人気があります。
ただ、このタンタラスの丘は夜は治安に問題があり、危険なところがあるため、行くのであればツアーが一番おすすめです。
筆者も実際に現地でちょっと怖い思いをしましたので、そういった体験もまじえてタンタラスの丘のおすすめの格安夜景ツアーや治安について解説をしていきます。
また、ツアーではなく自力で行きたい方のために、タクシーやレンタカー、バス、トロリーでおすすめはどれか、自力での行き方や料金もあわせてご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。
ではまず、筆者がおすすめのタンタラスの丘の格安夜景ツアーから見ていきましょう!
ハワイ・タンタラスの丘のおすすめ格安夜景ツアーはコレ!
タンタラスの丘は夕方~夜が特に絶景!
ホノルルのダウンタウンエリアにあるタンタラスの丘ですが、昼間のツアーもあるものの、やはり一番人気は絶景が見られる夜景ツアーです。
こちらはまだ日があるうちに行った際の写真ですが、タンタラスの丘の展望台からの眺めです。
これはこれで、とてもきれいですよね。
そしてこちらがサンセット時の様子です。
辺り一面、ウットリするような絶景が広がります。
そしてこちらは、展望台から下った山道の途中からの眺めですが、日が暮れると、ホノルルの街の灯りが宝石のように眼下一面に輝いて、息を呑むほどきれいになります!
ツアーで夜景を見に来ていた団体はたくさんいたのですが、隣にいた年配の女性は「ここに来られて良かった!!本当にこれまでに見た中で一番きれいな景色・・・!」と涙を流していたほどでした。
では、こういった絶景を見るには、どうやって行くのがおすすめなのでしょうか?
タンタラスの丘は危険!安全のためにツアーがおすすめ
この記事の下の方でも詳しく解説をしているのですが、残念なことに、タンタラスの丘は治安が良くなく、地元の人でも行きたがらない人がいるほど危険だと言われているエリアなのです。
ですが、ツアーなどプロの方が一緒に送迎してくれ、他の観光客と団体で一緒に行くのであれば大丈夫ですので、そういった意味で自力ではなくツアーで行くのが一番安全でおすすめです!
(実は、私は前回レンタカーで自力で行ったのですが、ちょっと怖い思いをしたため、やはりツアーが良いと実感しています)
ただ、やはり景色は絶景ですので、ハワイに行かれたら是非訪れて頂きたいスポットでもあります。
それでは、そんなタンタラスの丘に行ってみたい方のために、格安で行けるおすすすめの夜景ツアーをご紹介します。
タンタラスの丘の夜景ツアーで格安なのはどれ?
人気観光スポットの1つ、タンタラスの丘に行くツアーはJTBやHISなど、たくさんあるのですが、その中でも筆者がおすすめなのはVIPツアーです。
VIPツアーは、ハワイ現地にあるハワイ専門の旅行会社で、タンタラスの丘のツアー意外にも数多くのツアーを扱っていて、ハワイについてはエキスパート中のエキスパートです。
VIPツアーの最大の魅力は、何と言っても料金が他の日本のツアー会社よりも圧倒的に安いことが多い、ということです。
もとは韓国系の会社なのですが、日本人スタッフも常駐していますし、当日迎えに来て下さるバスの運転手さんなどもとても気さくで丁寧な方が多く、私も利用したことがありますが、料金が安いのにサービスも満足でした!
当日に現地オフィスや電話での申し込みもできるのですが、人気シーズンなどは予約がいっぱいになってしまうこともよくあるため、あらかじめネットで予約しておくのがおすすめです(日本語で予約可能です)。
こちらのVIPツアーのHPから予約できますよ。
>>>VIPツアーで行く☆タンタラスの丘・絶景夜景ツアー!(10ドル:約1,080円~)
では続いて、よく危険だと言われるタンタラスの丘ですが、実際の危険度や治安について見ていきましょう。
タンタラスの丘の危険度や治安は?
ハワイは明るいイメージだけれど・・・?
ハワイと言うと、のんびりして明るく爽やかな雰囲気を思い浮かべる人も多いかと思いますが、それはワイキキの観光地で人が賑わっている場所のイメージが強いと言えます。
ホノルルの中でも、観光地からちょっと車を走らせてタンタラスの丘があるダウンタウンの方へと行くと、途端に何だか不思議な雰囲気になります。
周囲にはホームレースが集まっている場所もありますし、街はひっそりとした感じで、どちらかというとどこか暗さを感じさせる雰囲気です。
ホノルルのダウンタウンの治安や危険度
ホノルルのダウンタウンには、通りにレストランや雑貨店など、お店も数多くあります。
そのため、まだ平日の昼間は良いのですが、日が出ていても週末など、人気(ひとけ)が少なくなると治安的に不安なところがありますので、週末などは昼間でも一人でダウンタウンをうろつかない方が賢明です。
そんな状態ですから、日が暮れた後はグッと危険度が増します。
そんな中、タンタラスの丘は日没後はさらに危険な場所となります。
タンタラスの丘の治安や危険度
途中の山道では注意を!
タンタラスの丘は、その名の通り丘となっていて、木で覆われた薄暗い道をひたすら上へとくねくねと周りながら車で上がっていきます。
こちらの地図をみて頂くとわかる通り、周りは何もない、山や緑だけのエリアとなっています。
そのため、途中からは民家もなくなり、木が生い茂ったエリアや公園へと入って行きますので、人気(ひとけ)が少ないと、とても寂しく心細く感じられます。
そして実際、盗難や強盗などの事件なども起こっているため、タンタラスの丘は治安が悪く危険だとよく言われているのです。
私たちは前回、レンタカーを借りて日が沈むちょっと前に行ったのですが、まだ太陽が出ていて辺りは明るいにも関わらず、頂上に向かう途中では、何組か怪しい集団を目にしました。
何と言うか、雰囲気的に、どう見ても純粋に絶景や夜景を楽しむために来た人たちではない、ということが感じられるのです。
集団でかたまりながら、何やら辺りをキョロキョロ見回しながら、物色している雰囲気です。
目つきも怪しい感じで、絶対に絡まれてはいけない雰囲気が出ていたため、内心冷や冷やしながら、その人達とは目を合わせないよう気をつけていました。
また、車を途中で停めないで一気に通り過ぎるようにして、頂上まで上がっていきました。
頂上では車上荒らしと日没後に注意!
タンタラスの丘は、まだ日があるうちであれば、頂上には絶景を楽しむために集まった観光客が多くいるため、まだ安全だと言えます。
ですが、それでも車上荒らしが多いということで、あちこちに警告をうながす看板が立っていました。
そして日が暮れると、そういった観光客たちも徐々に帰って行き、徐々に人が少なくなっていきます。
そうすると、山奥で誰もいないところとなってしまい、危険度がグッと高くなってしまうため、地元の人にも「日没後はタンタラスの丘の頂上には長くいない方がいい」というアドバイスをもらいました。
そのため、当日はタンタラスの丘の頂上でサンセットを楽しんだ後、まだぼんやり薄暗さが残っている時点で頂上から降りて、山道の途中で他の観光客などの団体がいるところに合流をする形にしました。
山道の途中でも、上で触れたような怪しげな団体がたむろしている場所と、純粋に夜景を楽しむために観光客やツアー団体が来てたまっている場所がありますので、ツアーで行く場合は問題ないのですが、もし個人でタクシーやレンタカーで行く場合、そういった大勢の観光客がいる安全な場所に一緒にいる方が安全です。
上ではタンタラスの丘に行くおすすめのツアーをご紹介しましたが、ツアーではなく自力で行ってみたいという方のために、自力での行き方や料金についても触れておきます。
また、現地での注意点も載せていますので、参考にしてみて下さい。
タンタラスの丘への自力での行き方
タクシー・レンタカー・バス・トロリーでおすすめは?
タンタラスの丘にツアーではなく、自分で行きたい場合、一応の候補としては
- タクシー
- レンタカー
- バス
- トロリー
で行くといった方法があります。
ただ、バスやトロリーでは自由が利かず、かなり危険なため、地元の知人に全力で止められたことがあります。
そのため、もし自力で行くのであれば、現実的におすすめ出来るのがタクシーかレンタカーとなるのですが、その中でも特に利用者が多いタクシーを中心に解説をしていきます。
レンタカーについては、下の注意点のところを参考に、気をつけて行ってくるようにしましょう!
タンタラスの丘へのタクシーでの行き方
タンタラスの丘は有名な韓国スポットですので、ハワイのタクシー運転手さんで知らない人はいません。
そのため、英語で「Tantalus Mountain」、またはタンタラスの丘の頂上の展望台まで行きたい場合、「Tantalus Lookout」と言えばOKです。
所要時間は、大体ワイキキから20分~30分(場所や時間帯による)で着きます。
ハワイではタクシー料金が高いためと、丁度良い場所でタクシーが捕まえられない場合もあるため、Uberを使うとスムーズで便利です。
Uberの方が料金も安く、またチップの計算も楽にできますし、何よりも基本的にいつでも呼んで来てもらえるため、私たちはハワイではいつもUberを使っています。
スマホでアプリをダウンロードすれば、簡単に使えますよ!
ただ、下の注意点でも触れているのですが、最近では治安の悪さから、タンタラスの丘に行きたがらないタクシー運転手さんも少なくありませんので、そういった場合、やはり上でご紹介しているVIPツアーなどのツアーを利用して行くのがおすすめです。
では、ワイキキからタンタラスの丘まではタクシーだとどのくらい料金がかかるのでしょうか?
タンタラスの丘へのタクシー料金
ワイキキからタンタラスの丘にタクシーで行くには、大体片道20ドル~25ドルほどとなります。
往復だと40ドル~50ドルほどになりますので、安全面と手間を考えると、ツアーで行ってしまう方が実際はおすすめです。
タンタラスの丘に自力で行く際の注意点
上でも触れたように、タンタラスの丘は治安があまり良くなく、特に日没後は危険です。
そのため、タンタラスの丘に行く際の注意点をまとめておきます。
- できるだけツアーを利用して行く
- 自力で行く場合、できるだけ他の観光客の団体の近くにいるようにする
- レンタカーで行く場合、遅くとも20時前にはタンタラスの丘を離れる
- タクシーで行く場合、行きの運転手さんにその場で待ってもらい、帰りもそのタクシーで帰る
タンタラスの丘は実際、以前には人が亡くなった事件も起こっていますので、タクシーの運転手さんたちが嫌がるのも無理ないエリアです。
そのため、行くのであればできればツアーなどに参加して団体で行くのが一番安全でおすすめです。
もし自力で行きたい場合、タクシーでもレンタカーでも時間はできるだけ夕方の早い時間で切り上げるようにしましょう。
21時以降となると一気に危険度が増しますので、遅くとも20時前にはタンタラスの丘を離れるのがおすすめです。
また、レンタカーでもタクシーでも、夜景を楽しむ際にはできるだけ他の観光客が多くいる場所で楽しむようにしましょう。
また、タクシーの場合、Uberでも夜遅くになるとタンタラスの丘まで来てくれる運転手さんがいない可能性があります。
そのため、できれば現地で一緒にタクシー運転手さんに待ってもらい(値段交渉は必要ですが)、帰りもそのタクシーでそのまま帰れるようにするなど、工夫が必要になります。
とにかく、タンタラスの丘は治安の面で危険なところがありますので、できるだけツアーを利用したり、自力で行く場合でも他の観光客と一緒にいるようにしたり、または夜遅くに行かないなど、気をつけて夜景を楽しむようにするのがおすすめです。
それさえ気をつければ、展望台からのサンセットも、丘の途中から見える夜景も本当に息を呑むほどきれいですので、一生の思い出になること間違いなしですよ!
まとめ
ハワイ・タンタラスの丘のおすすめの格安夜景ツアーについて、そしてタンタラスの丘の危険度や治安、タクシーやレンタカーなどの自力での行き方や料金、そして注意点についてまとめてみました。
タンタラスの丘はサンセットも夜景も絶景でおすすめのスポットなのですが、何しろ治安が良くなく、特に夜は危険度が一気に高まります。
これまでに何度も事件が起こっていますし、実際に私たちが行った際も、何組や怪しい雰囲気の集団が辺りを物色している様子でした。
そのため、できるだけツアーを利用するようにし、そうでない場合はタクシーやレンタカーを使って夜遅くならないように注意し、できるだけ他の観光客の団体と一緒にいるようにするのがおすすめです。
安全面に気をつけて、タンタラスの丘で一生の思い出に残るような時間を過ごして下さいね!