ハワイの2月・3月・4月の気温や天気はどのくらいなのでしょうか?
その時期に旅行に行くのに、どんな服装がいいのか迷いますよね。
そんな方のために、ハワイの2月~4月の気温や天気、そしてそれに相応しい男性用と女性用の服装や、女子におしゃれなコーディネートをご紹介します。
日本と気温差のあるこの季節、特に出発時から気をつけたい注意ポイントなどもあわせて解説をしていますので、参考にしてみて下さい。
ハワイの2月・3月・4月の気候|気温と天気
ハワイの2月・3月・4月の平均気温(ホノルル)
ハワイ(ホノルル)の2月~4月の平均気温は、
- 2月:22度
- 3月:22.7度
- 4月:23.6度
となっています(ハワイ州観光局総合ポータルサイト「allhawaii」より)。
22〜23度というと案外涼しく感じるかもしれませんが、あくまで平均気温です。
日中は日差しが照りつけ、気温も27度くらいまで上がります。
日本のこの時期の平均気温が10度前後であるため、「常夏」といわれるのも納得ですよね。
ハワイの2月・3月・4月の天気(ホノルル)
ハワイの地形
ハワイは小さな島々の集まりですが、その中には亜熱帯のような雨の多い地域もあれば、雪の降る寒い地域もあり、様々な天気を肌で感じることができます。
ハワイ旅行者に一番人気なのはホノルルですが、そのホノルルがあるオアフ島の場合、ワイアナエとコオラウの2つの山脈が北西から南東にかけて走っており、その東側から吹いてくる貿易風が山脈にぶつかり雲をつくります。
そのため北東部では雨が比較的多いのですが、ワイキキのあるホノルルのあたりまでは雲が伸びないため、ホノルルは晴れが多く観光客にも人気となっています。
ハワイの季節|雨季と乾季
ハワイの季節は、雨季(冬)と乾季(夏)の2種類があります。
- 雨季:11月~4月
- 乾季:5月~10月
こちらを見るとわかる通り、今回の記事でご紹介する2月・3月・4月は雨季(雨期)にあたります。
雨季と言うと、日本の梅雨のように毎日雨が降っているようなイメージがしますが、観光客の多いオアフ島では、一日のうちに何度かスコールが降る程度です。
また、天気は曇りが多く、スコールの後には晴れ間が広がるなど、天気がよく変わるのも特徴です。
ただそのおかげで、きれいな虹がよく見られるのが雨季の嬉しいところです。
それでは、2月~4月のハワイに適した服装について見ていきましょう。
ハワイの2月・3月・4月に適した服装
2月~4月(特に前半)にハワイに行く場合、日本との気温差が大きいため、着ていく服装や準備して行く服装にもちょっとした工夫が必要です。
ここでは、
- 自宅から出発空港までの服装
- 機内での服装
- 現地での服装
に分け、それぞれどういった服装がおすすめなのか解説をしていきます。
荷物を最小限にするためにも、ぜひ参考にしてみて下さいね。
自宅から出発空港までの服装
2月~4月にハワイに旅行をする場合、特に2月~4月上旬までは、日本では寒い日が多くなっています。
そのため、自宅から空港に行くのには分厚いコートなどを着て行きがちですが、そうすると向こうで邪魔になり、荷物がかさばってしまいます。
そこでおすすめなのが、普通の薄手の服装の上にパーカーや薄いウィンドブレーカーを着て、その上にジャケットやマウンテンパーカーなどを羽織るスタイルです。
これだと、日本国内の移動でも寒さをしのげますし、また下で解説をする機内や現地に着いてからも使うことができ、大変便利です。
機内での服装
出発空港に着いたら、中は暖かいので問題はありません。
そこから飛行機に乗ることになりますが、各エアラインとも、ハワイ路線は機内からハワイ気分を味わえるよう工夫を凝らしています。
こうなると旅行者側の私たちも、日本を発つときからすでにハワイ気分が高まりますよね。
意外と寒い機内
ここで大事なのが、機内での服装の選び方。
常夏らしく薄着で!といきたいところですが、機内はほとんどを座席に座って過ごすため、意外と肌寒く感じられます。
特に行きはナイトフライトです。寝ている時間も長いため、機内の乾燥もあいまって風邪をこじらせる可能性も。
そこで活躍するのが、空港に行くまでに着ていたパーカーや薄いウィンドブレーカーです。
もちろん、基本的には現地ですぐ活動できるようTシャツに短パンでもOKです。
筆者(男性)もハワイ行きの機内では半袖のポロシャツにハーフパンツで過ごすことが多いです。
ただ、必ずパーカーを1枚機内に持ち込むようにしています。
マスクがあると便利
また乾燥対策として、加湿マスクがあるとベターです。
しつこいようですが、日本からのハワイ行きは夜間のフライト。
寝るときにマスク、しかも加湿できるものがあると、喉を保護できてハワイに着いてからが楽です。
機内に持ち込む羽織ものの枚数ですが、個人的には1枚か、多くても2枚で十分かと思います。
あまりに多いと荷物がかさばるだけですしね。
機内ではブランケットを借りることもできるので、筆者もこれを活用しながら過ごしています。
子連れの場合も注意を
また、子供連れの場合は子供の服装にも注意が必要です。
小学生くらいにもなれば大人と同じ感覚で良いと思いますが、乳幼児の場合は大人より体温が高めのため、調整が難しいです。
筆者が娘を生後半年でハワイに連れていった際は、脱ぎ着しやすい服装をチョイスし、汗のかき方などをよく見ながら体温調節ができるようにしていました。
では、現地に着いてからの服装はどんなものが良いのでしょうか、見ていきましょう。
ハワイ現地での服装
原則、夏の服装で過ごせる
上で触れた通り、2月〜4月はハワイでは雨季にあたり、乾季に比べれば平均気温もやや低めです。
とはいえ、「常夏の島」といわれるだけあって、この時期でも日中は海に入れるほどの暖かさ。
したがって、日本における夏の服装で過ごすことが十分に可能です。
日本で一番温かい沖縄でも、日中とはいえ海に入るのはまだ寒いですね。
その点、ハワイではこの時期に海で泳げるため、本当にうれしいですね。
寒さ対策もしっかりと!
ただ、ハワイでも朝晩は少し肌寒いと感じることもあります。
特にレストランやお店では冷房が強い場合もあり、日本人にとっては寒く感じることもあります。
とはいえ、あまりに厚手のものを着込むのも、着ないときは荷物になりますよね。
そこで、薄手のウィンドブレーカー、カーディガン、ストールなどをうまく取り入れるのをおすすめします。
着ないときには手持ちのリュックやカバンにくるめて持ち運びができ、必要なときにさっと取り出して羽織ることができれば、温度変化にもストレスなく対応できるでしょう。
そしてせっかくのハワイですから、現地でおしゃれに過ごしたいですよね。
そこで続いては、ハワイ旅行におすすめのおしゃれなコーディネートを女性用、男性用とご紹介していきます。
まずは女性編です(早く男性編が読みたい方は、「ハワイ旅行で男性におすすめのおしゃれなコーディネート」へどうぞ!)。
ハワイ旅行(2月・3月・4月)でおすすめのコーディネート
ハワイで女性におすすめのおしゃれなコーディネート
常夏のハワイでは、2〜4月の雨季であっても、基本的には夏の服装で過ごせます。
また、この時期であっても日差しは強いので、帽子をコーディネートに取り入れるのも熱中症対策と合わせてgood。
服装に合わせてキャップや麦わら帽子などをチョイスすれば、体調管理とおしゃれを兼ねることができます。
また女性の場合、日本ではなかなか着られない鮮やかな色や花柄のワンピースもおすすめです。
⇒ サンダル
⇒ リボン付きストローハット
また、ハワイではカジュアルな服装もおすすめです。
帽子と組み合わせて、暑さ対策とおしゃれの両方が楽しめます。
⇒ スカート
⇒ カットソー
ジャケットを羽織ると、寒さ対策にもなり、おしゃれも楽しめます。
ハワイで男性におすすめのおしゃれなコーディネート
女性と同じく、男性でもパーカーや薄手のジャケットを取り入れることをおすすめします。
ズボンは短パンやハーフパンツでも良いですし、普通の長ズボンでもOKです。
現地では、短パンを履いていても上にはパーカーを着ているというアメリカ人をよく見かけます。
特に大学生が多い印象がありますが、冷えるバスや大学の校内などで過ごす時間が長い彼らにとって、必需品なのかもしれません。
彼らにならって筆者もパーカーをよく着ています(学生ではないですが・・・笑)。
帽子のコーディネートも、女性同様おすすめです。
実は筆者、ハワイで熱中症らしき症状が出たことがあります。
このときは帽子を被らないまま、直射日光を頭にしっかり浴びてしまっていました。
キャップなどで少しでも遮っていれば、多少状況は変わったかもしれないと後悔しています・・・。
男女ともに、基本的には日中の暑い時間帯を過ごすのに、動きやすいラフな格好をベースにしてもらって良いと思いますが、朝晩の肌寒さや屋内の冷気への対策をうまくコーディネートにつなげると、一石二鳥ですよ。
⇒ ハーフ・チノパン
⇒ 綿麻 七分袖
また、帽子やジャケットも用意しておくと現地で重宝します。
特に山に行かれる方は、冬のハワイの山では雪も降りますので、防寒対策も必要になります。
ハワイのレストランでの服装
外国だと、レストランにドレスコードがあり、きちんとした服装でないと入店を断られることがあります。
ハワイの場合、レストランに行く服装はどのようなものが良いのでしょうか?
基本的な服装
ハワイでは常夏の島だけあって、Tシャツに短パン、サンダルの格好のまま入れるお店は多いです。
一方、そんなハワイでも正装に近いドレスコードを求めてくるところもあります。
ランチはラフに、ディナーはきちっとキメて、メリハリをつけて楽しむのもハワイならでは。
ドレスコードといっても、観光客がタキシードのような正装を求められることはほぼありませんので、ちょっとしたオシャレな服装で大丈夫です。
女性はワンピース、男性は長いズボンを着用するようにすると良いでしょう。
一流ホテルのレストランでは服装に注意
ただし、一流ホテルのレストランなど、それなりのグレードのレストランを利用するのであれば、服装に気を使う必要があります。
おすすめは
- 男性:襟付きシャツやアロハシャツに、チノパンなどの長いパンツと革靴
- 女性:ワンピースやムームーに、つま先の出ないサンダルやパンプス、ヒール
などが良いでしょう。
レストランによっては、Webサイトにドレスコードを掲載しているところもありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
ちなみにアロハシャツやムームーはカジュアルに見えますが、ハワイにおける正装であり、日中のおでかけにはもちろん、かっちりしたドレスコードとしても使用可能です。
ただし、ドレスコードとして使用する場合はデザインは選んだ方がよいでしょう。
ハワイ旅行での服装の注意点
常夏の楽園のイメージが強いハワイですが、先述の通り意外に寒いところがあります(商業施設、レストラン、バスなど。平均気温の高い地域ならではですね)。
しつこいようですが、羽織れるものを常に持ち歩きましょう。
筆者もこの時期に妻とステイしたことがありますが、ホテルの部屋が寒かったのに薄着で寝てしまい、妻ともども風邪をひいてしまったことがあります(熱中症といい風邪といい、体が弱いのか?・・・笑)。
体調を崩すとそもそもステイが楽しくなくなってしまいますし、薬代など余分なお金もかかります。
また病院にかかるとなると保険の請求など面倒な手続きなどもあり、いいことはあまりありません。
服装に注意するだけで元気に過ごせるなら、それに越したことはないですよね。
また2月〜4月にハワイに渡る場合、上でも触れましたが、日本ではまだ寒い日々が続いています。
そのため、空港に行くには中にパーカーや薄手のウィンドブレーカーなどを重ね着し、その上にジャケットやマウンテンパーカーを羽織るなどの工夫をして荷物を減らすようにすると良いでしょう。
また、もし厚手のコートを着て行くのであれば、空港に着いたらコートや厚手の上着・ジャケットは脱いで、スーツケースなど事前に預ける手荷物に入れてしまうと良いでしょう。
そして、機内にはパーカーや薄手のウィンドブレーカーなど、気軽に着られるものだけを持ち込むようにすると、移動が楽になります。
ハワイ旅行には何着持っていけばいい?洗濯はどうする?
何着持って行くのがベスト?
どういったスタイルでステイするかによって、持っていく衣類の量も変わってきます。
3〜5泊の比較的短いステイなら、日数分持って行ってしまっても、そこまでかさばることもないので良いかとも思います。
一方、同じ期間でもコンドミニアムタイプ(キッチンや洗濯機が備わったロングステイ向けの部屋)でのステイなら、洗濯機を活用することで持っていく衣類を減らせるので、より身軽に旅することができます(洗濯については下で詳しく取り上げますね)。
また、お土産を兼ねて現地で衣類を調達するのもまたハワイの楽しみの一つ。
オリジナルのTシャツを売る店やアロハシャツ、ムームーの店、セール中のファストファッションの店など、ショッピングを兼ねて衣類を探すのも旅の思い出になり、かつ帰りの荷物を減らせて一石二鳥ですよ。
では、旅の長さ別に必要な服装の枚数を見てみましょう。
3泊5日
短いステイなので、遊ぶのに目一杯時間を使いたいはず。
洗濯に時間を使ってはもったいないと思うので、日替わりで着られるよう4〜5着が良いでしょう。
4着あれば毎日違うコーディネートができますが、予備として1着多めに持っていっておいても良いと思います。
4泊6日
3泊同様、まだまだ目一杯観光やショッピングに時間を使いたい長さのステイ。
5〜6着持っていけば、コーディネートの心配はないでしょう。
5泊7日
ややロングステイ寄りなので、洗濯を活用することで荷物を減らしつつ旅を楽しむのがおすすめ!
3〜4着持って行き、洗濯しながら着回すと良いかもしれません。
ただ、現地での洗濯が面倒だと感じるようであれば、できるだけ軽めの洋服を日数分持って行くのも一つの方法です。
6泊8日以上
これくらいの長さのステイの場合、日替わりの衣類を日本から持っていくとなると、スーツケースの結構な割合が衣類に占められることになってしまいます。
帰りのお土産などのスペースなどを考えると、洋服は日数の半分から3分の1程度(3~4枚ほど)に抑えておき、洗濯を活用することをおすすめします。
特にロングステイではコンドミニアムタイプをチョイスすることで暮らすようにステイでき、ショートステイとは異なるハワイを楽しむことができます。
日本では大変な(?)洗濯も、ハワイでは楽しいひとときになるかもしれません。
ちなみに、筆者はディズニーバケーションクラブの会員で、毎年ハワイのアウラニディズニーリゾート&スパに宿泊費を払うことなく滞在しています。
ハワイに別荘をまるまる1軒買うのは難しくても、このようなタイムシェアでオーナーとなれるため、よく長期ステイをされる方に特におすすめの方法です。
ディズニーバケーションクラブについては、こちらの記事に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
服装に関して、上でご紹介したのはあくまで参考例です。
ご自身の荷物の量やステイ先のタイプ、ステイ中の行動パターンなどとの兼ね合いもあると思うので、ご自身にあった量を持っていって下さい。
そして、「もし足りなければ買う!」、筆者はいつもこれでなんとかなっています。
ハワイ現地で洗濯はどうやってすればいいの?
上でも触れたように、ハワイ現地で洗濯をするかどうかは、持っていく衣類の量と同じで、それぞれの方の滞在スタイルによります。
初めてのハワイであれば、とりあえずは日数分持っていくほうが安心だし、楽ですよね。
ですが2回目、3回目のハワイであれば、ぜひ洗濯をうまく取り入れて、身軽に旅を楽しんでほしいところです。
ハワイでステイ中に洗濯をする場合、次のような方法があります。
洗濯機
コンドミニアムタイプの部屋であれば、室内に備え付けられているであろう洗濯機。
日本製のたくさん機能のついた上等な洗濯機とはいかないまでも、ステイ中に1~2度使用する分には申し分ないと思います。
洗剤はホテルの売店に売っている場合もありますし、なければABCストアやTARGETなどコンビニやスーパーで手にいれることもできます。
コインランドリー
部屋に備え付けの洗濯機がない場合は、街中のコインランドリーを使うのも手です。
ちなみに、アメリカではコインランドリーはLaundromat(ランドロマット)といいます。
例えば、ワイキキのクヒオ通り沿いにあるWaikiki Laundromat。
ここだと、1回の洗濯(業務用洗濯機&乾燥機使用)で、かかる時間が約40分、費用は約5.5ドルです(もちろん分量や使用時間にもよりますが)。
余談ですが、筆者は最近ではハワイ滞在時には洗濯を取り入れていて、ハワイの風にお気に入りの服をなびかせることで、ハワイの空気感を日本に持ち帰ろうとしています(笑)
まとめ
2月・3月・4月のハワイ旅行に適した服装やおしゃれなコーディネート、その他に何着持って行く必要があるのかなどについて解説してきました。
ハワイには雨季と乾季があり、今回の記事で取り上げた2月~4月は雨季に当たり、乾季よりは若干気温が下がります。
とは言っても、常夏のハワイですから、日中であれば真夏の服装でOKです。女性の場合、花柄や明るい色のワンピース、男性の場合、Tシャツにハーフパンツなどがおすすめです。
ただ朝晩に肌寒くなることと、日中の冷房などで寒く感じることがありますので、必ず上に羽織れるものを持って行くようにしましょう。
また帽子は、熱中症対策にもおしゃれなコーディネートとしても必須のアイテムです。
ハワイのレストランの場合、多くはドレスコードはありませんが、少しおしゃれな服装の方が気分も盛り上がるためおすすめです。
また一部、きっちりとドレスコードが決められている高級レストランもあるため、事前にお店の情報を確認してから行くようにしましょう。
ハワイ旅行に何着持って行くかは、それぞれの方の計画にもよりますが、もしハワイ旅行が初めて、もしくは滞在日数が短い場合は日数分を持参し、2回目・3回目などリピーターの場合、必要最低限の洋服を持って行き、現地で洗濯をするようにすると、荷物が減らせるためおすすめです。
もし足りなければ、いつでも現地で買えますので、それほど心配しなくても大丈夫ですよ。
旅行中どんな服を着ようかなど、迷いながら準備するのも旅の楽しみですよね。
ぜひ、上手なコーディネートでハワイステイを楽しんでください!