韓国・釜山は意外と広く、名所や穴場スポットを入れると、50近くもの観光おすすめスポットがあります。
そのため、地域ごとにわかりやすく観光地をご紹介できるよう、この記事では釜山の中でも南浦・松島・太宗台の地域の名所&穴場スポットを、おすすめの順にランキング形式でご紹介していきます。
ちなみに、こちらの記事は現在、韓国人の夫とともに釜山に長期滞在しながら、地元の方々の意見も参考にしながらまとめたものです。
そのため、ちょっとした裏情報なども含まれていますので、これから釜山に来られる方はぜひ参考にしてみて下さい!
韓国・釜山の南浦、松島、太宗台はどんなところ?
釜山の中でも、南浦、松島、太宗台とはどういった地域なのでしょうか?
南浦(ナンポ)は釜山の中心地・西面から少し南にある地域で、観光客に人気のエリアです。
いくつもの有名な市場が集まっており、地元の人も観光客も訪れる地域です。
また、松島(ソンド)や太宗台(テジョンデ)は、それぞれ南浦のさらに南にある地域で、海や自然が楽しめる区域です。
それぞれの地域に魅力がありますので、釜山の南部にあるこれらの地域のおすすめスポットを、これから順にランキング形式でご紹介していきます。
まずは、南浦のある南浦洞エリアから見ていきましょう!
釜山観光おすすめの名所&穴場スポットランキング:南浦洞編
1位:☆定番☆ 甘川文化村:韓国のマチュピチュ
韓国語での読み方:カムチョンムナマウル / 감천 문화마을
有名度:★★★★★
おすすめ度:★★★★★
アクセスの良さ:★★★☆☆
所要時間:約30分~1時間半
最寄り駅:地下鉄1号線・土城駅からバスで約10分
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甘川文化村は、かつて朝鮮戦争の避難民が集まって住み始めた集落で、長い間貧しさや偏見などで辛い暮らしをしていたものの、地域再生プロジェクトにより、カラフルでアートな街並みと変貌を遂げた集落です。
今では連日観光客が多く訪れる、オシャレスポットへと大変身しました。
そのオシャレ感から、テレビのドラマや番組で撮影に使われたりするため、芸能人も訪れることもあります。
韓服をレンタルし、甘川文化村内を散策するのも人気です。
星の王子様が可愛い撮影スポットをはじめ、カラフルで美しい村全体を見渡せる絶景スポットなど、インスタ映え間違いなしの写真スポットが数多くあります。
釜山の観光スポットの中でも人気ナンバーワンとも言える、必見スポットです。
ただし、普通に生活をしている住民の方々がいますので、生活の邪魔にならないようにできるだけ静かにし、マナーを守って周るように気をつけましょう。
2位:☆穴場☆ 草梁イバグギル:アートな雰囲気がステキな街と展望台
韓国語での読み方:チョリャン イバグギル / 초량 이바구길
有名度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★★
アクセスの良さ:★★★★☆
所要時間:約30分~1時間
最寄り駅:地下鉄1号線・釜山駅(7番出口)から徒歩約8分
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草梁イバグギルとは、「草梁(チョリャン)の物語通り」との意味で、街の通り道に草梁の歴史や人々の暮らしの移り変わりをテーマとした壁画やアート作品が飾られています。
また、168階段と呼ばれる階段の横には、地元の人々のために作られたモノレール(無料)があり、そこを登ると上からは市内を一望できる展望スペースがあります。
周辺にはセンスあるアート作品やカフェが多く、写真スポットが数多くあります。
まだまだ外国人観光客が少ない穴場スポットで、ほとんどが地元の人か韓国人の観光客がちらほら、といった感じです。
実際、訪れている人たちを見ると、特に韓国人の若者や女子旅で来ている人たちが中心で、オシャレな壁画やカフェなどを前に写真を撮っていました。
ちなみに、モノレールに乗ってみたところ、斜面が結構急で「おお怖い」と思わず言ってしまったのですが、すると一緒に乗った韓国人のおばさんが「これなんて怖くないよ~。松島のケーブルカーは下がガラス張りでもっと怖いんだから~」と。
そこで話がはずみ、夫が色々訊いてみたところ、地元の方でいつも利用しているそうで、「ここのモノレールは無料で本当にありがたい。平昌の方なんて、1回3,000ウォンとるんだから!」とのことでした。
確かに、168階段は昇るのは結構キツく、特に毎日となるとかなり大変なため、無料のモノレールがあるのは地元の人にとって本当に助かるだろうと感じます。
ちなみに、帰りは階段を降りて行ったのですが、階段を踏み外さないようゆっくり降りていたところ、別の地元のおばさんは、かなり早い速度でスタスタ降りて行っていて、その速さにビックリしました。さすがベテランです!
釜山駅前には、この草梁イバグギルを自転車に乗せて回ってくれる「イバグ自転車」というサービスもありますので、一帯をグルリと周ってみたい方にもおすすめです(注:イバグ自転車では、168階段やモノレールは利用できませんので、そちらは徒歩で自分で行く必要があります)。
3位:☆定番☆ チャガルチ市場:新鮮な魚介類をその場で食べられる
韓国語での読み方:チャガルチ シジャン / 자갈치시장
有名度:★★★★★
おすすめ度:★★★★☆
アクセスの良さ:★★★★★
所要時間:約15分~1時間半(食事をする場合)
最寄り駅:地下鉄1号線・チャガルチ駅(10番出口)から徒歩約2分
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日本や外国人観光客向けのガイドブックには必ず載っているチャガルチ市場は、釜山観光で有名な観光スポットの一つです。
ビルの1階では新鮮な魚介類が売られており、そこで買うと、2階の食堂でその場で調理してくれます。
私たちもその場でアワビとホタテ、ヒラメを買い、半分を刺身に、そして残りの半分を焼いて調理してもらったのですが、新鮮でとても美味しかったです(値段交渉ができますので、ぜひ挑戦してみて下さい!)。
観光客に人気のチャガルチ市場ですが、地元の人々に訊いてみたところ、実は地元釜山の人々はチャガルチ市場には行かず、大抵は下でご紹介する広安里の方に行くのだそうです。
どちらも食べ比べてみて美味しかったのですが、こちらのチャガルチ市場は観光客が多いためか、日本語が若干できる方もいて、観光客としてはこちらのチャガルチ市場の方が利用しやすいかと思います。
また、チャガルチ市場はリニューアルしてきれいになったことに加え、以前のようなボッタクリなども減り、観光客でも気軽に利用しやすい雰囲気になっています。
そのため、新鮮な魚介類をその場で食べてみたい方におすすめです。
4位:☆定番☆ 国際市場:釜山で最も有名な市場
韓国語での読み方:クッチェ シジャン / 부산 국제시장
有名度:★★★★★
おすすめ度:★★★★☆
アクセスの良さ:★★★★★
所要時間:約15分~40分
最寄り駅:地下鉄1号線・チャガルチ駅(7番出口)から徒歩約3分
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釜山で最もよく知られた市場で、その歴史も古く、キッチン・生活用品から布類、伝統衣装、寝具、カバン、メガネ、雑貨、民芸品、グルメなど様々なものが売られています。
1階部分は観光客も多く立ち寄るため、若干高めの値段となっていますので、値段交渉をすると良い買い物ができます。
韓国らしい民芸品や伝統的なデザインの雑貨もありますので、お土産を探すのにも楽しい場所です。
ただ、近年では以前と比べて活気が減ってきた部分もあり、大賑わいの市場を想像して行くとちょっと期待はずれとなってしまうかも知れません。
「市場で色々な品物を見てみたい」といった方におすすめです。
5位:☆定番☆ 富平カントン市場:B級グルメの名所
韓国語での読み方:/ブピョン カントンシジャン부평깡통시장
有名度:★★★★★
おすすめ度:★★★★☆
アクセスの良さ:★★★★★
所要時間:約15分~30分
最寄り駅:地下鉄1号線・チャガルチ駅(3番出口)から徒歩約5分
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上でご紹介した国際市場から歩いて近くのところにあり、昼間も夜も人気の市場です。
B級屋台グルメが勢ぞろいで、値段も安く、若者からお年寄りまで、様々な人たちで賑わっています。
韓国の屋台だけでなく、様々な国の屋台が出ていますので、色々な味が楽しめますよ。
地元のテレビでもよく特集などが放送されており、観光客だけでなく地元の人にも人気です。
6位:☆定番☆ BIFF広場:映画関係者の手形やホットクなどグルメぞろい
韓国語での読み方:ビップ クァンジャン / 비프(BIFF)광장
有名度:★★★★★
おすすめ度:★★★★☆
アクセスの良さ:★★★★★
所要時間:約15分~30分
最寄り駅:地下鉄1号線・チャガルチ駅(7番出口)から徒歩約2分
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毎年秋に開催される釜山国際映画祭(Busan International Film Festival/BIFF)のメイン広場で、かつて映画祭に参加した様々な映画監督や俳優たちの手形や足形が見られます(現在、映画祭のメイン会場は海雲台に移されています)。
また、屋台が美味しいと有名で、特にホットクにナッツや種が入ったシアホットクが人気です。
前半部分の「シア(ッ)」は種という意味で、種入りのホットクは釜山が発祥地だと言われています。
ちなみに、日本語表記ではよく「シアホットク」と書かれていますが、実際の韓国語の発音では「シアットットッ」に近い音となっています。
試しに、日本人がカタカナ表記を頼りにして発音した場合、韓国人の耳にはどんな風に聞こえるのかを韓国人の夫に訊いてみたところ、こんな意見でした(「ジュセヨ」は、「下さい」の意味です)。
- 「シアホットク ジュセヨ~」 ➡ シアホットク?ああ、씨앗호떡ね。外国人らしくてかわいいなあ。
- 「シアットットッ ジュセヨ~」➡ おお!?この人は韓国語を知ってるな!
というわけで、店員さんを驚かせたければ(笑)、あえて「シアットットッ ジュセヨ~」と言ってみて下さい!
このBIFF広場は釜山観光の定番スポットで、特に映画好きの方や屋台グルメを楽しみたい方におすすめです。
7位:☆定番☆ 龍頭山公園:釜山タワーのある憩いの公園
韓国語での読み方:ヨンドゥサン コンウォン / 용두산 공원
有名度:★★★★★
おすすめ度:★★★☆☆
アクセスの良さ:★★★★★
所要時間:約15分~1時間
最寄り駅:地下鉄1号線・南浦駅(1番出口)から徒歩約5分
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釜山市民の憩いの場である龍頭山公園には、釜山タワーもあり、展望台からは市内が見渡せる人気観光スポットです。
夜にはライトアップされ、より一層きれいな風景が楽しめます。
とりあえず定番コースを回りたい人、または時間に余裕があって、釜山の定番スポットを一通り全部回りたい方にはおすすめですが、もし時間があまりない方は、釜山には他により見ごたえのあるスポットが色々とありますので、そちらを回るのがおすすめです。
また、これは地元の韓国人ガイドさんから聞いたお話ですが、ガイドさん個人としては、釜山タワーよりも近くのロッテデパート光復店(詳細は下でご紹介)の屋上の方が無料で景色が楽しめるため、無料で景色を楽しみたい方は、そちらがおすすめだそうです。
8位:☆穴場☆ ロッテデパート(光復店)の屋上・スカイパーク:無料の展望台
韓国語での読み方:ロッテペックァジョム・クァンボクジョム / 롯데백화점 광복점
有名度:★★☆☆☆
おすすめ度:★★★☆☆
アクセスの良さ:★★★★★
所要時間:約15分~1時間
最寄り駅:地下鉄1号線・南浦駅(駅から地下道を通り直結)
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ロッテ百貨店(光復店)は、デパートであるだけでなく、室内の世界最大級の噴水「アクアティークショー」があったり、屋上にはスカイパークといった無料の公園があったりと、様々な楽しみ方ができる複合施設になっています。
屋上のスカイパークでは、ちょっとした公園となっていて落ち着いた空間となっており、また上でも触れたように、無料で釜山市内を一望できる穴場的な展望スポットとなっています。
展望デッキはかなり広く、場所を移動すれば釜山の様々な方角を楽しむことができます。
釜山市内で展望台から市内を眺めてみたい方は、より本格的な展望台が良ければ上でご紹介した釜山タワー(有料)を、無料で景色を楽しみたい方はこちらのロッテデパート・光復店の屋上がおすすめです。
人も少ない穴場的な場所ですので、ゆっくりしたい方にもおすすめできます。
また、デパートの地下では韓国ならではの食材が勢ぞろいし、試食もできますので、お土産を買うのにも人気です。
9位:☆穴場☆ 釜山映画体験博物館:映画好きにおすすめ
韓国語での読み方:プサン ヨンファチェホム パンムルグァン / 부산 영화체험 박물관
有名度:★★★☆☆
おすすめ度:★★☆☆☆
アクセスの良さ:★★★★★
所要時間:約15分~1時間
最寄り駅:地下鉄1号線・南浦駅(1番出口)から徒歩約5分
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2017年にできた、まだまだ新しいスポットで、有名なハリウッド映画のフィギュアや展示品、その他トリックアートなどが展示されています。
VRや自分の姿が映画のポスターになったりと、ちょっと面白い体験ができるものなどもあり、子どもも大人も楽しめる博物館です。
10位:☆穴場☆ 上海街/チャイナタウン:異国情緒あふれる外国人街
韓国語での読み方:サンヘゴリ / 상해거리 (차이나타운)
有名度:★★★☆☆
おすすめ度:★★☆☆☆
アクセスの良さ:★★★★★
所要時間:約15分
最寄り駅:地下鉄1号線・釜山駅(5番出口)から徒歩約2分
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釜山駅のすぐ近くにチャイナタウン(上海街/サンヘゴリ)がありますが、それほど人が多くないスポットです。
チャイナタウンであるものの、通りには中華料理のお店だけでなく、ロシアや中央アジア諸国のお店も多くあります。
また、その隣の通りはテキサス通りとなっており、区域一帯が異国色が強い外国人街となっています。
ただこのエリア、元々はあまり治安が良くないエリアであったため、行くのであれば明るい時間帯に行くようにし、夕方や夜の一人歩きはできるだけ避けた方が良いでしょう。
異国情緒あふれる雰囲気のほか、道沿いにちょっとした展示場があり、かつて中国大陸から商人たちが渡って来た様子や、その後の日本統治時代、そして戦後の様子と、この辺りの歴史や人々の暮らしの移り変わりを写真で見ることができます。
小さなスペースですが、辮髪姿の当時の華僑をはじめ、着物を着た日本人、韓服を着た地元の人々など、当時の実際の様子を写真で見られるため、時間がある方は一度立ち寄ってみると興味深いですよ。
続いて、南浦洞からアクセスしやすい、松島(ソンド)周辺のおすすめの名所&穴場スポットを見ていきましょう!
釜山観光おすすめの名所&穴場スポットランキング:松島編
1位:☆定番☆ 松島海水浴場:落ち着いた雰囲気の海水浴場
韓国語での読み方:ソンド ヘスヨクチャン / 송도해수욕장
有名度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★
アクセスの良さ:★★★☆☆
所要時間:約15分~30分
最寄り駅:地下鉄1号線・チャガルチ駅(駅からタクシーで約10分)
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釜山の海と言えば、観光客や若者に人気の海雲台、そして地元釜山の人たちに人気の広安里が有名ですが、南浦から行きやすい松島(ソンド)の海水浴場もおすすめです。
海水浴場自体は割とコンパクトではあるのですが、子どもからお年寄りまで幅広い人が訪れており、落ち着いた雰囲気のビーチです。
私個人的には、釜山の海水浴場の中ではこの松島が一番好きです。
最寄り駅のチャガルチ駅からタクシーに乗る必要があるため、割と外国人観光客が少ないのも特徴です。
海辺を散歩するのも気持ちが良いのですが、この下でご紹介するスカイウォークやケーブルカーもあわせて楽しむことができ、おすすめのスポットです。
2位:☆定番☆ 松島クルム散策路:海の上を歩くスカイウォーク
韓国語での読み方:ソンド クルムサンチェンノ / 송도 구름산책로(스카이워크)
有名度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★
アクセスの良さ:★★★☆☆
所要時間:約15分~30分
最寄り駅:地下鉄1号線・チャガルチ駅(駅からタクシーで約10分)
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松島海水浴場のすぐ横には、クルム(雲)散策路と呼ばれているスカイウォークがあり、海の真上を散歩しているような体験ができます。
所々、ガラス張りや鉄格子の床があり、下を見下ろすとちょっとゾクッとしてしまいますが、海の上にこういった散策路を作るというのは、良く考えられていて良いですね!
また、無料なのも嬉しいポイントです。
海の風が気持ちよく、景色もきれいで歩きやすく整えられている散策路のため、色々な人におすすめです。
3位:☆定番☆ 松島海上ケーブルカー:ガラス床で迫力満点
韓国語での読み方:ソンド ヘサン ケイブルカー / 송도 해상케이블카
有名度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★
アクセスの良さ:★★★☆☆
所要時間:約30分~1時間半
最寄り駅:地下鉄1号線・チャガルチ駅(駅からタクシーで約10分)
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上でご紹介した松島クルム散策路の近くにビルがあり、そこから向こう岸へと行くケーブルカー(ロープウェイ)に乗ることができます。
ケーブルカーは普通のタイプの床(エアクルーズ)と、ガラス張りタイプの床のもの(クリスタルクルーズ)と2種類あり、乗車時間は片道約10分ほどです。
私たちはガラス張りのクリスタルクルーズで往復してみたのですが、足一面が透明で透けて見え、かなり迫力がありました。
また、周囲も釜山の景色が一望でき、とてもきれいです。
土日(特に午前中~お昼頃)だと混雑しており、1台にギリギリの8人で乗るようになりますが、人が少ない時間帯であれば1台に3人~4人と少なめの人数で乗ることができ、より景色を楽しみやすくなります。
向こう岸に着くと、ちょっとした公園となっており、なぜか動く恐竜が何匹かいて、大人たちも喜んで写真を撮っていました。
また、そこからハイキングコースがいくつかあり、時間があれば山道をハイキングすることもでき、眺めもきれいです。
ケーブルカーの料金はこちらになります。
大人 | 子ども | |
---|---|---|
エアクルーズ(片道) | 12,000ウォン | 9,000ウォン |
エアクルーズ(往復) | 15,000ウォン | 11,000ウォン |
クリスタルクルーズ (片道) | 16,000ウォン | 12,000ウォン |
クリスタルクルーズ (往復) | 20,000ウォン | 15,000ウォン |
ちなみに、行きはケーブルカーで行き、帰りはこの下でご紹介する、海岸沿いの散策路を帰ってくるというのも一つの方法です。
その場合、ケーブルカーは片道チケットのみを買うのがおすすめですよ。
4位:☆穴場☆ 松島海岸散策路:海のすぐそばを歩ける散歩道
韓国語での読み方:ソンド ヘアン サンチェンノ / 송도해안산책로
有名度:★☆☆☆☆
おすすめ度:★★★★★
アクセスの良さ:★★★☆☆
所要時間:約40分~1時間
最寄り駅:地下鉄1号線・チャガルチ駅(駅からタクシーで約10分)
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松島海岸散策路(別名:松島海岸プロムナード)は松島海水浴場から出発し、崖沿いに作られた散歩道を歩いて岩南公園まで行くことができます。
途中、吊り橋や展望台などもあり、迫力満点です。
大人が普通に歩くと、片道約20分ほどで行くことができます。
人気なのは、行きは上でご紹介したケーブルカーで向こう岸まで渡り、帰りにこの海岸散策路を徒歩で帰ってくるコースですが、行きに歩いて行き、帰りにケーブルカーに乗って帰ってくることもできます(もちろん、体力がある方は行き帰りとも歩くこともできます)。
最後に、釜山の南にあるもう一つの観光スポットエリア、太宗台(テジョンデ)周辺のおすすめスポットについてもご紹介しておきます。
釜山観光おすすめの名所&穴場スポットランキング:太宗台編
1位:☆定番☆ 太宗台:断崖絶壁からの眺めが最高
韓国語での読み方:テジョンデ / 태종대
有名度:★★★★★
おすすめ度:★★★★★
アクセスの良さ:★★★☆☆
所要時間:約1時間半~2時間
最寄り駅:地下鉄1号線・南浦駅(駅からバスまたはタクシーで約20分)
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断崖絶壁にある展望台からは眼下に広がる海が見渡せ、晴れた日は対馬が見えることで有名です。
その他、灯台など、絶景の写真スポットがいくつかあります。
園内はとても広く、緑が茂っており、歩きながら自然を堪能することができます。
園内を巡回するミニバス「タヌビ」(一日券3,000ウォン)を利用することもでき、途中、好きなスポットで乗り降りできます。
毎年7月には園内の太宗寺であじさい祭りが開かれ、この時期は特に混雑しますが、お寺の敷地内一帯に咲くあじさいは見ごたえ十分です!
2位:☆穴場☆ ヒンヨウル文化マウル:韓国のサントリーニ
韓国語での読み方:ヒンヨウル ムナマウル / 흰여울 문화마을
有名度:★★☆☆☆
おすすめ度:★★★★☆
アクセスの良さ:★★☆☆☆
所要時間:約30分~1時間
最寄り駅:地下鉄1号線・南浦駅(駅からバスまたはタクシーで約15分)
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釜山で最も人気の観光スポットの1つ、甘川文化村は韓国のマチュピチュと呼ばれ、こちらのヒンヨウル文化村は韓国のサントリーニと呼ばれているスポットです。
まだそれほど知られてはおらず、観光客も少ない穴場スポットです。
サントリーニ島のようかと言えば、そこはなかなか難しいところがありますが、それでもそれっぽい雰囲気は十分にあります。
オシャレなアートの壁画や細い路地が可愛らしく、インスタ映えするような写真スポットが数多くあります。
実際、訪れている人たちを見ると、若者や女子旅で来ている方々が多い印象です。
ちょっとしたカフェもあちこちにあり、きれいな海を眺めながら、静かな雰囲気の中でゆったりと過ごすことができます。
また、下の海岸沿いにも散歩道があり、そちらを散策するのもおすすめです。
まとめ
韓国・釜山の中でも、南浦、松島、そして太宗台の地域の名所&穴場スポットを、おすすめの順にランキング形式でご紹介してみました。
<南浦洞>
- 1位:甘川文化村(定番)
- 2位:草梁イバグギル(穴場)
- 3位:チャガルチ市場(定番)
- 4位:国際市場(定番)
- 5位:カントン市場(定番)
- 6位:BIFF広場(定番)
- 7位:龍頭山公園(定番)
- 8位:ロッテデパート(光複店)の屋上・スカイパーク(穴場)
- 9位:釜山映画体験博物館(穴場)
- 10位:上海街/チャイナタウン(穴場)
<松島>
- 1位:松島海水浴場(定番)
- 2位:松島クルム散策路(定番)
- 3位:松島海上ケーブルカー(定番)
- 4位:松島海岸散策路(穴場)
<太宗台>
それぞれのスポットの位置関係は、地図で見るとこのようになっています。
もし日帰りや1泊2日などで日程が短い場合、少なくとも南浦にある甘川文化村は絶対におすすめですので、優先してスケジュールを立ててみて下さい。
他に余裕があれば、BIFF広場や国際市場、チャガルチ市場など釜山の定番観光スポットもおすすめですし、自然が好きな方であれば、松島や太宗台もとてもおすすめです。
また、若者や女子旅などでインスタ映えするスポットが良ければ、草梁イバグギルやヒンヨウル文化村がおすすめですよ。