ハワイのハナウマ湾(ハナウマベイ)はツアーを利用して行くのも人気ですが、個人で行く場合、現地でシュノーケルのレンタルできるのか、またその他にもビーチパラソルやテント、ライフジャケット、マリンシューズ、ウェットスーツなど、何がレンタルできて何ができないのか気になりますよね。
そこで、この記事ではハナウマ湾現地で当日レンタルできるものと料金、ロッカーやランチなどの食事はどうするか、着替えの場所、シャワーなどの設備情報についても解説をしていきます。
そして、当日の流れがわかりやすいよう、現地に着いてから海でシュノーケリングをするまでの流れについても触れています。
個人で行く方は、当日思いっきり楽しむためにも、是非この記事を参考にバッチリ準備をしていって下さい!
では、ハナウマ湾で当日レンタルできるものから見ていきましょう!
ハナウマ湾でシュノーケル!当日レンタルできる備品は?
シュノーケルセットはいくつか種類あり
ハナウマ湾で個人でシュノーケリングをしたい場合、ハナウマ湾現地でシュノーケルやその他の備品をレンタルすることができます。
シュノーケルレンタルのセット内容によって価格も違っていますので、自分の必要なものを選んでレンタルすることができます。
ハナウマ湾でレンタルできるものは、以下のものになります(2019年6月時点)。
料金 | 支払い方法 | |
---|---|---|
フルマスク&フィン (H2O Ninja Mask) | 40ドル | 現金&クレジット |
マスク(ゴーグル)、シュノーケル&フィン | 20ドル (+3ドルで度数つきマスクも可能) | |
マスク(ゴーグル)&シュノーケル | 12ドル (+15ドルで度数つきマスクも可能) | |
フィン | 9ドル | |
新品のマウスピース | 4ドル | |
ロッカー | ・小:10ドル ・大:12ドル |
いくつか注意点がありますので、順に解説をしていきます。
支払い方法は現金&クレジットがOK
レンタル品は、どれも、現金でもクレジット(VISA、マスター、アメリカン・エキスプレス、JCBなど)でも支払いできます。
また、デポジット(保証)として、運転免許証やパスポート、またはクレジットカードなどを預ける必要がありますが、備品の返却時に返してもらえますので大丈夫です。
目が悪くてもシュノーケリングが楽しめる!
目が悪い場合、プラス料金で度付きのゴーグルもレンタルできます。
私も視力がかなり悪いのですが、今回ハナウマ湾を訪れた際はコンタクトを付けていったので良かったものの、以前、グアムでシュノーケルをしに行った際、コンタクトを付けるのを忘れて行ってしまったことがありました。
その際、現地で度付きのゴーグルを貸してもらえたため、そのおかげで離れたところの魚もきれいに見ることができ、とても助かったのを覚えています。
コンタクトではなくメガネを使っている方など、この度付きゴーグルはかなりおすすめです!
貸しロッカーもあり
また、料金は結構高めですが、貸しロッカーもあります。
このロッカーについては、下の方で別途解説をしていますので、そちらを参考にして見て下さい。
返却時間に注意を!
ハナウマ湾の営業時間は、観光客が入園できるのは朝6時45分~午後13時半までですが、シュノーケルセットのレンタルは自分が予約した枠内で早めに返却する必要があります。
デポジットでパスポートやクレジットカードなど、大切なものも預けていますので、ウッカリ時間を過ぎてしまわないよう、レンタルする際には何時までに返却をする必要があるのか確認をして、余裕をもって返却をするようにしましょう!
それでは、シュノーケルセット以外に、当日ハナウマ湾で他にレンタルできるものはあるのでしょうか?
よくある疑問をまとめてみましたので、参考にして見て下さい。
ビーチパラソルやライフジャケット、ウェットスーツなどのレンタルは?
ハナウマ湾でシュノーケリングをするには、シュノーケルセット以外にも色々と備品があれば便利ですよね。
例えば、
- ライフジャケット
- マリンシューズ
- ウェットスーツ
- 浮き輪
- ビーチパラソル
- テント
などがあるかどうか気になる方が多いようです(私自身、最初はわからず気になっていました)。
結論から言うと、残念ながらハナウマ湾ではこれらをレンタルすることができません。
そのため、自分で買って持って行く必要があるのですが、
- 本当に必要かどうか
- 必要であれば、どういったものが良いのか
- どこで買うと安いか&おすすめか
など、気になることも少なくないかと思います。
そこで、こちらの記事では、ハナウマ湾への必要な持ち物やあれば便利なものに関しても詳しくまとめていますので、上手く活用してみて下さい!
それでは、ハナウマ湾でロッカーやシャワー、食事など、現地で当日どうすれば良いのか、施設情報について見ていきましょう。
ハナウマ湾の施設を紹介!ロッカーやシャワー・着替え・食事はどうする?
ハナウマ湾は、世界中から観光客が訪れる海ですので、それなりに必要な施設は整っています。
とは言っても、豪華なリゾート地といった感じではなく、必要最低限の施設が何とか整っている、という程度です。
そのため、過度は期待はせず、あらかじめ準備できるところは準備をして行くと、当日スムーズでおすすめです。
では、主な施設を順に見ていきましょう。
ロッカー
上でも触れた通り、ハナウマ湾には貸しロッカーがあります。
とは言っても、ビーチにポツンとロッカーが置いてあるわけではなく、シュノーケルセットなどがレンタルできるブース内にロッカーが設置されている形です。
そのため、自分で自由に出し入れできるわけではなく、中にいる係の人に頼む形になります。
大きさは大と小の2種類で、それぞれ料金は一日あたり12ドル(大)と10ドル(小)になり、その日のうちであれば何度でも出し入れ可能です。
また、上のレンタルの箇所でも触れたのですが、こちらのお店はハナウマ湾の閉園まで営業しているわけではなく、早めに閉めてしまいます。
そのため、時間に余裕をもって、早めに荷物を取りに行くように注意が必要です。
シャワー&トイレ
ハナウマ湾のトイレ
ハナウマ湾には、トイレが何カ所かあり
- ハナウマ湾の施設の外(駐車場のある階)
- ハナウマ湾の入り口付近の売店の横
- ハナウマ湾のビーチ
にそれぞれトイレがあります。
基本的にトイレットペーパーはついていますので、大丈夫です。
ハナウマ湾のシャワー
ハナウマ湾には、何カ所かシャワーがあります。
- ビーチの野外の簡易シャワー
- ビーチにある更衣室&トイレ内のシャワー
ビーチのところに簡易シャワーが2カ所あり、それ以外にも更衣室&トイレ内にもシャワーがあります。
私たちが前回行った際、外の簡易シャワーは1カ所が故障中だったため、もう一つのシャワーに人が集中していました。
ただ、外のシャワーは大抵みなサッと海水を流す程度ですので、順番は意外と早く回って来ますので大丈夫です。
着替えの場所
行きの場合
ハナウマ湾では、すぐ上で触れた更衣室&シャワーのところで着替えることができます。
ただ、時間帯によってはとても混むため、出発前に宿泊先で水着に着替えておき、その上に簡単に脱ぎ着できる服を着て行くのがおすすめです。
ハナウマ湾現地に着いたら、ビーチでただ衣服を脱げばそのまま泳ぎに行けるため、水着はあらかじめ着て行くようにしましょう!
帰りの場合
帰りは、やはり海水に浸かった後なのと、水に濡れたままでは不快なため、着替えて帰るのがおすすめですが、着替えの場所は更衣室&トイレを利用するのが一般的です。
ただこちらも、お昼ごろの人々が多く帰る時間帯となるとかなり混みますので、時間をズラすか、または上の階にあるトイレでサッと着替えてしまうのも一つの方法です。
私の場合、前回は帰りの時間更衣室やトイレがとても混んでいたため、とりあえず外のシャワーで海水を流して上へと上がり、大きめのビーチタオルを使いながら、レンタカーの中でサッと着替えました(笑)
バスや送迎ツアーで帰る方の場合、もし下の更衣室やトイレが混雑しているようであれば、上にある入り口、またはバス停付近のトイレで着替えるのも一つの策としておすすめです。
また、ハナウマ湾では多くの場合、朝早く行ってお昼過ぎに帰る方が多いと思いますが、食事はどうすれば良いのでしょうか?見ていきましょう!
ハナウマ湾で食事はどうすればいい?売店情報
ハナウマ湾では、入り口のところに1軒食事を売っているお店があるものの、下のビーチのところには食べ物のお店はありません。
食べ物をビーチに持って行くこと自体はOKとなっていますので、上の売店でランチを買って持って行くか、または自分で何かサンドイッチやお弁当などを持参するのがおすすめです。
または、お腹が空くギリギリまで海で遊んで、その後上に上がり、そこで売店でお昼を買って食べるのも一つの方法です。
前回、私たちもこの方法だったのですが、平日の13時を過ぎていたものの、お昼を買う人たちが結構並んでおり、また食事が出て来るまでも15分近く待ちました。
チキンシーザーサラダとベーコンチーズバーガーを頼んでみました。
店員さんはとても感じが良く親切で、チキンサラダも結構美味しかったです。チーズバーガーの方は、正直「う~ん」といった感じでした(笑)
こちらのお店では現金とクレジット(VISA、マスター、アメリカン・エキスプレス)が使えます。
それでは、ハナウマ湾が初めての方のために、ハナウマ湾に着いてから海に入るまでの流れを説明していきます。
ハナウマ湾の現地での流れ!到着から海に入るまで
まず、ハナウマ湾に着いてからの流れをザっとポイントで見てみると
- ハナウマ湾の駐車場に到着
- 駐車場付近の展望台から景色を見たい場合、景色を鑑賞&写真撮影
- 歩いてハナウマ湾の入り口に向かう
- 入り口付近の展望台から景色を見たい場合、景色を鑑賞&写真撮影
- 入り口で入場料を支払う(事前予約をしていない場合)
- 中に入り、ハナウマ湾利用のビデオを鑑賞
- トレイルを下り、ビーチのあるところへと降りて行く
- ビーチに荷物を置く
- シュノーケルなどをレンタルする場合は、レンタル
- 海でシュノーケリング
といった流れとなります。
まず、ハナウマ湾の駐車場はかなり高い位置にあります。
そのため、駐車場やバス&タクシー降り場に着くと、そこに展望台がありますので、そこから下を覗くと、下にはハナウマ湾とビーチが広がっているのが見えます。
実際に泳ぐのはこの下にある海になりますので、まずは入り口までまっすぐ歩いて行きます。
入り口のところには、左側に行くとミニ展望台があり、そこからも眼下の海を見ることができます。
ここも写真スポットです!
その後、入り口のチケットブースに寄りますが、2021年からは入園するにはオンラインで事前に予約が必要となりました。
そのため、基本的には予約制なのですが、当日にまだ空きがある時間帯の枠が残っていれば、直接行っても入園できることがあります。
予約はこちらの公式サイトからします。
https://pros10.hnl.info/hanauma-bay
予約した場合でも、当日に直接ウォークインで行く場合でも、こちらから中に入ります。
中に入ると、「〇時〇分」と係の人に次のビデオ鑑賞の時間を告げられます。
ハナウマ湾は自然保護区域のため、観光客は必ずこのビデオを見てから海に行く形となっています。
このビデオはオーディトリアムのようなところで上映され、解説は英語ですが、日本語など多言語の機器も前のテーブルに用意されていますので、必要な場合はそれを借りて視聴することができます。
ビデオの内容は、
- ハナウマ湾では海洋生物は鑑賞する分には良いものの、触ったり追っかけたりするのはNG
- ゴツゴツしている岩のようなものはサンゴのことが多く、サンゴは生きているため踏んではいけない
- 海の生物のためにも、日焼け止めは水溶性ではなく、ウォータープルーフのものを使用すること
- 流れが速い場所や急に深くなる場所があるため、注意
など、ハナウマ湾を利用するにあたっての注意点となっています。
また、一度このビデオを見たら、その後1年間は再訪してもビデオを見る必要がありません。
ただ、免除となるためには、あらかじめ名前を登録しておく必要がありますので、もし1年間の間に再訪する予定がある場合、ビデオ上映後に前のテーブルで名簿に名前を記入しておくようにしましょう。
私たちもこのように、名前を記入しておきました。
ビデオを見終わったら、いよいよ坂道を降りて下の海へと向かいます。
ここからは園内シャトル(トロリー)に乗って行くこともできますし(片道2.75ドル)、または歩いて行くこともできます。
私個人のおすすめとしては、行きは歩いて行き、帰りはシャトルで登って帰ってくる、という方法です。
行は下り坂なためそれほど大変ではないのと、歩きながら眼下に広がる景色がきれいなため、所々立ち止まって写真を撮ることができるため、行きは歩きがおすすめです。
しばらく歩くとビーチが見えてきますので、ここまで来たら、あとは好きな場所に荷物をおき、海に入る準備をすればOKです。
貴重品の管理に関しては、上でもご紹介したハナウマ湾での持ち物や貴重品に関する記事で触れていますので、貴重品の管理もシッカリとしながら、楽しい時間を過ごして下さい!
まとめ
ハワイのハナウマ湾(ハナウマベイ)に個人で行く場合のため、現地でレンタルできるものや施設情報、当日の流れについてまとめてみました。
ハナウマ湾でレンタルできるものは
- シュノーケルセット
- ロッカー
のみとなり、それ以外の
- ライフジャケット
- マリンシューズ
- ウェットスーツ
- 浮き輪
- ビーチパラソル
- テント
といったものはレンタルができません。
そのため、こういったものが必要な場合、自分で用意をして行く必要があります。
ただ、個人で行くのにライフジャケットなどを買うのは、もし1度きりの利用であれば費用的にも高くもったいないため、そういった場合、オプショナルツアーの送迎サービスを利用すると、シュノーケルセットやライフジャケットなども付いてくることがありますので、かえって安くすみお得でおすすめです。
ハナウマ湾でシュノーケルセットやロッカーをレンタルした場合、返却時間は閉園時間よりも早めとなっていますので、時間に余裕をもって返却を済ませましょう。
ハナウマ湾現地では簡素なものの、更衣室&トイレ、そしてシャワーもありますので、現地で着替える場所もありかなり便利です。
ただ、旅行シーズンなどは混雑しやすい傾向がありますので、行きは出発時にあらかじめ水着を中に着ておくのがおすすめです。