ハワイのダイヤモンドヘッド登山は、特に朝日がきれいだと、早朝の登山が人気です。
そこでこの記事では、ダイヤモンドヘッドの日の出の時間帯と混雑状況、おすすめの季節や営業時間、入場料金、そして日の出鑑賞の登山に適した服装について解説をしていきます。
また、おすすめの日の出ツアーや個人で行く方法についても解説をしていますので、これから行かれる方はぜひ参考にしてみて下さい!
ちなみに、土曜日の午前中にはダイヤモンドヘッドのすぐ向かい側で、有名なKCCファーマーズマーケットが開催されています。
そのため、ダイヤモンドヘッドの登山の後、KCCにも立ち寄りたい方は、こちらの記事の解説も参考にしてみて下さい。
では、ダイヤモンドヘッドの日の出の時間帯や混雑状況についてから見ていきましょう!
ダイヤモンドヘッドの日の出の時間帯&混雑状況
ダイヤモンドヘッドの日の出の時間帯
ハワイ・ホノルルの月ごとのおおよその日の出の時間帯は次の通りです。
月 | 日の出の時間帯 | 日の出の月平均時刻 |
---|---|---|
1月 | 7:10前後 | 7:10 |
2月 | 6:50~7:10前後 | 7:00 |
3月 | 6:25~6:50前後 | 6:40 |
4月 | 6:00~6:25前後 | 6:12 |
5月 | 5:50~6:00前後 | 5:55 |
6月 | 5:50前後 | 5:50 |
7月 | 5:50~6:05前後 | 5:57 |
8月 | 6:05~6:15前後 | 6:10 |
9月 | 6:15~6:20前後 | 6:17 |
10月 | 6:20~6:30前後 | 6:25 |
11月 | 6:30~6:50前後 | 6:40 |
12月 | 6:50~7:10前後 | 7:00 |
ダイヤモンドヘッドは朝日が有名なものの、残念ながら開園時間の関係上、一年中いつでも日の出が見られるわけではないんですね。
そこで、朝日を見るのに適した季節や混雑状況&注意点についても見ておきましょう。
ダイヤモンドヘッドの日の出を見るには?混雑状況&注意点も
登山する季節と営業時間に注意!
上で、ハワイ・ホノルルの日の出の時間帯をご紹介しましたが、残念なことにダイヤモンドヘッドは営業時間があり、開園後でないと登山を開始することができません。
ダイヤモンドヘッドの営業時間は6時~18時で、朝の6時に開園しますので、そこから登山を開始することになります。
さらに入り口からダイヤモンドヘッドの頂上までは、普通に大人が歩いて30分~40分ほどかかるのですが、日の出の時間帯は非常に混雑するため、なかなかスムーズに前に進めないことも珍しくなく、朝の場合は登頂にもっと時間がかかります。
そのため、開園の6時に入ったとして、頂上で日の出が見られるのは日の出時刻が6:40~7:00前後の時でないと難しいのです。
では、いつ頃の季節がおすすめなのでしょうか?
ダイヤモンドヘッドで日の出を見るのにおすすめの季節
上の表からもわかるように、ダイヤモンドヘッドの日の出時刻が6:40~7:00前後辺りなのは
- 11月下旬~3月中旬(日の出時刻は6:50~7:10)
となります。
そのため、ダイヤモンドヘッドの頂上で日の出を見たい場合、おすすめは11月下旬~3月中旬になります。
それ以外の季節の場合、時期によっては頂上ではなく登山の途中で朝日を見ることも可能な場合がありますので、少しでも日の出に近い朝日を見たい場合は早朝の登山も良いでしょう。
ただ、朝早くは非常に混雑する傾向があり、車も人も大渋滞となりやすいため、スムーズに入りたいのであれば、開園時間の6時より大分早め(5時台のできるだけ早い時間)に到着しておくのがおすすめです。
ダイヤモンドヘッドに到着すると、まずは入り口で入場料を支払う必要がありますので、そちらについても見ておきましょう。
ダイヤモンドヘッドの入場料金
ハワイでは色々なところで入場料がかかりますが、ダイヤモンドヘッドも例外ではありません。
ただ、ダイヤモンドヘッドの場合は入場料は比較的安いため、心配ありません。
入場料は
- 1人:1ドル
- 車1台:5ドル
となっています。
そのため、レンタカーなど車で行った場合は何人乗車していても1台につき5ドルとなり、バスやタクシーなどで行った場合、1人につき1ドルかかることになります。
私たちは前回レンタカーで行ったのですが、夫婦2人でも車1台分として5ドルでした。
支払いは現金のみ、20ドル札より大きいお札は使えませんので、できるだけピッタリのお金を用意していくのがおすすめです。
では、そんなダイヤモンドヘッドの日の出を見る際に適した服装について見ていきましょう。
ダイヤモンドヘッドの日の出登山に適した服装
朝日を見るのではなく、日中の時間帯にダイヤモンドヘッドに登る場合は日差しが強いため、それなりの服装と対策が必要になるのですが(詳しくは、こちらの「ダイヤモンドヘッドの行き方や服装・入場料&体験談についての記事で解説をしています)、日の出を見る場合はまたちょっと違った対策が必要となってきます。
ハワイの冬の早朝は意外と肌寒い
上でも触れたように、頂上で日の出を見るには11月下旬~3月中旬が適しているのですが、この時期はハワイでは雨季(冬)で、気温も低い傾向があります。
特に、朝の日の出前の時間帯だと当然、太陽もなく真っ暗で肌寒く感じられるため、長袖がおすすめです。
また、風が強く吹くこともありますので、薄手のウィンドブレーカーも用意していくと役立ちますよ。
ハワイの風は、昼間は気温が高いため涼しくてちょうどよく感じるものの、日が出る前や日没後だと、結構肌寒く感じることも少なくありません。
そのため、私はいつも一枚羽織れるものを持ち歩いているのですが、特に薄手のウィンドブレーカーはかなり重宝するためおすすめです。
靴はサンダルは避けよう!
ダイヤモンドヘッドは登山とはいうものの、それほど本格的なものではないため、靴は普段履き慣れているスニーカーなどで大丈夫です。
とはいっても、サンダルはおすすめできません。
というのも、途中途中、足場が石でゴツゴツした場所などがあり、足をくじきやすいのと、早朝は真っ暗で足元が見えずらいためです。
そのため、足が固定されているスニーカーなどを履いて行くのがおすすめです。
スマホのLEDライトを活用しよう
ダイヤモンドヘッドには照明がないため、日の出前のトレイルは真っ暗です。
そのため、LEDの簡易ライトを持って行く人も多いのですが、「わざわざダイヤモンドヘッド登山のためだけにLEDライトを買うのはちょっと・・・」という方もいるかと思います。
そんな方におすすめなのが、スマホについているLEDライトを使う方法です。
どのみち写真を撮るためやGoogle Mapを使うためなど、スマホを持って行く方は多いと思いますが、そのスマホのライトを使えば余計な荷物を増やすことなく、身軽に行くことができますよ。
ただ、暗い中を時には足場が悪いところを歩いて行くため、スマホをあやまって落としてしまわないよう、手首に巻けるストラップつきのスマホケースに入れて行くのがおすすめです。
お水を持参!
また、ダイヤモンドヘッドは登山トレイルには売店や水飲み場はありませんので、お水を持参するのを忘れないようにしましょう。
お水は入り口の自動販売機でも買えますが、朝は非常に混雑していますので、そこで時間をとられてしまうのは勿体ないです。
そのため、ホテル出発のときからあらかじめ持って行くのがおすすめです。
それでは、ダイヤモンドヘッドに日の出を見に行く方法を見ていきましょう!
ダイヤモンドヘッドの日の出ツアー&個人で行く方法
ダイヤモンドヘッドに日の出を見に行くには、個人でもツアーでもどちらでも行くことができます。
ただ、日の出前の早朝は外も暗く、慣れないところを個人で行くのは不安といった方も少なくないため、そういった方にはオプショナルツアーを利用するのが便利です。
まずはいくつかおすすめの日の出ツアーをご紹介し、その後に個人で行く方法についても解説をしておきますね。
おすすめのダイヤモンドヘッド日の出ツアー
ダイヤモンドヘッドの日の出オプショナルツアーは数多くあるのですが、その中でいくつかおすすめをご紹介してみます。
VIPツアー
VIPツアーはハワイにあるハワイ専門の旅行会社で、日本語が可能な上、何よりも価格が安いのが魅力です。
現地のオフィスや電話でも申し込みができますが、オンラインで申し込むと割引になることも多く、便利です。
VIPツアーのダイヤモンドヘッド日の出ツアーの場合、
- ワイキキ内の主要ホテル往復送迎
- ウォーターボトル
- 登山証明書
- チップ
- 州税
込みで、たったの10ドルで参加でき、とてもお得です。
ダイヤモンドヘッドの入場料(1ドル)は自分で支払う必要がありますが、それでも他のツアーと比べると断然安く、またサービスもしっかりしているためおすすめです。
他に、ダイヤモンドヘッド登山後にKCCマーケットの朝市に行くツアー(17ドル~)やハナウマ湾とのセット(21ドル~)、カイルアとのセット(39ドル~)など、色々なツアーもありますよ。
JTBツアー
言わずと知れた日本の大手旅行会社・JTBですが、ハワイでのツアーでも長年定評があります。
JTBは他の旅行社と比べると、値段が高い傾向にあるのですが、日本の大手の会社だけあって、サービスがきめ細かく安定しており、若いカップルから家族連れ、お年寄りまで幅広い層に人気です。
そんなJTBのツアーでおすすめなのが、ダイヤモンドヘッドの日の出 + 大人気のレストラン「ハウツリーラナイ」での朝食つきプランです。
ハウツリーラナイのエッグベネディクトはハワイで大人気ですが、ワイキキ中心部からは離れているため、アクセスしずらいのが難点なのです。
ですがこちらのツアーの場合、ダイヤモンドヘッドの日の出鑑賞の後、ハウツリーラナイに立ち寄って朝食も楽しめるため、両方を体験したい方にはおすすめのプランです。
>>> JTBで詳細を見る
では続いて、ツアー利用ではなく個人でダイヤモンドヘッドの日の出を見に行く方法について見ていきましょう。
個人で行く場合
一般的に、ダイヤモンドヘッドに個人で行くには、ザ・バス、レンタカー、タクシー、トロリーを利用する方法があります。
ただ日の出を見に行くとなると、おすすめは
- タクシー
- レンタカー
の2つになります。
バスは早朝は本数も少ない上に辺りも真っ暗なため、ハワイの治安を考えると安全のためにもおすすめできません。
また、昼間は運行している各社トロリーも、日の出の時間帯にはまだ動いていないため、利用することができないのです。
そのため、アクセス方法はタクシーかレンタカーのどちらかになるのですが、それぞれメリットとデメリットがありますので、順に見ていきましょう。
タクシーを使って日の出を見に行く場合
タクシーの場合のポイント
- ホテルから直行で行けるため楽
- 一般タクシーよりもUberがおすすめ
- 所要時間は約15分~20分ほど
- 料金は13ドル~23ドルほど(会社による)
ダイヤモンドヘッドに朝日を見に行く場合、もしレンタカーを一定期間借りているのでなければ、タクシーで行くのがおすすめです。
一般的にハワイではタクシーは高く、Uberを使った方が大分安いため、タクシーで行くのであればUberがおすすめです。
また、Uberであればチップを支払う必要もありませんので、そこも利用しやすいポイントです。
とはいっても、運転手さんが親切だったり、または荷物が多い場合などは、私は感謝の意味合いでUberであってもチップを支払うこともあります。
ただその場合でも、アプリ内で支払いが可能なため、計算なども必要なくスムーズで便利ですよ。
以前はダイヤモンドヘッドの入り口にいるタクシーを利用して、高額な料金を要求されたりボッタクリされたという被害も複数報告されていたのですが、今ではダイヤモンドヘッドの入り口に公式のタクシー乗り場ができたため、そういったことも減ったようです。
ただ、そのタクシー乗り場にも常にタクシーがいるとは限らず、また料金も一般タクシーで高めのためではあります。
そのため、帰りもタクシーを利用するのであれば、やはりUberを利用するのが安心ですし、また料金も安くすみますのでおすすめです。
続いて、レンタカーでダイヤモンドヘッドに行く場合について見てみましょう。
レンタカーを使って日の出を見に行く場合
レンタカーの場合のポイント
- 所要時間は約15分~20分ほど
- 朝は駐車場が混雑するため、5時台のできるだけ早くに到着するのがおすすめ
- ダイヤモンドヘッド登山後、他の観光スポットにも楽に行ける
- 料金は40ドル~80ドルほど(会社による)
レンタカーで行くと、帰りも他の観光スポットに自由に立ち寄れるため、私個人的にはレンタカーは一番おすすめの方法です。
ただ、ダイヤモンドヘッド登山の当日にレンタカーを借りるのは時間的に無理があるため、ハワイ滞在中に一定期間借りるか、または少なくとも、登山前日にレンタルしておく必要があります。
レンタカーですと自由がきく反面、駐車場が満車になると入れなくなってしまうため、できるだけ早い時間帯に到着しておくのが鍵です。
行き方はカーナビやGoogle Mapに「Diamond Head」と入力すればOKです。
私たちも実際、Google Mapを頼りに行ったのですが、スムーズに到着することができました。
またハワイに滞在中、ほとんどレンタカーで移動していたのですが、好きな時間に好きなところに行けるため、定番スポットはもちろんのこと、観光客が少ない穴場スポットなども周ることができたため、レンタカーはやはりおすすめです。
まとめ
ハワイのダイヤモンドヘッドで日の出を見たい方のために、ダイヤモンドヘッドの日の出の時間帯と混雑状況、入場料金、そして日の出登山に適した服装についてまとめてみました。
ダイヤモンドヘッドは営業時間の関係上、開園するのが6時からになりますので、頂上で日の出が見られるのは、11月下旬~3月中旬辺り(冬季)のみになります。
それ以外の季節では、すでに日が昇っているか、または登山の途中で日が昇るのを見る形になります。
ハワイでも冬季の朝晩は肌寒く、また風が吹くと体感温度もグッと下がりますので、登山の際の服装は長袖と薄めのウィンドブレーカーがおすすめです。
日の出を見るには、VIPツアーやJTBなどの日の出ツアーを利用するか、または個人で行く場合はタクシーまたはレンタカーで行くのがおすすめですよ。