台湾・台北の観光スポットで定番の一つが、古い街並みが特徴の迪化街(ディーホアジエ)です。
今回、この記事を執筆するにあたり、迪化街と深い関わりのある台湾人の友人の紹介のおかげで、迪化街の商店街の数多くの方々が取材に協力して下さいました。
そこでこの記事では、迪化街のお土産やグルメのおすすめのお店を地図入りでご紹介しています。
また、迪化街の営業時間や台北市内からの交通アクセス方法のほか、迪化街で有名なドライフルーツやドライマンゴー(無添加のものや愛文マンゴーなども)やお茶・雑貨・漢方・かごバッグ・からすみ・干しエビ・ナッツ・メンマなど幅広くご紹介しています。
地元の人でないとなかなか知りえない、ディープな迪化街の魅力を詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ではまず、迪化街の正確な読み方と発音から見ていきましょう。
[※本記事は長いため、途中で先にグルメ情報やアクセスについて読みたい方は、画面右下部分にある「目次へ」を押すといつでも好きな個所に行けますので、活用してみて下さい。]
迪化街(ディーホアジエ)の特徴や読み方は?
迪化街(ディーホアジエ)の特徴
迪化街(ディーホアジエ)は歴史ある区域で、1850年代から続く古い建物が特徴的な問屋街です。
これまでの歴史の中で様々な建物が建築され、清朝末期のものや日本統治時代の建物、バロック風の建物、モダンなスタイルなど、街中で様々な雰囲気を体験することができます。
近年では問屋街に観光客が訪れるようになり、また、古い建物をリノベーションした新たなモダンなスタイルのお店が登場して話題を呼ぶなど、ますます観光客の人気スポットとなっています。
特に台湾の旧正月(春節)前になると地元台湾人のお客さんが押し寄せ、非常に賑やかとなります。
迪化街(ディーホアジエ)の中国語の読み方!ピンインと実際の発音
そんな迪化街の読み方は、中国語では「ディーホアジエ」(ピンイン:díhuàjiē)といいます。
こちらで、女性と男性の発音をそれぞれ聴くことができます。
迪化街の読み方
迪化街の読み方
迪化街の「迪」の字は日本では使わない漢字のため、読み方の見当がつかないところがありますが、日本語で音読みにすると「てきかがい」とも呼ばれることもあるようです。
ただ、多くの人は中国語の「ディーホァジエ」と呼びますし、また現地でもこの呼び名でないと通じませんので、この読み方を覚えてしまいましょう。
では続いて、そんな迪化街の見どころや回り方について見ていきましょう。
迪化街(ディーホアジエ)の見どころ&回り方のおすすめ
初めて迪化街(ディーホアジエ)を訪れる場合、どこを見たら良いのか、どこに行ったら良いのかわからない・・・といった方も少なくないでしょう。
そこで、まず迪化街のおすすめの回り方について簡単に触れておきます。
迪化街(ディーホアジエ)の見どころ
迪化街(ディーホアジエ)の見どころを簡単にあげると
- 古い街並みと様々な様式の建築物
- 乾物やドライフルーツ、漢方、雑貨などのお土産品
- モダンな内装やテーマのショップ
- 美味しいグルメ
などがあります。
迪化街(ディーホアジエ)の所要時間&回り方
迪化街(ディーホアジエ)で必要な時間はどのくらい?
迪化街(ディーホアジエ)を周るのに、どのくらいの所要時間を見ておけばいいのか、気になる方も少なくないのではないでしょうか?
迪化街で必要な時間は目的別によって異なり
迪化街観光の所要時間
- 何も買わない、または買い物は少なく、サッと一通り有名な問屋街のエリアを見て回りたい → 20分ほど
- 有名な問屋街のエリアでじっくり見比べながら、お土産を選びたい → 30分~1時間ほど
- 観光客だけでなく、現地の人に人気のお店があるエリアも訪れてお土産を選んでみたい → 1時間~2時間ほど
- 途中お茶を飲んだり美味しい食べ物を食べたり、写真スポットで写真を撮ったりしながら、お土産ショッピングを楽しみたい → 2時間~3時間半ほど
- 迪化街の問屋街全体だけでなく、近くの淡水河のエリアまで楽しみたい → 4時間~4時間半ほど
など、迪化街のどのエリアを周るか、そして途中で飲んだり食べたりしたいかどうかによっても、所要時間が異なって来ます。
では、そんな迪化街の周り方として、おすすめのモデルコースをご紹介します。
迪化街(ディーホアジエ)のおすすめの回り方&モデルコース
まず迪化街(ディーホアジエ)に行くには、下のアクセス方法のところで詳しく解説をしていますが、最寄り駅として使える駅が3駅(北門駅、雙連駅、大橋頭駅)あります。
その中でも、迪化街から一番近いのが北門駅です。
そのため、特に初心者が押さえておくべき見どころや回り方としておすすめなのが、北門駅側から入る方法です(この説明の下に図がありますので、そちらも参考にしてみて下さい)。
左側の通路:主にドライフルーツやからすみ、アート系雑貨などを扱う商店が多い
右側の通路:主にお土産用の雑貨やお茶、漢方、ドライフルーツ、ナッツ、からすみなどを扱う商店が多い
といった回り方です。
迪化街は、何と言っても長く続く道路「迪化街一段」の両側にズラリと並ぶ商店が特徴的ですが、道路のどの辺りの場所かによって、扱っている商品の種類やお店の雰囲気が若干異なっています。
そこで、迪化街のお店の特徴を場所ごとにまとめてみます。
迪化街(迪化街一段沿い)のお店の特徴
- 南京西路方面や永楽市場付近:パッケージに入った商品が多く、特に観光客が立ち寄りやすい
- 民生西路の付近:ばら売り・量り売りの商品が多く、地元の人やお店を経営している人に特に向いている
- 迪化街一段の左側(北門駅から入った場合):主にドライフルーツやからすみ、アート系雑貨などを扱う商店が多い
- 迪化街一段のの右側(北門駅から入った場合):主にお土産用の雑貨やお茶、漢方、ドライフルーツ、ナッツ、からすみなどを扱う商店が多い
このように、道路のどの辺りかによってお店の雰囲気や扱っている商品も違って来ますので、色々回って見比べてみると楽しいですよ。
ちなみに、①の辺りは観光客向けのお店が多いとも言えますが、下のお土産のところでも触れるように、様々なドライフルーツの試食や無添加のものを探している場合、②の辺りが特におすすめです。
それでは、迪化街で買えるおすすめのお土産を見ていきましょう。
迪化街(ディーホアジエ)のお土産おすすめ一覧
迪化街は乾物やお茶、ドライフルーツ、漢方などで有名ですが、地元の人はもちろんのこと、観光客にもお土産として人気のものが数多くあります。
代表的なおすすめのものを見てみましょう。
ドライフルーツ&ドライマンゴー
種類が豊富な迪化街のドライフルーツ
ドライフルーツは、迪化街でも代表的な人気商品です。
ドライマンゴーを始め、ドライフルーツは台湾の名産品で、どの地域でも買うことができます。
ただこの迪化街の魅力は、ドライマンゴーだけでなく、レモン、キウイ、グァバ、パイナップル、いちご、金柑など、普段なかなか目にしないような果物までドライフルーツとして売られているところです。
ほとんどのお店では試食ができますので、いくつか試しながら気に入ったものを買うことができますよ。
人気の愛文マンゴー
複数買うなら小さめのパッケージがおすすめ
ドライマンゴーの中でも、愛文マンゴーは甘く美味しいと観光客に人気ですが、迪化街ではこの愛文マンゴーも数多く売られています。
お店によってパッケージの大きさが違いますので、色々な種類のドライフルーツを買いたい場合、できるだけ小さめのパッケージのものも用意してあるお店で買うのがおすすめです。
たくさん欲しいなら量り売りもおすすめ
またお店によっては、パッケージとして売っているのではなく、透明のビニール袋にその場で詰めて量り売りのところもあります。
気に入った味のドライフルーツで大量に欲しい場合、こういった量り売りで買うと比較的安くお得に買えますのでおすすめです。
場合によっては、ちょっとおまけしてくれることもありますよ。
無添加ドライマンゴー
無添加のドライマンゴーもあり
日本国内外を問わず、ドライフルーツというと漂白剤など、化学調味料が多く含まれていることが珍しくないのですが、嬉しいことに、迪化街では無添加のドライマンゴーや、その他の無添加ドライフルーツも売られています。
すべての商品が無添加ではないのですが、無添加のものは「無添加」といった表示がされていますので、お店をいくつか回りながら、無添加表示があるものがないかチェックしてみましょう。
無添加かどうか確認するコツ
商品が無添加かどうか確認するには、商品ケースに「無添加」と記載されているかどうか確認するほか、パッケージ入りのものであれば、パッケージの裏を見て成分を確認する方法があります。
ですが、成分表の上部には特に表示がなくとも、下の方に小さな字で別の内容物や添加物が記載されていることもあります。
成分表記はすべて中国語ですが、特に添加物に関しては日本人が読んでも何となく察しがつくものが多いため、判断しやすいかと思います。
ですが成分表を呼んでもハッキリしない場合もあるため、よくわからない場合や不安な場合は、店員さんに訊いてみるのがおすすめです。
ただ、その際に一つ注意点があります。
「化学物質が無添加」と言っても、その意味するところは人によって異なることがあるようです。
防腐剤や漂白剤に関しては、ほとんどの人は化学物質だと認識しているため特に問題はないのですが、人によっては砂糖を添加物だとみなしていないケースもあるようです。
そのため、保存料や漂白剤はもちろんのこと、砂糖なども入っていない無添加のドライフルーツを探している場合、一切何も入っていない天然そのままのドライフルーツなのかどうか、砂糖も加えられていないかどうかお店の方に確認してみるのと、誤解を避けることができおすすめです。
無添加のドライフルーツが売っているお店
迪化街で商店が立ち並ぶ通りはかなり長いのですが、場所によってお店の雰囲気や特徴も若干異なっています。
永楽市場に近い区域のお店では、パッケージに入ったドライフルーツを売っているお店が多く、また民生西路付近へ行くほど量り売りのお店が増え、そこでは無添加のドライフルーツもより見つけやすくなっています。
特におすすめのお店をあげておきます。
李日勝
こちらのお店は特にからすみで評判のお店ですが、ドライフルーツも扱っており、そのうちの数種類が無添加の自然のものになります。
どれもとても美味しく、品質にこだわっているのが感じられます。
また、商品は旅行者でも買いやすいパッケージに入れられていますので、気軽に買うことができます。
店員さんの中には日本語が流暢な方もいて、どれが無添加でどれがそうでないかしっかりと説明をしてくれます。
そのため、安心して選ぶことができる、おすすめのお店です。
住所:台北市大同區迪化街一段203號
電話番号:02-2557-0729
営業時間:8:50~17:50(ただし、旧正月/春節の前は夕方も延長して営業。旧正月/春節の1日~5日は休み、それ以外は年中無休)
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
合信蔘薬行
こちらのお店はドライフルーツや漢方、お茶などが豊富で、無添加のものも多く扱っています。
量り売りでビニールに詰めてもらうのですが、写真のようにパンパンに詰めてもらうこともできます。
日本語ができる店員さんがいることもありますので、量を多めに買いたい方に特におすすめのお店です。
住所:台北市大同區迪化街一段128號
電話番号:02-2549-0686
営業時間:10:00~20:00
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続いて、お土産で人気の雑貨やかごバッグについて見ていきましょう。
雑貨&かごバッグ
伝統的な雑貨や竹かごバッグのおすすめショップ3軒
迪化街の商店街には中華風のかわいい雑貨が売られているお店があります。
また、竹のかごバッグのお店も数軒あり、素敵なバッグが数多く売られています。
おすすめのお店をいくつかあげておきます。
大華行
竹かごや木工品、漁師網のナイロンバッグで人気のお店です。
店内には所狭しとカラフルなかごや独自センスが光る品物が売られています。
中には、竹でできた筒に「令和元年」と書かれたものが売られていました。
記念品として、思わず買いたくなってしまいますね。
住所:台北市大同區迪化街一段161號
電話番号:02-2553-0482
営業時間:10:00~19:00
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高建
こちらは日本人観光客に大人気の竹かごで有名なお店です。
色とりどりでオシャレなプラカゴの他、竹で編まれたカゴもあり、その他店内には様々な種類の器が売られています。
土日は非常に混んでいますが、朝は8時から夜20時までと比較的遅くまで営業していますので、立ち寄りやすいお店です。
住所:台北市大同區迪化街一段204號
電話番号:02-2557-3604
営業時間:8:00~20:00
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永興農具工廠
こちらは観光客が多い区域から若干離れているため、それほど人が多くなく、竹や木でできた器などの様々な商品を買うことができるお店です。
シンプルながらも素敵なデザインのものが多く、価格も良心的なため、知る人ぞ知るといった穴場的なお店で、コアなファンが多くなっています。
以前、NHKで取り上げられたこともあり、その影響で年々知名度が高まっているようですが、場所柄かまだまだ他のお店に比べると観光客は少なくなっています。
店員さんも親切で地元の人々が多く、ゆっくりと選びたい方におすすめのお店です。
典化文化藝術:モダンなアート雑貨のお店
民生西路を超えた商店街の辺りは、観光客が少なくなってくるのですが、この辺りは新たに作られたモダンでユニークなお店が多く、おすすめの場所です。
例えば、こちらは紙でできた動物のお面(と言っても、平面ではなく360度立体のマスク型お面)をメインに売っているお店ですが、紙と糊だけでこれほど成功な立体マスクが作れるのかと驚くものばかりです。
住所:台北市大同區迪化街一段178號
電話番号:02-2552-0160
営業時間:10:00~19:00
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Muskun Bar 一起吧:台湾の原住民族のお店
台湾の原住民族について知れるユニークなお店
上の紙のお面のお店の中を通り、更に奥に進むと、Muskun Bar 一起吧という台湾の原住民族がテーマのお店があります。
店内には台湾の原住民族についての情報のほか、原住民の方々が作られた雑貨やお土産が数多く売られています。
どれもユニークでぬくもりがあり、また力強さが伝わってくるような素晴らしい品々です。
こちらはお店で売られているビールですが、何とバタフライピー風味のビールもあります。
私と夫はバタフライピーが好きなため、さっそく1本買ってみました。
店内で販売しているものは、そのまま持ち帰りもできますし、また店内に併設されているレストラン&バーでその場で味わうこともできます。
種類によっては、試飲もできますよ。
ちなみに、こちらのお店の店員さんはとてもきれいな方ですが、何と台湾の女優さんでした!
台湾の原住民の方々の発展のため、原住民のオーナーの方とともにこちらのお店を展開しているそうで、コンセプトも素晴らしいですし、ぜひ多くの方に訪れて頂きたいおすすめのお店です。
お店を探す際の注意点
Muskun Bar 一起吧の位置は迪化街一段の通り沿いではないため、見逃しやすいのですが、上でご紹介した動物のお面やさんを見つけたら、そのままそのお店に入り、店内の奥に進めばこちらの原住民のお店に入ることができます。
また、以前はこちらのお店は迪化街一段の中でも現在とは別の住所にあったことがあり、そのためGoogle Mapで検索すると、旧住所(迪化街一段276號)が出て来てしまうことがあります(当時の店名は「MUSKUN 埕心聚落/Bar & Cafe」)。
現在の位置は迪化街一段178號になりますので、検索の際には注意をしましょう。
住所:台北市大同區迪化街一段178號
電話番号:02-2553-2906
営業時間:10:30~18:30
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
大春煉皂:肌に優しい無添加・天然の石鹸ショップ
迪化街には天然成分でできた無添加石鹸のお店もあります。
こちらの大春煉皂では様々な天然石鹸が売られており、また嬉しいことに、シンクが用意されているため、その場で実際に試してみることができます。
実は以前、別の天然石鹸で人気のお店で乾燥肌用の石鹸を買ってみたものの、残念ながら私には合わなかったようで、余計に肌が乾燥してしまって困っていたところでした。
こちらのお店で乾燥肌用のキュウリ石鹸を買って試してみたところ、ボソボソとなってしまっていた肌が弾力を取り戻し、いい感じに肌が整って来ました。
値段は280元(約1,008円)ですが、無添加石鹸でありながら石鹸が水で溶けてしまうこともなく、とてもコスパが良い商品です。
レトロなパッケージも素敵ですし、質も良く店内でお試しもできるため、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。おすすめのお店です!
住所:台北市大同區迪化街一段193號
電話番号:02-2553-3062
営業時間:平日9:00~18:00、休日9:00~18:00
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老綿成燈籠店:100年続く手作りの灯篭がキレイな老舗
老綿成燈籠店は1915年から続く、伝統的な手作り灯篭を扱っている老舗です。
店内と店頭には大小様々なサイズの灯篭が売られており、色や柄も鮮やかで思わず見とれてしまうほどです。
灯篭だけでなく、クッションカバーなどもお土産として人気です。
観光客が多いエリアからは少し離れていますが、お店の方も親切ですので、ぜひ一度立ち寄ってみて下さい。
住所:台北市大同區迪化街一段298號
電話番号:02-2557-8856
営業時間:9:00~20:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
では次に、迪化街で買えるパイナップルケーキについて見ていきましょう。
パイナップルケーキ
台湾旅行で定番お土産と言えばパイナップルケーキですが、ここ迪化街でもパイナップルケーキが売られています。
いくつかのお土産やさんでは、様々なブランドの箱入りのパイナップルケーキが売られていますので、お土産に買うことができます。
お値段は小さい箱80元(約296円)~ 20個入りの大きい箱300元(約1,100円)
大抵、少し大きめのお土産やさんであれば置いてありますので、すぐに見つかります。
個別包装されたものであれば、ばらまきお土産としてもちょうど良いため、おすすめです。
数あるお店のの中でも、ここではちょっと変わったパイナップルケーキのお店をご紹介しておきます。
滋養製菓
滋養製菓は日本の最中や羊羹などの和菓子を台湾で制作し販売しているお店ですが、こちらのお店には非常に美味しいパイナップルケーキが売られています。
パイナップルケーキというと、普通はパイナップルのジャムが生地の中に包み込まれていますが、こちらのお店のものはクッキー風の生地の間にパイナップルジャムが挟まれたスタイルになっています。
生地の香りや甘さ・食感はどれをとっても素晴らしく、また間に挟まれているパイナップルジャムもほどよい甘酸っぱさが病みつきになる味です。
とても上品な味わいのお菓子で、一押しのお土産です。
ちなみに、このお店の烏龍茶風味の羊羹も、烏龍茶の香りがほんのり漂う羊羹で、甘すぎず大変おすすめです。
住所:台北市大同區迪化街一段247號
電話番号:02-2553-9553
営業時間:平日9:00~19:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
お茶
台湾と言えばお茶が有名ですが、ここ迪化街でも様々なお茶が売られています。
水果茶(フルーツティー)や観音茶、烏龍茶、バタフライピー、菊花茶、漢方入りのお茶など、様々です。
茶葉がそのままパッケージに入れられているものが多いですが、中にはこのように少量づつ円形に包装されており、ばらまきお土産として喜ばれるようなタイプのお茶もあります。
暑い時には漢方入りの冷たいお茶がおすすめ
ちなみに、三寶隆燕窩というお店はツバメの巣を売っているお店ですが、店頭でお店のオリジナルのお茶が何種類か売られています。
試しに麦芽糖入りの桑の実ジュースと銀耳(きくらげ)がたっぷり入った漢方茶を買ってみましたが、とても濃く美味しかったです。
店員さんも親切で、また、そこで買うと店内のカウンターに座らせてくれ、ちょっとしたお茶菓子も下さいますので、歩き疲れて一休みしたい時などにもおすすめです。
住所:台北市大同區迪化街一段79號
電話番号:02-2555-2611
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本格的なお茶屋さんやテイスティングも
迪化街には、本格的なお茶屋さんや中にはテイスティングができるお店もあります。
どのお店も古い風情ある建物で雰囲気が良く、落ちついたレトロな空間でしばし休憩して行くのにもおすすめです。
いくつか、おすすめをあげておきます。
南街得意
南街得意は、レトロで落ち着いた家具や雰囲気が特徴のティーハウスです。
1階と2階があり、特に2階は美術館とも思えるようなアンティークの家具が魅力で、まるでタイムスリップしたかのような気持ちになれる、素敵な空間となっています。
住所:台北市大同區迪化街一段103號
電話番号:02-2552-1367
営業時間:11:00~19:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
臻味茶苑
こちらの臻味茶苑は、清朝末期から使われている建物を使用しているそうで、本格的なお茶屋さんです。
実際に昔使われていた茶葉を輸出入する木箱が置かれていたり、内装も歴史を感じられるもので、風情があります。
中では店員さんがお茶のデモンストレーションを行って下さり、テイスティングをすることができます。
住所:台北市大同區迪化街一段156號
電話番号:02-2557-5333
営業時間:10:00~18:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
漢方
迪化街の問屋街には、漢方を売っているお店が数多くあります。
どれも本格的な漢方のため、観光客が買うにはちょっと敷居が高いかも知れませんが、雰囲気を味わうだけでもとても楽しいですよ。
からすみ
台湾のからすみはとても美味しく、例えば人気観光スポット・九份でも人気のお土産ですが、ここ迪化街では良質なからすみを比較的安く買うことができます。
お店によってサイズや値段が違うため、いくつか回ってみるのがおすすめです。
ここでは、いくつか特に一押しのお店をご紹介しておきます。
李日勝
上の無添加ドライフルーツのところでもご紹介したお店・李勝ですが、このお店は特にからすみで有名です。
多くのお店では機械でからすみを製造していますが、こちらのお店では1枚1枚手で天日干しをしているそうです。
地元メディアにも取り上げられたことがあり、その品質には地元台湾でも定評があります。
からすみは生のものや焼いたものなどいくつか種類があり、どれも味わいが異なっていますが、こちらのお店のものはどれもチーズのように濃厚です。
地元台湾人は大きめのサイズのものを買って行くことが多く、日本人は小さめのサイズ(約1,665円~)のものを選ぶことが多いそうですが、大きめのサイズの方がより脂分も多く濃厚な味わいとなるため、もし家族みんなで食べる場合などは、大きめのサイズのものを買って行くのもおすすめです。
ちなみに、私個人的に特におすすめなのが、こちらのお店のXO醤です。
普通、XO醤というと中華料理の調味料として使われるイメージですが、こちらのXO醤は調味料としての使い方はもちろんのこと、そのまま豆腐や卵に載せたり、ご飯に載せるだけであっという間に一品立派なおかずができてしまうのです。
中に使われている干し貝は日本製のものを使用しているそうで、具のサイズも大きく、しっかりとした食べ応えがあります。
我が家でも大好評で、これを食べて気に入らない人はいないのではないか、というほどの一押しです。
店頭では試食もできますので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
住所:台北市大同區迪化街一段203號
電話番号:02-2557-0729
営業時間:8:50~17:50(ただし、旧正月/春節の前は夕方も延長して営業。旧正月/春節の1日~5日は休み、それ以外は年中無休)
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
干しエビ
迪化街には干しエビも売られています。
様々な種類の干しエビが店頭に大量に並べられており、圧巻です。
ナッツ
迪化街で買えるお土産として、ナッツも人気です。
ナッツは様々な種類があり、多くのお店で売っていますので、こちらもお店を回りながら好みのものを見つけるのも楽しいですよ。
ちなみに、ここでは1軒、ナッツ絡みでユニークなお店をあげておきます。
六木埕
こちらの六木埕は海苔のお店なのですが、ただの海苔だけでなく、海苔の間にナッツが挟まれたものが売られています。
海苔の味がしっかりとある中で、ほんのりとナッツの風味もあり、食べ応えがあります。
おかずというよりは、スナック的な感覚で食べられる商品で、その美味しさからつい手が止まらなくなってしまいます。
ちなみに、間に挟まれているのはナッツの他、ドライフルーツやオレンジ・牛乳などもあり、どれもユニークな味でおすすめです。
住所:台北市大同區迪化街一段264號
電話番号:02-2553-4819
営業時間:10:00~19:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
メンマ
迪化街のお土産でメンマも人気です。
迪化街でメンマを扱っているお店は数軒ほどと数少ないものの、店頭では様々な種類のメンマが売られています。
ちなみに、メンマは飛行機で持ち込みが禁止されているため、お土産で買う場合は必ずスーツケースに入れ、預け荷物としてチェックインするようにしましょう。
ここでご紹介したもののほか、台湾では可愛いお土産や美味しいお菓子など、おすすめのお土産が他にもたくさんあります!
台湾で買える人気&おすすめのお土産42選については、こちらの記事で詳しくまとめていますので、こちらも是非参考にしてみて下さい!
では続いて、迪化街のグルメでおすすめのお店をご紹介していきます。
迪化街(ディーホアジエ)のグルメでおすすめのお店
迪化街(ディーホアジエ)には美味しい大衆食堂が数多くあり、多くの観光客は永楽市場付近の食堂で食べることが多いようです。
そこで、今回は観光客がよく訪れるお店のほか、観光客にそれほど知られていない穴場で、非常に美味しいお店もいくつかご紹介します。
グルメ編では、以下のカテゴリーに分けて順にいくつかお店をご紹介していきます。
- 食堂&レストラン
- ジュースやスイーツ
- カフェ&バー
では、まずは食堂&レストランから見ていきましょう。
迪化街(ディーホアジエ)のグルメ:おすすめの食堂&レストラン
永樂担仔麺:孤独のグルメで訪れた食堂
永楽市場のすぐ目の前にある永樂担子麺というお店は、テレビ番組『孤独のグルメ』で取り上げられたお店です。
日本人観光客も多く訪れるということで、今回こちらのお店で番組で注文したという食べ物を中心に、いくつか食べてみました。
魯肉飯や鶏肉飯も良かったのですが、意外にもとても美味しかったのがタケノコのスープと野菜でした。
店内には『孤独のグルメ』の五郎さんと一緒の写真も飾られています。
店員さんたちも気さくで、値段も安いですし、気軽に立ち寄れるお店です。
住所:台北市大同區南京西路233巷20號
電話番号:02-2556-2736
営業時間:11:30~20:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
民樂旗魚米粉:魯肉飯やビーフンで人気のお店
上でご紹介した永樂担仔麺の隣にあるお店で、こちらも魯肉飯やビーフンが人気のお店です。
サッパリとした優しい味が特徴で、リピーターも多い人気店です。
住所:台北市大同區民樂街3號
電話番号:02-2556-2736 933 870 901
営業時間:06:00~12:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
老阿伯魷魚羹:つみれ・魚団子のスープや油葱飯が秀逸
老阿伯魷魚羹は知る人ぞ知る、とてもおすすめの食堂です。
特におすすめはつみれ・魚団子のスープと油葱飯で、思わずおかわりをしたくなってしまうほどの美味しさです。
立地が観光客が多いエリアからは若干離れているため、観光客はほとんどおらず地元の人たちばかりですが、店員さんたちも優しく、また日本語メニューもあり注文しやすいため、是非一度立ち寄ってみて下さい。
住所:台北市大同區迪化街一段226號
電話番号:02-2556-6246
営業時間:10:00~18:00(定休日:水曜日)
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
稻舍URS329:体に優しい味の上品な定食レストラン
古い建物をモダンにリノベーションしたレストランで、店内も広々とオシャレで清潔感があり、上品な雰囲気のレストランです。
お米がウリのレストランで、一味違ったオシャレな定食を味わうことができます。
素材や味にもこだわりや配慮が感じられる、おすすめのレストランです。
メインディッシュも美味しいのですが、サイドディッシュがそれぞれとてもユニークで、どれもなかなか他では味わえない美味しさです。
写真つきの日本語メニューがある上、店員さんたちもみな大変親切ですし、中には英語と日本語がある程度できる方もいますので、安心して注文することができます。
住所:台北市大同區迪化街一段329號
電話番号:02-2550-6607
営業時間:12:00~15:00 / 17:30~21:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
売面炎仔:地元台湾人に大人気の食堂
こちらのお店は観光客はほぼいないものの、地元の台湾人に絶大な人気の食堂です。
Googleでの口コミは、何と1,700件以上!
一番人気は乾麺ですが、その他にも台湾のB級グルメが一通りあります。
口コミでは衛生面がちょっと気になるという意見もありますが、安くて美味しいといつも混んでいるお店です。
注意点は、営業時間が午後3時に終わってしまうことです。
また、完売してしまうと早くに店じまいをしてしまうため、行くのであればできるだけ早い時間帯がおすすめです。
私が行った時も、残念ながら閉まった後となっていました。
地元に詳しい台湾人の友人も一押しのお店で、味はとにかく美味しくおすすめだそうです。
住所:台北市大同區安西街106號
電話番号:02-2557-7087
営業時間:8:00~15:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
度小月:担仔麺で有名なお店
台湾で有名な担仔麺の元祖のお店が度小月ですが、ここ迪化街にも店舗があります。
元々は度小月が始めたものの、今や台湾全土で食べられるまでになった担仔麺。
こちらの迪化街の店内はおしゃれで凝った内装となっており、素敵な雰囲気です。
看板メニューはやはり担仔麺ですが、1杯の量が割と小さめのため、担仔麺の他にも肉団子や名物のアヒルの卵なども入れて食べたり、また魯肉飯などを一緒に頼むのがおすすめです。
特にスープが濃厚で何度でも食べたくなってしまいます。
では、台湾人の友人から教えてもらった、そんな担仔麺の地元の人たちの食べ方とちょっとしたコツをご紹介しておきます。
名物・担仔麺の地元流の食べ方とコツ
度月月の担仔麺は、実は「食べてそれでお終い」ではないのを知っていましたか?
麺とスープを完食した後、店員さんに頼むと、エビの出汁がきいたスープをなみなみと注いでくれるのです。
麺が入っていた時のスープとはまた違い、サラサラとしたスープにエビの風味が良く出ていて非常に美味しいスープです。
このエビの出汁スープが欲しい場合、「加湯」(ジャータン/jiātāng)と言えばOKです。
より丁寧に、店員さんに「不好意思!加湯,謝謝!」(プーハオイース!ジャータン、シエシエ/bùhǎoyìsi, jiātāng, xièxiè)と言えばなお良いでしょう(意味は「すみません、スープお願いします」)。
そして、もし魯肉飯も頼んでいれば、残りの魯肉飯にこのエビの出汁スープを少し混ぜて食べると、また一味違った風味になり美味しいですよ。
ぜひ、地元の台湾人流の食べ方にも挑戦してみて下さい!
住所:台北市大同區迪化街一段112號
電話番号:02-2556-6246
営業時間:11:00~21:30(ラストオーダーは21:00)
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
純純新創小食:裏メニューの北京風ジャージャー麵が美味しいお店
こちらのお店は、食事も美味しく、飲み物も美味しい一押しのお店です。
中でもおすすめは、北京風ジャージャー麵(老北京炸醤麺)です。
店頭の看板の表には書かれておらず、裏側にコッソリと書かれています。
北京風ジャージャー麵には良質の黒豚がふんだんに使われており、味も北京の伝統の味をそのまま受け継いでいるそうです。
濃厚なのにさっぱりしており、数あるジャージャー麵の中でも美味しさは一押しです。
お店の方々もみなとても親切ですので、是非一度訪れてみて下さい。
住所:台北市大同區迪化街一段265號
電話番号:02-2552-0633
営業時間:13:00~21:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
では続いて、迪化街でおすすめのドリンクやスイーツのお店を見ていきましょう。
迪化街(ディーホアジエ)のグルメ:おすすめの飲み物&スイーツのお店
鉋点 KOW KOW:台湾独特のピーナッツとアイスのクレープ
永楽市場の横に台北霞海城隍廟というお寺があるのですが(詳しくは下で解説をしています)、そのお寺の向かい側辺りに、屋台のアイスクレープ屋さんがあります。
台湾独特のアイスクレープで(中国語名:花生捲冰淇淋)、薄い生地にアイスクリームとピーナッツをかんなで削った粉が入った、風味良いスイーツです。
パクチーを入れるか入れないかも選ぶことができます。
以前、他の地域でもこのピーナッツとアイスのクレープを食べたことがあるのですが、この迪化街の方が断然美味しく、おすすめできます。
また、こちらのお店ではアイスの種類も選ぶことができ、自分好みのクレープにカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。
店員さんたちも大変気さくで親切で、また英語もできますので是非一度試してみて下さい。
住所:台北市大同區迪化街一段80號
営業時間:12:00~18:00(定休日:月曜日)
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金桔檸檬汁:フレッシュジュースが飲める大人気のドリンクスタンド
こちらの金桔檸檬は、その場でキンカン、レモン、オレンジなどのフルーツを絞ってジュースを作ってくれる、フレッシュジュースがウリのドリンクスタンドです。
地元台湾人に特に人気で、混雑している時は人々がお店を取り囲んでいたり、長い行列ができていることもあります。
暑い日には特に人気のお店です。
住所:台北市大同區迪化街一段166號
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合興壹玖肆柒:台湾人に長く愛され続ける伝統菓子の新店舗
合興壹玖肆柒は、地元で70年以上愛され続けてきた伝統菓子を販売しているお店で、この迪化街の店舗は新しくオープンしたものです。
見た目も愛らしいものが多く、色とりどりでありながらどこか優しい雰囲気の中華風伝統スイーツが並んでいます。
地元台湾人に特に人気で、近年ではそのオシャレなお店やお菓子のスタイルから、観光客にも人気が高まっています。
住所:台北市大同區迪化街一段223號
電話番号:02-2557-8060
営業時間:11:00~19:00(定休日:月曜日)
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夏樹甜品:台湾人に大人気の杏仁豆腐のお店
こちらの夏樹甜品は地元台湾人に大人気のお店で、観光客も一度食べたら誰しもがファンになってしまうという杏仁豆腐のお店です。
小さなお店ながら、Googleの口コミが1,000件以上もある有名店です。
柔らかくプルンとした食感が特徴で、杏仁豆腐のほか、杏仁豆花や杏仁かき氷もあります。
住所:台北市大同區迪化街一段240號
電話番号:02-2553-6580
営業時間:10:30~18:30
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大盗陳:地元台湾人に人気のミルクティー店
こちらの大盗陳はモダンな内装で、地元台湾人に人気のミルクティーのお店です。
ただ、口コミでは2つに分かれる傾向があり、さっぱりしていて美味しいという意見と、味が薄いという意見もあるようです。
確かに、多くのミルクティーのお店のものと比べると、かなり甘さ控えめですが、その分クセが少なく、暑い日でも飲みやすい味になっています。
人気のタピオカミルクティーのほか、ミルクホイップの入ったものなど、様々な種類のミルクティーが売られています。
住所:台北市大同區迪化街一段217號
電話番号:02-2552-0575
営業時間:11:00~18:00
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純純新創小食:マンゴスムージーが絶品!
上のレストランのところで、裏メニューの北京風ジャージャー麵が美味しいとご紹介した純純新創小食ですが、こちらのお店のメインはドリンクやデザートです。
その中でも、人気なのは梅ジュース(老字號酸梅湯)とマンゴスムージー(芒果親青)です。
梅ジュースはほどよい酸っぱさが特徴で、また梅を炭火で処理してあるため、独特の炭火の風味があります。
暑い日にピッタリの甘酸っぱさが何とも言えない美味しさです。
そして特におすすめなのが、マンゴスムージーです。
マンゴスムージーは一般的に、氷がたくさん使われている場合など、味が薄めだったり水っぽかったりすることも少なくありませんが、こちらのお店のマンゴスムージーは格別で、トロリとした濃厚な風味でしっかりとしたマンゴーの味が堪能できます。
また、熟したマンゴーと若いマンゴーの両方が味わえる、ユニークなスムージーです。
元々、私はマンゴスムージーはそれほど好きではなかったのですが、このお店のものは非常に美味しく、色々な方に食べて頂きたいおすすめの一品です。
住所:台北市大同區迪化街一段265號
電話番号:02-2552-0633
営業時間:13:00~21:00
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
迪化街(ディーホアジエ)のグルメ:バー
迪化街は多くのお店が夕方早くに閉まってしまうのが特徴ですが、中にはゆっくりと夜遅くまでコーヒーを飲んだり1杯やりたい、なんて方もいるかと思います。
そんな方におすすめなのが、鲁蛋茶酒馆(魯蛋茶酒館)・春風得意です。
こちらのカフェ&バーは、一瞬見逃してしまいそうな場所にあるのですが、芸術家のオーナーが経営しているカフェ&バーで、2階はAirbnbの宿泊施設となっています。
1階のカフェ&バーの内装はオーナー自ら木彫りで作り上げた家具や装飾品で飾られており、ただただ見事だと言うしかありません。
レトロなのにモダンで素敵な雰囲気、伝統的な木のスタイルが居心地よく感じられます。
こちらは地元の人たちがコーヒーやお酒を楽しんでいますが、店員さんたちもお客さん方もみなフレンドリーで親切です。
台湾の歴史ある街・迪化街でレトロモダンなデザインや温かみのある空間でひと時を過ごしてみたい方は、ぜひ一度立ち寄ってみて下さい。
住所:台北市大同區迪化街一段333號
電話番号:02-2553-6111
営業時間:月~木は18時~深夜0:00、金~日は16時~深夜0:00
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ここまで、迪化街のグルメをご紹介して来ましたが、迪化街の魅力は他にもまだあります!
続いて、迪化街のその他のおすすめスポットで、ここは是非押さえておきたいという場所をいくつかご紹介しておきます。
迪化街(ディーホアジエ)のその他のおすすめスポット
永楽市場:布市場として有名なスポット
永楽市場は、迪化街一段と南京西路が交わるところにあり、目の前はちょっとした広場になっています。
広場のベンチでは老若男女様々な人がおり、しばし休憩していたりします。
ちなみに、リスをペットとして飼っているおじいさんもいました。
リスはおじいさんに懐いているようで、その愛らしい姿に地元の人も写真を撮っていました。
永楽市場は、階段を上がると布市場となっており、フロア全面に様々な布が売られています。
かわいい模様の布も多く、観光客にもお土産として人気だそうです。
また、この永楽市場は上の階にも行け、例えばすぐ上のフロアでは、デザイン専攻の学生さんたちの作った様々な洋服が展示されています。
モダンなスタイルやユニークなもの、中華風の民族衣装など、様々なデザインの服装を見ることができます。
住所:台北市大同區迪化街一段21號
電話番号:02-2558-4858
営業時間:6:00~18:30(定休日:日・祝日)
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
霞海城隍廟:縁結びと魔除けの神様などを祀る人気寺
永楽市場のすぐ横にある霞海城隍廟は1856年に建てられた、150年余りの歴史を持つ縁結びで有名なお寺です。
この廟のユニークなところは、縁結びだけでなく、魔除けの神様も祀られていることです。
中には数多くの神様が祀られており、恋人ができたり夫婦仲を良くしてくれるだけでなく、悪いものが寄り付かないように魔除けもしてくれるのだそうです。
お寺には日本語での参拝の仕方を説明した案内文もありますので、良縁を望んでいる方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
こちらの公式ページにも、日本語で参拝方法やお寺についての様々な情報が記載されています。
迪化207博物館:様々なテーマのオシャレなミュージアム
迪化207博物館(museum207)は、台湾の歴史や伝統文化・アートが展示されたミュージアムです。
入場料は無料で、誰でも気軽に出入るすることができます。
展示品のテーマは時期により変わり、その都度新たなアートを楽しむことができます。
1階~4階まであり、4階は屋上から迪化街の街並みや淡水河の一部を覗くことができ、路面から見た迪化街とはまたちょっと違った街並みを体験することができます。
住所:台北市大同區迪化街一段207號
電話番号:02-2557-3680
開館時間:月~金は10:00~17:00(火曜日定休)、土&日は10:00~17:30
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
詠春拳:日本人マスターによる詠春拳の教室
迪化街には、何と日本人が教えていらっしゃる詠春拳の教室があります。
詠春拳とは、ブルース・リーがマスターしていた中国武術の一種ですが、創始者は中国広東省の女性というだけあって、体格や腕力に頼らない効果的な武術として世界中で人気があります。
迪化街で詠春拳を教えていらっしゃるのは、五十嵐優介さん。
もともと、横浜で台湾人の師匠から詠春拳を学び、その後、師匠の師匠から更に詠春拳を学ぶべく、台湾に移住されたそうです。
長年の訓練の末に詠春拳をマスタ-し、現在は迪化街で地元の台湾人の方々を中心に詠春拳を教えていらっしゃいます。
ちなみに、五十嵐さんがマスターされたのは、ブルース・リーの師匠である葉問(イップマン)の系統の詠春拳で、教室には立派な免状が飾られています。
五十嵐さんはとても親切で気さくな方で、今回、詠春拳の練習風景や様々な技を披露して下さいました。
こちらの教室では、生徒さんは基本的には地元の台湾人が中心だそうですが、日本人観光客のための単発レッスンも可能だそうです。
観光客用の詠春拳体験レッスン詳細
- 料金:1人500元(1名のみ参加の場合は700元)
- 時間:45分(基本的に15時~15時45分、その他の時間は応相談)
- 予約:必要
興味がある方は、是非連絡してみて下さい。
住所:台北市大同區迪化街一段209巷11號
練習時間:火&水は18:00~19:30、土&日は10:00~11:30
連絡先:Facebook盧文錦詠春拳・迪化街支部のページ
場所:地図を見るには、こちらをクリックして下さい
大稲埕碼頭:淡水河が一望できる広場
迪化街の魅力は、実は古い街並みや数多くの商店街だけでなく、水辺が近くにあるということです。
迪化街と涼州街が交差する辺りから、徒歩で5分ほどもすれば大稲埕碼頭という広い川辺の広場にたどり着けます。
いくつもの歌やダンスショーが開催されているほか、プレハブ型のドリンクスタンドや軽食店が並び、お店の2階に登って屋上で楽しむことができます。
ここはサンセットがきれいで、また夜もお祭りのような雰囲気でとても楽しいですよ。
また昼間であれば、ここから淡水までフェリーで行くこともできます(所要時間は約35分ほどです)。
ただ、一日に1本と本数が少ないため、タイミングを合わせるのが難しいかも知れません。
(詳細は、こちらのフェリーの会社のサイトで確認が可能ですが、残念ながらすべて中国語表記になっています。最新の時刻表を確認したい場合、こちらの「最新行程」のページで確認してみて下さい。ちなみに、ページ内に記載の「六」は土曜日、「日」は日曜日の意味です。)
大稲埕碼頭は昼間は昼間なりに、そして夜は夜なりにきれいな景色が楽しめますので、時間がある場合、ぜひおすすめしたいスポットです。
それでは、迪化街を訪れる際には外せない、おすすめの写真スポットについて見ていきましょう。
イチオシのおすすめ写真スポット
迪化街は古い街並みや建物が有名なため、その独特な雰囲気を写真に収めたい方も多いかと思います。
ですが、いざ迪化街に行ってみると、「あれ?雑誌で見たあの素敵な場所はどこ・・・?」と、戸惑ってしまいがちです。
特に、途中の民生西路の途中で引き返してしまったり、そのまま帰ってしまう観光客も少なくなく、せっかくのきれいな撮影スポットを見逃してしまうことも珍しくないためです。
そこで、おすすめの写真スポットとどんなイメージなのか、それぞれ写真をあげておきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
では、このように見どころが盛だくさんの迪化街を訪れるのに知っておくべき、お店の営業時間について見てみましょう。
迪化街(ディーホアジエ)の営業時間
お店によって違う営業時間
迪化街(ディーホアジエ)は問屋街のため、お店によって営業時間が異なっています。
問屋街の多くのお店の場合、朝10時頃から開き、夕方は18時頃に閉まります。
中には朝8時~夜21時頃までと、長く営業しているお店もありますが、多くは夕方に閉まってしまいますので、お土産を買うのであればできるだけ早い時間帯がおすすめです。
それ以外のカフェやレストランなど個別のお店については、上でそれぞれの箇所で営業時間を記載していますので、参考にしてみて下さい。
旧正月(春節)の時期は要注意!
また、台湾の旧正月(春節/毎年変動し、大体1月~2月)の前になると、長めに営業しているお店も多くなります。
ただ、旧正月(春節)の間となると、数日ほどお休みするお店が多くなっていますので、毎年春節はいつなのかあらかじめチェックしておき、できれば別の時期に訪れるのがおすすめです。
こちらは中国の春節についてまとめた記事ですが、中華圏の最大のイベント・春節の文化についても知ることができますので、あわせて参考にしてみて下さい。
では続いて、迪化街の行き方について見ていきましょう。
迪化街(ディーホアジエ)の行き方&交通アクセス方法
迪化街(ディーホアジエ)に観光客が行くのに一般的な方法でおすすめは、
- MRTで最寄り駅まで行き、そこから徒歩
または - タクシー
になります。
それぞれ、順番に見ていきましょう。
迪化街(ディーホアジエ)までMRTと徒歩で行く行き方
迪化街(ディーホアジエ)の最寄り駅は3つあり、
- 北門駅:徒歩で約10分
- 雙連駅:徒歩で約15分
- 大橋頭駅:徒歩で約20分
になります。
駅からより近く、また人々が多く集まっている永楽市場が近いのは北門駅の方ですので、北門駅から徒歩で行く方法がおすすめです。
そして迪化街を一通り回った後、そのまま雙連駅か大橋頭駅まで歩きかタクシーで行くと良いでしょう。
また、雙連駅の方向へ行く途中、有名な寧夏夜市がありますので、そちらに立ち寄るのもおすすめです。
迪化街(ディーホアジエ)までタクシーで行く行き方
ガイドブックなどには、迪化街までの行き方として「雙連駅からタクシー」と書かれているものもあり、タクシーを利用する観光客も少なくありません。
タクシーであれば道がわからなくても楽に到着できますので、タクシーを使うのも一つの方法です。
ただ、時間帯によっては道路が混雑しており、予定に時間がかかってしまう場合もありますので、そういった場合は歩いて行ってしまうのがおすすめです。
徒歩で10分~20分というと、かなり長く感じるかも知れませんが、旅先では色々と目新しいものを目にしながら歩いて行くため、意外とそれほど大変ではありませんので大丈夫です。
まとめ
歴史ある街で近年では観光客にも人気のスポット・迪化街について、台湾人の友人や迪化街の地元の方々の協力のもと、私自身の感想なども織り交ぜながらご紹介してみました。
「迪化街」という地名は一見すると読みにくいですが、中国語での読み方は「ディーホアジエ」となります。
迪化街のおすすめの行き方は地下鉄(MRT)北門駅から徒歩で行く方法です。徒歩で10分ほどと、アクセスも悪くありません。
そして迪化街では永楽市場で布やデザイン服の展示を見たり、台北霞海城隍廟でお参りをしたり、またお土産探しやグルメを楽しむことができます。
営業時間はお店によってまちまちですが、早いところでは朝9時頃から開き、夕方は18時頃閉まるお店が多くなっています(中には、夜20時~21時まで営業しているお店もありますが、少数です)。
迪化街で観光客に特に人気なのはドライフルーツやドライマンゴーで、甘さが人気の愛文マンゴーや無添加のものも売られています。
また、お茶・雑貨・漢方・かごバッグ・からすみ・干しエビ・ナッツ・メンマなど、他にも幅広く売られていますので、ぜひ時間をかけて周りながらお気に入りを見つけてみて下さい。
その他にも、迪化街では美しい街並みが撮影できる写真スポットもありますし、日本人マスターが教えて下さる詠春拳の教室、そして台湾の原住民族のショップなど、魅力がたくさんあります。
また帰りには、淡水河のきれいな風景が見渡せる大稲埕碼頭や、有名な寧夏夜市にも歩いて立ち寄ることもできますので、ぜひゆっくり時間をとって訪れてみて下さい!